2023年、モルディブへのフライトはシンガポール航空を利用しました。
コロナ前は、シンガポール⇔マレ間の機材はA330、B787あたりが主流でしたが、現在は昼便が「B737-Max8」、夜便はA359が就航しています。
※A359については→こちらで搭乗記を書いています
(1) B737-Max8レイアウト
ビジネスクラスは10席のみで、アブレストは2-2、1-1、2-2のナローボディー。
1の座席(12列目)のみ、すごく広いシートとなっています。こちらの画像はSQサイトより
搭乗口は前方・後方に1か所ずつなので、ボーディングブリッジでの搭乗の場合は、全員が前方入口から入っていくようになります。
タラップ搭乗の場合(モルディブ発)のみ、2か所からのボーディングです。
(2) 座席
こちらが一人席で、両サイドにコンソールがついています。
2023年10月現在は、夜便はこちらのB737-Max8ではなくA359が運航していますよ!
2人席はセンターテーブルをシェア。
座席は他のSQシートに比べたら狭め。新しい機材ですが、ちょっと一昔前の座席みたいな作りです。
スクリーン。
オットマンからスクリーンまでの高さがないため、寝返りを打つのがちょっと難しい。
スクリーン下にシートポケット。薄いポーチなら収納可能。
中央のシートポケットは既に色々入っているので使えず。
座席横に、シートコントローラーです。シンプルで非常に分かりやすい!
お水。
ちょっとした収納②と、USBポート、ライト、ヘッドフォン。
ヘッドフォンと耳当てカバー。
座席横に、こうしてヘッドフォンをかけるところがあって便利。水もしまえます。
私の中では、
- ヘッドフォンをかける場所
- ポーチやパスポートをしまえる収納(カチッと閉めれるタイプ)
- 水を置ける場所
- 靴をしまう場所
この4つがあると、すごく便利だなーと思います。
テーブルは、座席の真ん中のところに収納されています。
アームレストの部分をぱかっと開けると、
コントローラー。
スクリーン下はすぐオットマン。
SQのB787のように、さらにその下に靴置きがあるタイプではないので、靴は座席の横に置いておくと良いです。ここで脱いでしまうと、奥に靴が行ってしまい取り出しにくくなります。
シンガポール出発の時は右側の席、マレ出発の時は左側の席だとシンガポール全体が見渡せます。
遠くで雷が光っていました。
(3) 機内食
シンガポール航空ビジネスクラス以上を利用の際、事前にBook the cookというメニューから特別な機内食をオーダーすることができます。
Book the cookをオーダーしよう!
フライト予約後、Manage bookingから機内食事前オーダーを選べばOK。3日前とかには締め切られちゃうので、早めに予約しておきましょう。
有名なブントンキーのチキンライスや、ソンファのバクテー、他にもラクサ、ナシレマ、プラウンヌードルスープなど、シンガポールならではのグルメが多々あり。
もちろん洋食もあります。
バクテーとチキンライス
シンガポール発、モルディブ行きは夕食が出ます。まずは前菜から・・・
私がサラダを盛りつけたらこうなっちゃうな、という感じで、ドレッシングもなくて私だけ忘れられたのかな?と。
夫のも見てみたら、同じくドレッシングなし。
今はコロナ後で、きっと色んな所にまだ爪痕というか、制限やコスト削減があるんだろうな。
そんな中でも事前オーダーしていたバクテーはちゃんと出してくれて、有難いです。
機内で食べるバクテーも、なかなか美味しかったです。
夫はチキンライスを。こちらもBook the cookからのメニューです。
私はチキンライスが苦手なので食べれないのですが、夫いわく美味しかったそうです。
食後はTWGのお茶と、デザートを。SQのデザートは私好みで、いつもおかわりしたくなります。
帰りはうっかり寝てしまい、夫も私も機内食をいただけませんでした。
CAの方が「寝ていらしたので、夕食はスキップしました。」と・・・深夜便だと、うっかり寝てしまう方も多いかと思います。
機内食が欲しい方は、事前にCAの方に起こしてもらうよう声をかけておきましょう!
(4) 機内Wifi
シンガポール航空のビジネスクラス以上利用で、機内Wifiが無料で使えるサービスが始まっています。
事前予約も必要なく、機内で規定のURLにアクセスし、座席情報などを入力してすぐ使えました。B737-8 NGタイプでは使えないと記載がありますが、B737-Max8では使えました(2023年2月時点情報)
詳しくはSQのサイトにURLも含めて乗っているので、是非チェックしてみてください。
Wifiの強さ
アプリでのメッセージや、Gメールの送受信など問題なくできるレベルで大変助かりました。
※ただし、ネットをさくさくと見れるほどの強さではないです。
今回、やっとノーチラスから連絡がきたのが到着日の夜中0時(=フライト中)だったので、機内Wifiがあって本当良かった!と思いました。
余談
今回訪れたリゾートは、ノーチラスモルディブですが、全額支払いした後はリゾートから全く連絡が来ず、もしかしてつぶれた・・・?と本気で考えたほどでした。
やっとリゾートから連絡がきたのは、SIN時間の深夜0時過ぎ(=モルディブへ向かうフライトに乗っている時)。機内Wifiがあって良かった~!と心底安心しました。
夜中に来たノーチラスのメールには、足のサイズ(フィン)、レストラン・スパの予約、お部屋・プールの希望温度、欲しいドリンクとお菓子、バスローブのサイズ、アレルギーについて、好みの音楽、枕などなど、質問が盛りだくさん。
頑張って情報を書き、機内から返信したけれど。でもいざリゾートに着いてみたら、なんにも!準備されてなかったというオチ付き。
昨年オーナーもGMも代わったからなのか、コロナ後でまだオペレーションが安定していなかったのかもしれませんね。
(5) ファーストトラックについて
さて、フライトの話に戻しまして。ビジネスクラス以上利用で、イミグレの優先カウンターを使えます。
このようなFast Pass的なものが配られますので、必ずイミグレで見せてください。
ところで、まだモルディブの観光も回復しきっていないせいか、イミグレは以前の混みようほどではなく、今回は10分ほどで入国できました。
VIP(CIP) Arrival/Departureについて
ちなみにノーチラス滞在だと、往路か復路のどちらか1回、VIP(CIP) Arrival/Departureを利用できます。※予約内容に条件あり
私たちは今回、一度マレのホテルに泊まってからリゾートへ向かう旅程だったので、帰りにVIP Departureをお願いしました。
VIP arrival
- マレに到着し飛行機を降りると、リムジンが待っています
- 車で専用ラウンジへ(食事、ドリンク、お手洗いなど全て完備)
- 係の方が入国手続き、荷物のPick upをしてくれます(その間、ラウンジから一歩も動く必要なし)
- 準備ができたらラウンジ出発(リゾート or ホテル送迎)
VIP Departure
- 水上飛行機から降りた後、ラウンジへ向かいます(リゾート送迎)
- 専用ラウンジで待ちます
- 係の方がフライトチェックイン、預け荷物、出国手続きをすべてしてくれます
- フライト準備ができたら、リムジンで飛行機前まで送ってくれます
チェックインや出国手続きなど、何にもしなくて良いし、飛行機の足元までの送迎があるので、衝撃的なほど楽でした。
この話については、帰りの旅行記の時に詳しく書いています↓
さて、次はマレ(フルマーレ)で1泊したホテルについて。今回は新しくできたSamann Hostというところに泊まってみました!
続き→Samann Hostエグゼクティブスイート
前回→新しくなったSilverKris Lounge@T3
以前のタイプのSQビジネスクラス搭乗記は↓
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