ベトナム、ホーチミンにあるザ・レベリーサイゴンの滞在記・レストラン情報をまとめます。
(1) レヴェリーに宿泊した感想
The Reverie Saigonは、ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドに加盟するホテルです。
6つ星とも言われるだけあり、使われている調度品など、一般的な5つ星ホテルとは一線を画するホテルとなっています。
他、5つ星以上のホテルですと、ブルネイのエンパイア、ドバイのブルジュアルアラブ、アブダビのエミレーツあたりが似たような雰囲気。
とはいえ、ザ・レヴェリーサイゴンは1泊でUSD280程度~(2人)と、他国に比べて宿泊費用が現実的なのが嬉しいところ。
おすすめポイント
大型ホテルあるあるのハードにはお金かけたけれど、ソフト面は・・・というのが一切なかったこと。
どのレストランに行っても名前を読んでくれて、スタッフが認識してくれる。
都会の大型ホテルなのに、まるでアマンみたいだな、と思いました。
レヴェリーは2度訪れ、合計で4週間ほど滞在しましたが、一度も嫌な思いをすることなく、最初から最後まで快適な滞在でした。
(2) ホテルの場所&送迎について
ドンコイ通りの近くで、空港からは車で約30分程度。
徒歩圏内には高島屋、ドンコイ通り、スーパーなどそろっているので、観光にも便利でした。
送迎について
レヴェリーでは、空港⇔ホテル間の送迎はもちろんのこと、市内観光などにも車のチャーターが可能。
市内観光の金額については、Reverie HPにある、View Rates for car serviceに載っています(英語ページ)
※上記金額はUSD/2019年の価格です
空港⇔ホテル間だとメルセデスEクラスで150ドルほどでした。
タクシーに比べればもちろん割高ですが、空港から出てすぐスタッフがいてくれますし、車内は清潔なので、安心感があります。
(3) お部屋のカテゴリー
レヴェリーのお部屋カテゴリーは、公開されているもので6つ。
安い順番で、
- デラックスキングルーム(43平米)
- グランドデラックスキングルーム(43平米)
- パノラマデラックスルーム(53平米)
- ジュニアスイート(63平米)
- エグゼクティブスイート (78平米)
- デザイナースイート(126平米)
また、スイート以上宿泊で、後ほどご紹介する「クラブ特典」がついてきます。
レヴェリーは2回訪れていて、
- ②のグランドデラックスルーム
- ④のジュニアスイートの2つに泊まりましたが、
私としてはグランドデラックスルームの方が、シャワールームなどの使い勝手が良くておすすめです。
宿泊記:グランドデラックスルーム
以前泊まった、グランドデラックスルーム。
クラブ特典はありませんが、景色が良く、お風呂からもリバービューを楽しめました。
こちらのお部屋は3週間滞在したのですが、シャワールームとバスタブが分かれていたので、中期滞在でもストレスがなく、とても使い勝手が良かったです。
宿泊記:ジュニアスイート
10月に泊まったジュニアスイート。
クラブ特典はとても魅力的で良かったのですが、バスタブとシャワーが一緒になっているため、バスタブがびしょ濡れになり、使い勝手が悪い・・・。
私としては、グランドデラックスの方が動線も良く、好きです。
(4) クラブラウンジ特典
スイート以上の宿泊で、クラブラウンジを無料で利用することができます。
内容は、
クラブラウンジ利用のドレスコード
一応ドレスコードがあり、スマートカジュアルとなっています。
昼間
昼間は男性のハーフパンツはOKです。サンダルは避けた方が良いです。
夕方以降
イブニングカクテルの時は男性のハーフパンツ、タンクトップ、サンダルなどはNGなので注意が必要。
女性はロングパンツやワンピースなどが合っていると思います。
アフタヌーンティーも、イブニングカクテルもどちらも良かったです。
(5) レストラン
レヴェリー内のレストランは4か所。
ドレスコード&予約方法など感想は各リンク先に書いています。
R&J ロミオ&ジュリエット(イタリアン/ディナーのみ)
→サービス最高、雰囲気良し。感想はこちら
※ドレスコードあり
The Long @ Time Square (色々)
→喫煙OKなので行っていません
カフェカーディナル(朝食ビュッフェ、アフタヌーンティー、他)
→朝食ビュッフェの様子はこちら
→アフタヌーンティーはこちら
アフタヌーンティーでは、1人USD30ほどで3段トレー&ビュッフェ、オリジナルモクテルなどが楽しめます。
おすすめレストラン2つ&価格帯
パッと見、あまりにも豪華絢爛で(゜-゜)となるのですが・・・
こちらのロイヤルパヴィリオンは飲茶だとだいたいUSD30ほど~/一人と、気取った金額ではないところも良いです。
ロミオ&ジュリエットは、サービス抜群、雰囲気良し、シェフからのテーブル挨拶もあり。
なのに、工夫を凝らしたお料理の数々、5コース+飲み物で一人USD90ほど~というのが嬉しい。
5コースと言っても、デザートがこれでもか!ってくらい出てきます。
コース料理は多いなという方は、アラカルトメニューもあるので、お腹のすき具合に合わせて選べるのも良いところ。
※閉店しています(↑)
ルームダイニング
こちらは、グランドデラックスルームという安い方のお部屋。
ルームダイニングを頼むと、毎回このようにダイニングテーブルを窓側にセットしてくれます。
※ジュニアスイートだと、廊下側に机があるので、景色を見ながらの食事は難しかったです。
おまけ・レヴェリーで美味しかったもの
〇チキンフォーがおすすめ!→レヴェリーの 【牛肉フォー・鶏肉フォー】を食べ比べ
〇バインミー最高!→ちょっと贅沢なバインミー
〇他も色々美味しかった→頼んだもの色々
※ルームダイニングの価格はだいたい15ドル++くらいからでした。
(6) スパ
レヴェリーのスパメニューは、60分でだいたいUSD110くらい~あります。
施術室は窓あり、窓なしのお部屋があるので、希望のある方はリクエストしてみると良いかもしれません。
スパ体験については下記で書いていますので、ご興味のある方はリンク先をどうぞ。
無料で使えるサウナ
レヴェリー宿泊客は、スパ施設に入っているミストサウナが使い放題です。
予約の必要もないので、そのまま6階にあるスパに訪れればOK。
ロッカールームにはバスタオル、水、シャンプー類、化粧水など完備されているので、何も持って行く必要はないです。
あえていうなら、水着くらい・・?
ただ、サウナは水着を着ていない方もいたので、気にならない方は水着もいらないのかも。
プール&ジム施設
同じく6階に、ジム、プールが併設されています。
プールだけはちょっと残念だなと思ったのですが、狭いのと(ホテル規模に対して)、パラソルが少ない・・・、そしてバーエリアが喫煙OKで臭い。
ジム
ジムはランニングマシンとウェイトトレーニングマシンがありますが、ジム自体がけっこう小さいです。
少し残念だったところ
もう少し、日陰があり、ベッドがあり、のんびりできる場所があったら良かったのに、とは思いました。
ホテル規模で考えると、そのようなエリアが圧倒的に少ないのだけが残念ポイント。
【レストラン・食事】
【スパ・サウナ】
感想まとめ
レヴェリーは以前に3週間の滞在、そして今回も1週間と長い期間滞在しましたが、総じて快適な滞在でした。
スタッフの管理が行き届きやすい、アマンやSLHのような小さなリゾートならまだしも、
これだけの大型ホテルで、どのスタッフからもホスピタリティを感じられるのは、素晴らしいと思います。
チェックイン~チェックアウトまで、また滞在中に訪れたレストラン、スパ、ラウンジとどこに行っても優しい丁寧なスタッフばかりでした。
レヴェリーは、大型ホテル@シティという、私にとってはあまり興味をもたないカテゴリーに位置するホテルですが、
きめ細かなサービスにすっかり魅了されてしまい、3度目でもまた行きたいとさえ思うほどになりました。
今まで訪れた大型ホテルと比べてみても、レヴェリーの良さは一線を画すものだと思いました。
2022年10月追記:オーナーが・・・
ご存じの方もいるかもしれませんが、レヴェリーのオーナーが逮捕されました。豪華絢爛な調度品のわりに安い宿泊料なのと、噂(マネ〇ン)もちらほらありもしかしたらと思っていましたが・・・。
なので、今後数年でサービスの質が著しく落ちていくか、もしくは宿泊料がものすごく高くなるか、あるいはその両方か・・・になる可能性も。※あくまで予想です
行かれる方は、あまり期待しすぎずに行かれる方が良いかもしれません。
手広くビジネスをされている方なので、他にも与える影響は計り知れず。ホーチミンですと、シャーウッドも確か同じオーナーだったはずです。
私は・・・サービスの質も宿泊料もそんなに変更ないだろう(多分)あと1年以内に、もう一度行っておこうかな、と思っています。
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