ベトナム・フーコック島にある『JWマリオット』へ訪れてきました。今回の旅行は、COVID19が始まってから初めての旅行です。
(1) 場所・アクセス
リゾート全体が大学キャンパスのようになっているJWは、フーコックの空港から、車で約20分ほどの場所に位置しています。
ちなみに、フーコックといえばベトナムで唯一、水平線にサンセットが見れるリゾート、と言われていますが、
JWフーコックは東側のビーチに位置しているため、海に沈むサンセットは見れません。
JWマリオット・フーコックのデザインを手がけたのは、ビル・ベンスリー氏。
実在したフランス人博物学者、ジャン=バティスト・ラマルク氏にちなみ、「ラマルク大学」という空想の学校をモチーフとして作られています。
ちなみに、リゾートの中は、場所を示す名前が、人類学、動物学、天文学・・・と、本当のキャンパスのように分かれているんです。
送迎について
フーコックの空港⇔リゾートの送迎は、ヴィラ滞在者だと、専用の車(無料送迎)です。
ベトナムはまだまだぼったくりタクシーも多いので、ホテル送迎がやっぱり安心だなと感じます。

(2) お部屋カテゴリー
お部屋カテゴリーは大きく分けて2つ
ホテルルームタイプ(緑で囲ったエリア、他)
- リュ・ドゥ・ラマルク
- ル・ジャルダン
- エメラルド・ベイビュー
- ターコイズスイート
※ル・ジャルダンは1階でプールアクセスは◎、ただしけっこう周りから見える
※エメラルドとターコイズはベイビューで海が見える
プール付きのヴィラタイプ(青で囲ったエリア)
- 1ベッドルームヴィラ・プール付き
- 3ベッドルームヴィラ・プール付き
- 7ベッドルームヴィラ・プール付き
7BRのみ、オーシャンビューです。
今回ヴィラタイプに泊まってみたのですが、個人的にはホテルルームの方がよかったかも、と後悔しました。
理由は虫の多さ。
虫はけっこう平気な私からしても、びっくりするくらいの量でした。
(3) 宿泊記: 1ベッドルームヴィラ
プライベートプールはとても広く素敵なのですが、流れが悪く、プール内の虫の数(巨大な蛾や蜂)がすごかったです。
インフィニティプールではないので流れが極端に悪い上に、薬剤がまかれるので、数時間ごとに大きな蜂や虫が50匹くらい浮かび、
そして朝は、12センチはある大きな蛾が大量に・・・
虫はけっこう平気な私でも、さぁプールで泳ごうという気には、あまりなりませんでした。
なので、個人的にはヴィラよりホテルルームの方が良かったかも、と思いました。
お部屋の中やプールについて詳しくは↓

(4) レストラン・バー
JWフーコックのレストランは3つ、カフェとバーがそれぞれ1つとなっています。
レストラン
- Tempus Fugit(ベトナム料理メイン)
- Pink Pearl(ファインダイニング)
- Red Rum(シーフード料理)
カフェ
- French & Co.
バー
- Chemistry Bar
Tempus Fugit(ベトナム料理・日本食・他)
こちらがTempus Fugit。朝食は、海が見える席がおすすめ。
昼・夜も空いていて、気軽に食べたい時に便利。ここのベトナムサラダ(昼・夜メニュー)が絶品。
Tempus Fugit
- 朝食: 6:30~10:30
- 昼夜: 12:00~22:00
- ドレスコードなし
朝食ビュッフェ↓


Pink Pearl(ファインダイニング)
ピンク&キラキラがつまった場所。サービスも良く、お料理も美味しかったです。
Pink Pearl
- 18:00~22:00(月・火は休み)
- 要予約
- ドレスコードあり

Red Rum(シーフード)
ビーチサイドのカジュアルなレストラン。
海風とシーフード料理が楽しめ、猫ちゃんもいて癒されました。
Red Rum
- 11:00~21:00(金・土は22時まで/日曜休み)
- 要予約
- ドレスコードなし

French & Co.(カフェ)
ケーキやコーヒー、紅茶が楽しめるカフェです。軽く食べたい、飲みたい時に便利。
French & Co.
- 9:00~21:00
- アフタヌーンティーは要予約
カフェだと景色が楽しめないので、自室でアフタヌーンティーというのもおすすめ。

Chemistry Bar
JWフーコックの中で、私が一番気に入った場所はこのケミストリーバー。
バーには大きなソファやブランコの席もあって、プライバシーもあり、とにかく居心地が良いです。
軽食だとだいたい$10くらいからチキン、バインミーなど。
アルコールはローカルビールだと$4くらい、海外ビールだと$6くらい~でした(2021年情報)

夕方に本をもって出かけ、大きなブランコに寝っ転がって海風を感じながら本を読む。
リゾートでのこういう過ごし方が、すごく贅沢な時間だなぁと思うんです。
Chemistry Bar
- 16:00~夜中まで
- ドレスコードなし
(5) メインストリート
こちらがJWマリオットフーコックのメインストリートです。
ここにジム、ゲームルーム、受付、ブティックなどがそろっています。
こちらがゲームルーム。卓球台やゲームボードがありました。
ブティックはベトナム産品の良質なお土産が売っています。
フーコックといえばのパールアクセサリーや加工品、現地のコーヒー、蜂蜜など。
刺繍、かごバッグなんかも売っていました。
ランタン作りもできたり、
ノンラー(傘帽子)の絵付けもできるようです。
他にもいろいろなアクティビティもあるし、キッズクラブもあるので、お子さん連れでものんびり楽しめるリゾートだと思います。
ワークアウト用のジムもありました。
2021年5月は感染が収まっていたとはいえ、やはりみんな避けているのか、ジムにいたのは1~2人のみでした。
(6) 共有プール&ホテルビーチ
共有プールは3か所。
- Sand Pool
- Sun Pool
- Shell Pool
Sand Poolだけがお子さんもOKなプールで、Sun PoolとShell Poolは大人専用と言っていた気がします。
こちらがシェルプール。
これはSun Poolだったかな。ちょっとうろ覚えです。
プールの向こう側にはフーコックの海。ホテル専用のビーチとなっています。
ホテル専用ビーチ
こちらがホテル専用のビーチです。ビーチパラソル・ビーチチェア、バスタオルなどは全部用意されています。

ちなみに、一番左側に見えるのが、7ベッドルームのヴィラ。1泊100万~らしい!
JWマリオットフーコックでは、唯一のプール付きオーシャンビューです。※他のプール付きヴィラは、全てガーデンビュー
5月、フーコックの海は凪いでいて、穏やかでとても泳ぎやすかったです。
ただし、くらげがたまに出るようなので、ラッシュガードを着た方が安心だと思います。
浜辺ではピクニックのアレンジも可能↓

(7) スパ
JWマリオットフーコックリゾートのスパルームは2タイプ、
- VIPスパルーム(サウナ、専用お風呂完備)
- 普通のスパルーム
VIPスパルームが使えるのは、Lesson of Loveというスパメニューですが、2人で利用する場合、実はかなりお得なのでおすすめ。

VIPルームは広いだけではなく、2人での利用だと、金額がお得。
簡単な比較表(2020年レートで計算)↓
普通のスパルーム | VIPスパ | |
スパ価格 | 約24,000円~(2人) | 約35,000円(2人) |
施術時間 | 1時間 | 2時間半 |
内容 | 60分マッサージのみ | 60分マッサージ+下記全て含まれる |
全身スクラブ | × | 〇 |
全身パック | × | 〇 |
フェイシャル30分 | × | 〇 |
サウナ | × | 〇 |
ミストサウナ | × | 〇 |
薔薇風呂 | × | 〇 |
ワイン | × | 〇 |
スイーツ | × | 〇 |
個室での休憩 | × | 〇 |
つまり、プラス11,000円ほどで専用のサウナ、シャンパン、チョコ、薔薇のお風呂、ウェイティングスペースと全て使えます。
こちらが、VIPスパルームのウェイティングスペース。施術後にここでゆっくりお茶をのんだりできる。
なので、2人でスパを受ける場合は、このLesson of loveを試すのもあり。
おまけ: ビル・ベンスリーが手掛けた世界を歩く
JWマリオットフーコックは広いリゾートですが、レストランやスパなどがうまくまとまっていて、過ごしやすいです。
リゾートのどこを歩いても、独特の世界観広がっているので、とにかく楽しい!
せっかくなので、リゾート内でたくさん撮った写真のうち、お気に入りを載せたいと思います。
レセプションは明るく、天井が高く、風が吹き抜ける作り。
レセプションからメインストリートに出て歩きます。
2095年になったら、火星まで手紙を届けてくれるって!
路地裏もとっても可愛い。
メインストリートのランタンは、夜のライトアップ時も綺麗です。
アジアとヨーロッパを混ぜた感じ。マレーシアのペナンやマラッカ、スリランカのガレに似た雰囲気です。
壁画もとっても可愛いので、リゾート内の見学だけで1日使っちゃいそう。
どっちの道に行く?
ギリシャのミコノス島にあってもおかしくない雰囲気!

後ろは山、
目の前はビーチ。
この夜のランタンは、まさにベトナム!という感じですね。
感想
リゾート内は綺麗に清掃されていて、広いながらも見どころやレストランはコンパクトにまとまっていて歩きやすい。
メインストリートのブティックも、ホテルとは思えない数のお店があり楽しかったです。
サービスについて
レストラン、スパ・・・どこへ行っても素晴らしい接客で一度も嫌な思いをしませんでした。
気取ったところが全くないリゾートで、レストランマネージャーやシェフの方も、必ず各テーブル挨拶があり、行く先々できめ細やかな心遣いが感じられました。
チェックイン、チェックアウトも工夫されていたり、朝食ビュッフェでの担当も工夫されていたりと、大型ホテルとは思えないほどのホスピタリティにびっくり。
ヴィラ以上の宿泊で専属のバトラーがつくのですが、担当してくださった方もとにかく親切で、総じて快適な滞在でした。
私が今まで訪れた中のベトナムの中のリゾートでは、アマノイに並んでオススメです!
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