【搭乗記】ノーチラス専用機 | The Nautilus Maldives 水上飛行機

空港で待つこと約35分、ノーチラススタッフが来てくれました。

 

ノーチラスに連絡を取ってくれたり、一緒に待ってくれたSamann Hostのスタッフにお礼をして、ノーチラスの車に乗り込みます。

 

 

(1) ノーチラス送迎車

待ち合わせ時間より30分以上遅れた理由は、空いている車がなかったからだそう。

 

車の中は冷房がまだきいていませんでしたが、逆にその暑さが、あぁモルディブに来たんだ!と感じて、ちょっと嬉しかったり。

 

 

「モルディブは初めてですか?」「いえ、今回で10回目です。」というやり取りを交わし、

 

「10回目ですか!絶対に私たちのリゾートも楽しんでいただけると思います。」と。

 

 

こんなサインがありました。

 

チェックインなど、諸々の手続きも全てスタッフがしてくれまして、

 

スタッフ「ノーチラス専用機なので、15分ほどで水上飛行機に乗れます。」

私「そんなに早いんですか!」

 

(さすがノーチラス専用機は、高いだけあって違うんだなぁ。もう出発なんだ!)とこの時は思っていました。

 

まさか普通の水上飛行機以上に待つことになるとは、この時は一ミリも思わず。

 

 

(2) ラウンジについて

今まではミライドゥ→ニヤマのラウンジを借りていたそうですが、現在はノーチラスラウンジができたようです。

 

しかし、ほとんどのノーチラスゲストは

  1. VIP Meet&Greetが行きか帰りに使える
  2. たいていの方は、待ち時間のない専用機を往路共に予約する

ので、ノーチラスラウンジの利用機会は少ないと言っていました。

 

※専用機ではなく、普通の水上飛行機を予約した方は上記にあてはまらないようです

 

 

私たちは、帰りにVIPを利用したのですが、水上飛行機から降りてすぐにVIPラウンジへ、とすごく楽でした。

 

専用機やVIP arrival/departureって、こんなに便利なんだなぁ、なるほどなぁと思いました。

 

まぁでも結局、行きだけはかなり待ったんだけれどね(;´Д`)

 

 

VIP Meet&Greetについて

ノーチラスから直接予約をとると、行きか帰りにどちらかVIP arrival / Departureを使えます

 

含まれるもの↓

  • 国際線飛行機の代行チェックイン(Departureのみ)
  • スーツケース預け/受け取り代行
  • モルディブ入国・出国審査代行
  • VIPラウンジ利用
  • 飛行機から/までのリムジン送迎

 

私たちは帰りの際に利用したのですが、とても有難いサービスでした。

 

詳しくは、また次回以降に。

 

 

Manta Air Lounge

ということで、ノーチラス専用機が発着するポート目の前にある、Manta Air Loungeへ案内されました。

 

こんなところ今まであったんだ!?と思うくらい、すごく綺麗な建物です。

 

 

この時に、

 

「他のノーチラス滞在ゲストが、ちょうどこちらに向かっています。彼らが到着次第、一緒に出発となります。10分後くらいです。」

 

と案内されました。

 

じゃぁお手洗いを使って、お水だけもらいましょう、といそいそと準備します。

 

 

窓に面したManta Air Lounge。新しくてすごく綺麗です。

 

搭乗口は本当に目の前で、とっても便利です。

 

 

コーヒーやソフトドリンク、

 

 

ちょっとしたベーカリー・軽食が置いてありました。

 

でももうあと10分後に搭乗なので、見るだけに。

 

 

他のゲストが行方不明!?

しかし予定の10分経っても、30分経っても、1時間経ってもノーチラススタッフは戻ってこず。

 

ラウンジのスタッフも連絡をとってくれたけれど、どこにいるのかさっぱり分かりません。

 

 

1時間後過ぎにノーチラススタッフが戻ってきて、

「他のゲストが空港で行方不明なんです。もう少しお待ちいただけますか、今探しています。」

「もしかしたら飛行機から降りていないのかもしれません。」

と。

 

えぇ!?行方不明って大丈夫なの!?と思いつつ、仕方がないので待ちます。

 

 

スタッフはまたいなくなり、15分後くらいにに戻ってきました。

 

「予約デスクと行き違いがあったようで、ゲストは飛行機に乗っていませんでした。」と。えー!?!?

 

予約デスク側に問題があるのだと思うのですが、このスタッフも最初から30分遅刻してみたり、なんだか頼りなくてハラハラしました。

 

 

ノーチラス専用機の金額とメリット

ノーチラス専用機は、一人USD1,675と、他のリゾート水上飛行機の約2.5~3倍です。

 

その分、待ち時間がなく(15~30分程度)乗れ、直行で行けるというメリットがあります。

 

 

普通のモルディブリゾートが提供する水上飛行機だと、だいたい40~1時間程度の待ち時間(天候が悪い時は別)

 

 

結論

今回、空港での待ちぼうけも含めると2時間以上待ったので、普通ので十分だなと思いました。

 

普通の水上飛行機を予約したゲストでも、同じ時間帯に専用機を予約した他のゲストがいると、そのまま一緒に同乗できるみたいです。

 

だったら絶対そっちの方がいいじゃない!と思いました。

 

 

(3) ノーチラス専用機へ搭乗

さて、2時間15分遅れでやっと出発です!

 

ラウンジを出て目の前、ノーチラス専用機が待っています。

 

前みたいに桟橋をひたすら歩く必要もなく(それはそれで楽しいけれど)、この3年でずいぶんと変わった気がします。

 

 

乗客は私たちだけですが、「リゾートスタッフも同乗して良いですか?」と。もちろんOK。

 

お天気も良くて、テンションがあがります!

 

 

通常の水上飛行機は、1-2のアブレストですが、ノーチラス専用機は1-1で座席が広いです。

 

また空調も強めで快適。※お手洗いはありません

 

 

足元も広く、かなり快適です。

 

 

シートポケット。

 

 

パイロット席。パイロットはManta Airの方たちだと思います(←多分)

 

 

10分ほどで離水します。乗ったらすぐでした。

 

搭乗員から「だいたい40分ほどのフライトを予想しています。」と案内がありました。

 

専用機なので、マレからノーチラスがあるバア環礁まで直行です。

 

 

飛び立ちました!

 

乾季なのでお天気も良く、有難いことに滞在中は毎日晴天でした。

 

 

久しぶりのモルディブ。あぁ戻ってきた!

 

 

左側の景色。

 

 

お金があったら、こういう島を買って小さなヴィラを建てて、毎日シュノーケリングして過ごしたい。

 

 

これはどこのリゾートだろう?ドロップオフに魚たくさんいそうだな、なんて色々と考えていたら、

 

 

水上飛行機が降下を始めました。もうバア環礁に到着です。

 

 

着水の瞬間。

 

 

スムーズな着水でした。波も落ち着いているので、揺れも少なく快適。

 

 

荷物をおろしてもらい、ノーチラスからのクルーザー送迎を待ちます。

 

 

ちなみに帰りの専用機。夕日をバックにたたずむパイロットたちがすごく格好良いです。

 

 

さて、着水後すぐにクルーザーがやってきました。

 

中にはチェックアウトを済ませ、帰路に着くゲストが乗っています。

 

毎回思うけれど、帰る時がまた切ないんだよね。着いたばかりのゲストを羨ましく思っちゃう。

 

 

クルーザーの中です。お水、おしぼりが用意してありました。バトラーは外にいて、中に入ってきません。

 

感染対策なのかな?

 

 

消毒液も置いてありました。

 

 

水しぶきをあげて走っていくクルーザー。約5分ほどで、ノーチラスに到着です!

 

GMのアンドレや他のスタッフに迎えられ、そのままヴィラへと向かいます。

 

ここで初めて、バトラーと挨拶。

 

 

(4) バトラー

ノーチラスは昨年からオーナー、GMも代わっています。

 

 

私たちのバトラー

私たちを担当してくれたバトラーはとっても若い方で、バトラーの経験はなくノーチラスが初めてだそう。

 

とっても明るい女性の方です。

 

 

ただ、毎日3,000ドル超えの営業はこまめに連絡くれるけれど、その他レストランとかは予約を忘れちゃったり、フェアウェルギフトも忘れたり。

 

まだ経験が足りないんだろうな、とは思いました。

 

全く会わない日もあり、バトラーよりGMのアンドレと話す方が圧倒的に多かったです。

 

 

良かったこと

GMのアンドレが毎朝、毎晩お話をしにきてくれたので、バトラーと連絡がつかなくても大丈夫でした。

 

アンドレはSSジギーベイにいた方です。

 

 

日本が大好きで、日本各地の温泉・ホテル・レストラン巡りをしたんだって。

 

食べ物が美味しすぎるから、ランチは1日2回とってた(11時~と13時~)と言っていました。

 

 

まだ色々とオペレーションが安定していないところが多々ありますが、アンドレはとても一生懸命です。

 

彼のやり方がもっと浸透したら、良いリゾートになるのかもと思いました。

 

 

気になったこと

バトラーは制服が違うのですぐに分かります。個人的に気になったことが2つありました。

 

一つが、男性のバトラーが桟橋の上で、1人でいたアジア系のお子さんの側を、すごいスピードでバギーを走らせて行ったこと。お子さんがよろけたりしたり、ちょっと間違ったらひいてしまう距離でした。

 

もう一つが、私だけには露骨に態度を変えているのか、夫が来たりGMが現れると、180°言うことを変え、突然違う対応をしたバトラーがいたこと。

 

 

(5) チェックイン

ノーチラスのチェックインはヴィラにて行います。

 

素敵なヴィラの説明を受け、最後にレストラン・スパの予約確認をします。

 

 

レストラン・スパの予約

全く連絡がつかなかったノーチラスですが、やっと昨晩0時過ぎにConfirmation来ていたし、さすがに大丈夫だろう!と思ったけれど。

 

バトラーと確認したところ、結局何も予約されていなくて・・・昨日やりとりしたはずのメールについても噛み合わず。

 

 

スパの予約

バトラーによると、「スパは先3日間予約がいっぱいで、それ以降この1週間以内だと朝の7時半~か夜の23時半~しか空いていません。」

と!

 

ずいぶん前から予約してたのに、こんなことってあるんだ!?と思いつつ、仕方ないのでスパは、4日目の朝7時半~で予約してもらいました。

 

 

ディナーの予約

私「ディナーは今日はZeytown、明日は鉄板焼きで、それ以降は送ったメールを見て頂けますか?」

B「はい、でも鉄板焼きディナーは、2週間後まで全て埋まっています。」

 

 

(昨日メールで「Confirmed」ってあなたが返信くれましたよね)と言おうとしたら、

 

B「しかし私たちはラグジュアリーリゾートなので、朝からでも夜中でも鉄板焼きができます。それが私たちの強みです」と。

 

(朝から夜中から鉄板焼きー!?)と思ったけれど、本当に実際に朝からしているゲストがいたんですよ。

 

 

なぜ予約がとれなかったのか?

これは私の予想なのですが、同じ時期にVIPがMansionとRetreat(高いカテゴリーのヴィラ)に来ていたからじゃないかな、と。

 

Retreatから出てきたゲストは、見るからに一般人とは違う感じの出で立ちで、

 

あとは明らかにマンション滞在だろう中華系の大家族もいました。Occupancyも100%だったそうです。

 

 

だからその人たち(VIP)の希望にいつでも沿えるよう、スパもレストランもとにかく全部確保されていたのかなぁ?なんて思いました。

 

中東リゾートとかでよく噂に聞く話ですね。

 

普通のヴィラゲストは朝の7時や夜の時間帯に、スパのガウン着て行っている人がちょいちょいいて。あぁ、本当に空き(枠)がないんだ、と。

 

 

前向きに納得する

そう、やっぱりVIPが来ていたんだよ、きっと!と思うことにしました。

 

じゃなきゃ、(前からリクエスト送ってるのに、むきぃー!!)となるし。

 

 

何か月前からリクエストを送ろうと、好きな時間にスパとか入れられないのは、運が悪いとあり得ることなんだな、と勉強になりました。

 

中東リゾートでよく噂になるのは聞いていたけれど、モルディブでもやっぱりあるんだね(勘違いかもしれないけど)

 

マンション、リトリートゲストは、払っている金額が違いすぎるからなぁ。

 

 

Occupancyの低い時期だったら、こんなことはないのかもしれませんね。

 

 

そういった意味では、ゲスト全員が同じカテゴリーのクダドゥコンセプトって、やっぱりすごく好きだなと再認識しました。

 

また頑張って働いて、次は乾季のクダドゥに行こう!と目標ができました。

 

 

次回は、滞在したヴィラ(オーシャンハウス)について書きたいと思います。

 

ちなみに鉄板焼きは直前キャンセルが出たらしく、運よく17時~ですが1回だけできました。この話は、また今度!

 

続き→オーシャンハウス宿泊記
前回→Samann Host宿泊記

 

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