バア環礁にある、ノーチラスモルディブへ行ってきました。
宿泊したのは「オーシャンハウス」というヴィラで、リビング、ベッドルーム、バスルーム、プライベートプールが付いているヴィラです。
(1) オーシャンハウス(南向き)
私たちが滞在したのは、208の南側のヴィラです。
魚群がいる側のヴィラだったのと、サギがブロックにいると「あぁ魚が群れているんだな。」と目印になって良かったです。
リビング
エントランスをはいると、まずはリビングがあります。
中はボヘミアンスタイルで統一されていて、282平米あります。
ミライドゥより40平米ほど、さらに広いです↓

床が一部ガラスになっているタイプ。
私は怖くて、こういう上を歩けないのですが、夜になるとライトがあるから虫が集まり→魚も集まり、と勢いよく泳ぐ魚を見れたのが面白かったです。
リビングにあるTV台には、USBタイプのチャージエリア。
ミニバーの中は、2人で3本まで無料(アルコールは別料金)
コーヒーやお茶類。
水はStill, Sparklingどちらも無料です。
が、レストランで頼む際はびっくりな落とし穴があるので注意!これは後ほど説明します。
カトラリーやカップ類。可愛い。
ワインセラー。シャンパンはだいたい270ドルくらい~。
ノーチラスはお食事代も高く、他のモルディブリゾートの3~5倍くらいを見ておくと良いかと。
お料理は総じて美味しかったです。
到着時に用意してあった、ウェルカムプラッター。
セイボリーからスイーツまで盛りだくさん。
荷解きした後に、さっそく頂きました。とっても美味しかったです。
シャンパンは、ビルカール・サルモン。
お酒はほとんど飲めないので、毎日チビチビ飲んでいました。
その他、スナック類。こちらはなるなると補充してくれます。
リゾートだと朝食を食べ過ぎてしまって、ランチはスキップすることが多いので、こういう軽いスナックがあると有難い。
では次に、お隣のベッドルームへ行ってみましょう!
ベッドルーム&クローゼット
目の前はオーシャンビューです。
サイドにデスク、クローゼットがある作りで少しミライドゥに似ています。
ベッド横にはサイドテーブルと充電エリア。使い勝手が良いです。
ベッドの後ろにはスーツケース置き場。
123リットルのスーツケースが置けます。
この台には、虫よけスプレーやサングラス、帽子などを置いていました。
服をかける前に撮り忘れてしまい、私物でごちゃごちゃしていますが、クローゼットです。
クローゼットは広く、ハンガーもたくさんあって便利です。
一番右にあるのが、お部屋用のガウン。
スパに行く時、ガウンやバスローブをお部屋から着ていっている人がたくさんいました。
引き出しもあるので、ここに下着類や水着もしまえます。
セーフティーは、ぱかっと開けるタイプなので全体が見渡せて使いやすい!
一番上にライフジャケット。
ベッド横にあるテーブル。紫のゴムバンドは、お部屋の鍵です。
防水なのでつけたまま海やプールに入ってOK。シュノーケリングの時にすごく便利だなと思いました。
バスルーム
続いてバスルームです。
ミライドゥと同じく、シャワーとお手洗いにも窓があるのでとっても明るい。
バスタブと、オレンジのはバスタブにかけるピロー。便利でした。
ダブルシンクです。
シンク周り。
バスタオルやバスローブ。
バスタオルは摩耗していました。色んなリゾートが、今はまだコロナの爪痕から回復している最中なので、これは仕方ないです。
アメニティで置いてあったボディークリーム。一番左のだけ私物。
シャワーは広く、窓があってとっても明るいです。
シャンプーなどのアメニティ。
お手洗いも明るいのですが、トイレットペーパーの位置が・・・なので、体をひねるのが大変。
ハンドシャワーはちゃんとついています。
いつも思うのですが、日本の画期的に便利なものって、なんでもっと海外(特にアジア)で売らないんだろう?と思います。
ウォシュレットだって、マレーシアやシンガポールはムスリムも多いし需要あると思うんだよね。網戸とかもすごい便利ですよね。
特にシンガポールは毎年デング熱で騒いでいますし、網戸があるだけでだいぶ違うと思うんだけれど。海外で売るにはコストが高すぎるのかなぁ?
プール&テラス
続いてテラスとプライベートプールです。
プールはとっても広く、日も当たるので適度に温かく快適です。
乾季、有難いことに毎日晴天で、午後にはほぼ温水みたいになっていました。
プール側にブランコ。これ大好き。
ブランコに揺られて、海を見ている時間が本当に好きです。
外にも冷蔵庫あり。ですが、中のと同様こちらもカウントされます。
ベッドからもオーシャンビュー。
ダイニングテーブルもありますが、こちらはパラソルがないので暑いかな。
南向きのヴィラですと、早朝~9時半くらいまで、あとは夕方~がダイニングテーブルを使えるタイミング(日焼けしてOKなら一日中使える)
やはり私は、使い勝手やコンセプトも含め、圧倒的にクダドゥのヴィラが好きです。

ここの手すり、晴れた日にうっかり触るとあちっ!となるので注意。
インフィニティープール。
海へ降りる階段です。
これはモルディブのどこのリゾートでも一緒ですが、海からあがる時に分かりにくくなるので、手すりにバスタオルを巻いて目印を付けた方が良いです。
ブロックの上にたたずむ鳥さん。この子がいると、魚群がいることが多かったです。
クリーニング
1日4点までランドリーが無料で、とても有難いです。
一度だけですが、剥き出しの針が服に引っかかっていた(紛失したら怖いので、針を閉じてから写真を撮りました)ので、滅多にないと思いますが一応注意しましょう。
私たちのヴィラは208、ついていた針&タグは205なので、多分外した時にそのまま紛れ込んだんだと思います。
お子さんの服だったらさすがに危ないので、一応見てあげると良いです。
(2) ノーチラスについて
マレから水上飛行機で約35分、ミライドゥの上位リゾートと言われているリゾートです。
ノーチラスの客室数は少ないですが、島自体が小さいため、個人的にはミライドゥの方がゆったりしていて、静かだなと思いました。

ヴィラカテゴリー
ノーチラスのヴィラカテゴリーは7つで、全てのお部屋にプライベートプールが付いています。
- オーシャンハウス
- ビーチハウス
- オーシャンレジデンス
- ビーチレジデンス
- 2ベッドルーム(BR)ビーチレジデンス
- ノーチラスリトリート(2BR)
- ノーチラスマンション(3BR)
客室数は少なめですが、リトリート、マンションが大きいヴィラなのと、レストランやバーのサイズが小さめ。
私たちが訪れた際はOccupancyが100%で、レストランとかもけっこう混むんだなぁと思いました。
客層
ロシア人と中国の方が多かったです。実際この2か国からのゲストが多いそうで、ロシア語のメニューもあるくらい。
アジアからだと中国からのゲストが最近は多く、次に韓国人。対して日本人はとても少ないと言っていました。
サンセットカクテルタイム
ノーチラスでは毎日、カクテルタイムがあります。
私たちが滞在した時は、カクテルタイム時はゲストのカラオケがOKというめずらしいリゾートでした。
中国やロシアのお子さんの可愛らしいカラオケをきくという、なかなかにレアな体験もしましたよ。
ちなみに訪れた時は、メニューにシャンパンがなくカナッペも3品のみで、このクラスのリゾートでは珍しいなと思いました。
環境
私たちが訪れた際はOccupancyが100%だったこともあり、静かな環境とは言い難かったです。
しかしこれは、同じ時期にいるゲスト数によると思います。
賑やかな中華系の大家族もいましたが、会うのは朝食かディナーの時だけだし、楽しそうだな~程度で私は気になりませんでした。
ただしOccupancyが高いと、スパや鉄板焼きが変な時間(早朝や夜11時~とか)にしかとれない、という可能性は少しあるかもしれません。
私たちは個人手配で行ったのですが、全額支払った後はリゾート側と連絡がとれずヤキモキしました。
行かれる方は旅行会社を通して、早めに色々と予約をしてもらうと安心かも。
シュノーケリングはしやすい?
個人的には、ドロップオフでのシュノーケリングは少ししにくいと思いました(クダドゥの泳ぎやすさが、あまりにも素晴らしいからっていうのもあり)
【理由】
- パッセージが限られている(ブロックあり)
- 浅瀬のラグーンにも珊瑚が多い
- タイドが低い時だと、初心者には行くのが難しい
- ドロップオフが遠め
ただし、魚群はすごかったです。
クダドゥ→ノーチラス→ミライドゥの順で多かった。中でもクダドゥはやはり別格です。
ですがこれもそれぞれ時期によると思うので、ご参考程度にどうぞ!
魚群がいるのは、スパエリアとオーシャンハウス南側の順です。
詳しくは次回以降、シュノーケリング情報で書きたいと思います。
ツアー・ダイビング価格は?
混載は一切していないとのことで、全てプライベートとなるため高いです。
プライスリストに乗っていても、「もうこれは催行されていません」というのもあるので、思ったよりかかるなぁと思いました。
- ハウスリーフのガイド(1h):255ドル/1人につき
- カメツアー(2h): 1,276ドル
- サンセットクルーズ(2h):3,828ドル
- イルカツアー(2h):3,828ドル
- ダイビング(Single tank):376ドル/1人につき1回
- ダイビング(Double tank):600ドル/1人につき1回
- 5 dives:1,500ドル/1人につき
熱心にすすめられたハウスリーフガイドをお願いしてみましたが、(2人で510ドル)、30分で終わったり・・・。
リゾートでは営業とかされず好きなことをして過ごしたいし、イルカツアーに3,800ドル以上はさすがに・・・。
そんなに出すくらいなら、クダドゥに泊まればいい話だしなぁ、と私はあまりピンときませんでした。
(3) これを気を付けるとより良いかも
昨年オーナーもGMも代わったからなのか、コロナ後でまだ不安定なのか、今回はお世辞にもオペレーションが安定していたとはいえませんでした。
中でも、個人的にここを気を付けると良いかも、と思った点をあげます。
実際にこういう経験するかもと言いたい訳ではなく、「可能性もあるので、注意すると良いかもしれません」という意味を込めて。
お水無料の落とし穴
ノーチラスでは「朝食・ランチ・ディナー時のお水、炭酸水が制限なく無料です」と、
オファーレターにも書いてありますし、チェックインの時にも案内されます。
でね、実際レストランに行くと、
「お水か炭酸水、どちらが良いですか?」ときかれます。
しかし!
ここで「お水」もしくは「炭酸水」と答えてしまうと、1本17.8ドル(約2,400円)のお水をチャージされる仕組みなんです。
しかも人数分チャージされ、2本目以降も同意なく空けられ、無料と思っていたお水代が毎日50~80ドル近くかかっていたという。
ここで「なるほどね~」と理解できた経験豊富な方は、だまされることはないので大丈夫。
詳しく説明すると
スタッフがきいてくる”水”や”炭酸水”は、Aqua Pannaのブランドのお水のことが前提なんです。
もちろんそんな説明や言葉は一切なく、「お水か炭酸水」しか聞いてきません。
つまり、「お水か炭酸水どちらが良いですか?」ときかれても、それはブランドのお水前提なので、
「schweppesのお水」「schweppesの炭酸水」と自分で指定しないと、チャージされる仕組み。
えー、なにそれ!?と思いました。
最初全く知らなくて、ある時レストランでアメリカ人と思われるゲストが、スタッフに「これはミスリーディングだ」と苦言を言っていたのをきいて、初めて知りました。
ぼったくりバーみたいだなと思ったので、次は無料のお水を頼んでみたら、リフィル頻度が遅くてなんだかなぁと思いました。
有料のお水の時は次から次に注ぎにきてくれて、さすがだな~なんて思っていたけれど。むしろそんなややこしいことするくらいなら、最初から無料をやめたら良いのにと思いました。
今回で10個目のモルディブリゾートでしたが、こういったのは初めてでした。
このお水については、これからの旅行記で写真と一緒にお届けしていきたいと思います。
解決策
わざわざブランドのお水じゃなくていいわ、という方は「schweppesの」と指定した方が安心です。
このオペレーションについて、私はどうかと思ったのでアンケートに書きましたし、他のゲストで苦言を言っている方もいたので、もしかしたら改善されるかも?
誤請求が多めなので、サイン時に注意
スパ、レストラン、ミニバー、朝食もかからないのに2回もチャージ、違う人が食べたデザートをチャージされる、とどこに行っても誤請求が多かったです。
たまたまと言うには1,500ドル(正確には1499.3ドル)は多いと私は思いました。
ミニバーも使っていないのに35ドル請求されていて、「これは何のアイテムか教えていただけますか?」とバトラーにWhat’s appできいたら、
“If you say that you did not consume it then we believe you(使っていないと仰るなら信じます)”と。
えーーーー??と思いました。項目教えてくれればそれで済む話なのに。
サイン時にしっかりチェックした方が安心です。※1月からモルディブのTaxは27.6%にあがっています
朝食はヴィラで食べても無料です!
ノーチラスでは、朝食はヴィラで食べようがレストランで食べようが、料金はかかりません。
これもオファーレターに書いてあるのに、私たちは2回チャージされました。
おかしいなぁと思ってバトラーにきいても「ヴィラで食べるとかかるようになりました。」と。
本当なのかなと思って、違うレストランスタッフにきいたら「リゾートオープン当時からずっと無料で、それが私たちのコンセプトです。」と。
その話をバトラーにWhat’s appで送ったら「最近また運用が変わりました(ごめんね絵文字)」ときて、ちゃんと訂正してもらえました。
これはひどいなと思ったので、スクリーンショットを撮ってサーベイに書きました。
ということで、どんな滞在プランに関わらず、朝食は無料なので、安心してヴィラでも朝食を楽しんでください!
フェアウェルギフトが欲しい方は言っておきましょう
ノーチラス滞在者は、全員もらえるフェアウェルギフトですが、私たちは運悪く忘れられてしまいました。
なので絶対欲しいという方は、事前にバトラーに言っておきましょう!
私たちは帰りのボートに乗る直前、他のスタッフに「フェアウェルギフトは気に入りましたか?」ときかれて、
何ももらってないし、「多分、私たちのパッケージでは頂けないものだと思います。」と伝えたところ、
「いえ・・・ゲストは全員もらえるものです。申し訳ありません、ほとんどないのですが、稀にですが忘れてしまうことがあります。」と。
そんなまさか!と思って、帰りのラウンジでオファーレターを確認したら↓
書いてあった・・・!いやー逆に知りたくなかった。
この話は続きがあるので、帰りの話の時に詳しく書きたいと思います。
最後に
こればかりは行く時期、Occupancyにもよりますし、明らかに私たちのバトラーが新人というのもあったので、あくまでも「1つの旅行記」として読んでください。
ノーチラスをすすめません、とかそういうことでは一切ないです。
むしろヴィラ自体はとても素敵ですし、シュノーケリング好きには楽しめるハウスリーフだと思います。
良いバトラーと出会えたら多分、快適な滞在になるんじゃないかなと思います。
ただし、お水と誤請求の件はリゾート全体の問題だと思うので、これから改善される可能性は十分ありますが、少し気を付けておくと良いかもしれません。
私としては、魚群が多くシュノーケリングが楽しめたのと、お食事が美味しかったのが良かったです。
※日本円で書いたところのレートは135円で計算しています。特に価格はこれからもあがる可能性があるので、ご参考程度にどうぞ。
続き→ハウスリーフ情報
前回→ノーチラス専用機に搭乗
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