とある日のバロスでのシュノーケリング中。
一人で泳いでいた女性がサメの多さに慌てたのか、追いかけられている(サメは興味本位)のを目撃したので、今日はモルディブのサメの話をしたいと思います。
結論から言うと、モルディブでサメに遭遇しても「慌てない」を心がければ大丈夫なのですが・・・
シュノーケリングが初めてだったり、慣れていないのに一人で泳いでいたりすると、いざ遭遇した時に、けっこう慌ててしまうかと思います。
モルディブのハウスリーフにいるサメ
たいていの個体は大人しく、血を流しながら挑発するような行動をしない限り安全、とは言われています。
とはいえ今回、ハウスリーフでここまで沢山のサメに遭遇したのは初めてで、さすがに私もびっくりしました。
水分補給、準備体操をして、いざヴィラからIN。
ドロップオフは、ブロックの奥側なので、そこまで泳いでいきます。
ちょっと距離があるのが難点。
その点、クダドゥモルディブプライベートアイランドは、ドロップオフまでも約4秒。
エントリーポイントもたくさん、泳いで島をまるまる一周・・・と本当に素晴らしいリゾートでした。

ドロップオフすぐのところにロブスター。
派手な色のお魚さん。
しばらくのんびり泳いでいたところ、突然、
ぬっ!と大きなサメがあらわれました。
安全と分かっていても、現れた瞬間はドキッとします。
けっこうどっしりしたサイズ。
ハウスリーフにいるリーフシャークは大人しく、人間を見るとたいていは逃げていきます。
むしろ、産卵期のこれ(↑)の方が怖い。
するどい歯をむき出しにして、追いかけてくる。
このゴマモンガラが1か所でぐるぐる泳いでいる時は、産卵期で卵を守っているから、近づかない方が良いんだって。
ふと、なんだか騒がしい音を感じて周りを見ると、
一人の女性が、バシャバシャと大きな音をたてて慌てて近づいてきました。
よく見てみるとサメに追いかけられていました。
その女性は、かなり慌てていたようで、一生懸命キックをするものだからバシャバシャと音がすごく。
サメが興味本位なのか、彼女の周りをウロウロしていました。
サメって、水面をバシャバシャする音=魚がいる、と認識する個体もいるらしいと前に聞いていたので、
なので私はサメに遭遇した時は、足(フィン)を水の中に落とし、静かにキックするようにしてます。
バロスのドロップオフ~浜辺はこのくらい遠いので、すぐに戻れないし、ちょっと怖いよね。
その女性は私たちを見つけるなり、少し落ち着いたのか、その後、ずっとぴったり私たちについてきました。
なので、一緒に泳ぐことに。
きっと一人で怖かったんだろうな・・・。
こういう時は恥ずかしがらず、慣れているなと思う人についていくと良いです。
迷惑がる人なんて、普通はいないと思いますし。
とにかく、バロスのハウスリーフはサメが多い。
しかも人に慣れているのか、他のモルディブリゾートのサメと違って逃げず、
割と向かってくる・・・
おぉ・・・きた。
目の前を通過。
よく見ると、深い所にも。
2匹のサメがすれ違う。
右奥の方にも。
せめて、ドロップオフまで4秒とかすぐなら、何かあればヴィラに戻れるし安心なんだけれど。
バロスはドロップオフ~ビーチやヴィラまで距離があるので、慣れない方はライフジャケットをつける、もしくは一人で泳がない方が良いかと思います。
サメの後は、カメさんが。
遠くにカメを見かけた時とか、いつもはっとする。
近づきすぎると怖がらせてしまうので、ズームでぱしゃり。
元気に逞しく、長生きしてね!
顔をあげると、ライトハウスが。
女性は「ありがとう」みたいなしぐさをして、ビーチへとあがっていきました。
そういえば、この辺りにシップレック(沈没船)があるらしいので、探してみることに。
砂浜が近いので視界が悪く、見つけるのに苦労したけれど、
発見。うん?ちょっと予想と違ったかな。
ということで、サメ、カメも見れたし、シップレックも見つけることができたので、海からあがることにしました。
スパの予約があるので、シャワーを浴びて水分補給、着替えて向かうことにします。
続き→バロスのスパ
前回→ヤシの木に囲まれたバーで夏の一休み
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