モルディブでサメに遭遇しても慌てない 【Baros Maldives】

バロス

とある日のバロスでのシュノーケリング中。

 

一人で泳いでいた女性がサメの多さに慌てたのか、追いかけられている(サメは興味本位)のを目撃したので、今日はモルディブのサメの話をしたいと思います。

 

結論から言うと、モルディブでサメに遭遇しても「慌てない」を心がければ大丈夫なのですが・・・

 

シュノーケリングが初めてだったり、慣れていないのに一人で泳いでいたりすると、いざ遭遇した時に、けっこう慌ててしまうかと思います。

 

 

 

(1) モルディブのサメは危険?

ハウスリーフに生息しているリーフシャークは、安全と言われています。

 

ただやはり自然の世界なので、気を付けた方が良いポイントはいくつかあります。

 

 

ハウスリーフ(リゾートの海)にいるサメ

普通のリーフシャークですと、人間を見ると逃げていきます。むしろ後で書きますが、ゴマモンガラの方が怖い・・・

 

とはいえ今回、ハウスリーフでサメが人間の周りをうろうろしているのを見たのは初めてなので、さすがにびっくりしました。

 

 

イタチザメは危険

安全と言われるのはハウスリーフのサメの話です。フヴァドゥ環礁、カーフ環礁にいると言われるイタチザメは危険な種類です。

 

 

注意したいこと3つ

たいていの個体(ハウスリーフのサメ)は大人しく、下記3点を気を付ければ、まず襲ってくることはないと言われています。

 

  1. 餌付け(モルディブでの餌付けはNGです)
  2. 血を流しながら挑発するような行動
  3. 水面をバシャバシャする

 

水面をバシャバシャする=弱った魚がいる、と認識されるのでサメは興味本位で近づいてくる個体もいます。

 

 

(2) 沢山のサメに出会ったシュノーケリング

水分補給、準備体操をして、いざヴィラから出発。

 

今日はどんな魚が見れるかな、なんて呑気に考えながら、海に入ります。

 

 

バロスのドロップオフは、ブロックの奥側なので、そこまで泳いでいきます。

 

ドロップオフは珊瑚(ハウスリーフ)と外洋の境目のことで、魚群が集まりやすいポイントです。

 

 

ドロップオフすぐのところにロブスターがいました。

 

今日も元気に隠れています。

 

 

派手な色のお魚さん。

 

やっぱり今日も砂が待っていて透明度が低いなぁ、としばらくのんびり泳いでいたところ、突然、

 

 

ぬっ!と大きなサメがあらわれました。

 

安全と分かっていても、現れた瞬間はドキッとします。

 

 

けっこうどっしりしたサイズ。平常心で観察。

 

 

前述のとおり、ハウスリーフにいるリーフシャークは大人しく、人間を見るとたいていは逃げていきます。

 

 

むしろ、産卵期のゴマモンガラ(右側の派手な魚↑)の方が怖い。

 

するどい歯をむき出しにして、追いかけてきます。

 

このゴマモンガラが1か所でぐるぐる泳いでいる時は、産卵期で卵を守っているから、近づかない方が良いんだって。

 

 

ふと、なんだか騒がしい音を感じて周りを見ると、一人の女性が、バシャバシャと大きな音をたてて慌てて近づいてきました。

 

見てみるとサメに追いかけられていて、その女性はかなり慌てていたようで、一生懸命キックをするものだからバシャバシャと音がすごく。

 

リーフシャークは人間を見たらたいてい逃げるのですが、あまりのバシャバシャ音にサメは興味本位からか、彼女の周りをウロウロしていました。

 

 

 

サメって、水面をバシャバシャする音=弱った魚がいる、と認識するよ、と前にガイドから教えてもらったことがあります。

 

なので私はサメに遭遇した時は、足(フィン)を水の中に落とし、静かにキックするようにしてます。

 

 

その女性は私たちを見つけるなり少し落ち着いたのか、その後ずっとぴったり私たちについてきました。

 

サメは人間が増えたことで、踵を返して逆方向に泳いでいきました。

 

 

 

一緒に泳ぐことにしたのですが、きっと一人で怖かっただろうなぁ。私も初めてモルディブでサメに遭遇した時は、慌てて逃げたのを覚えています。

 

なのでこういう時は恥ずかしがらず、慣れているなと思う人についていくと良いです。迷惑がる人なんて、モルディブの普通のリゾートではあまりいないかと。

 

 

特にバロスのドロップオフ~浜辺はこのくらい遠いので、すぐに戻れないしちょっと怖い。

 

バロスだけではなく、たいていのリゾートは浜~ドロップオフまでけっこう遠いので、初心者の方はくれぐれも無理はしないように。

 

 

ちなみに私はドロップオフ~浜が近いリゾートが好きで、今まで訪れた中で一番泳ぎやすいリーフだな、と思ったのはクダドゥです↓

 

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とにかく、バロスのハウスリーフはサメが多かったです。

 

しかも人に慣れているのか、他のモルディブリゾートのサメと違って逃げず、

 

 

割と向かってくる・・・

 

 

おぉ・・・きた。

 

 

目の前を通過。たいていのハウスリーフにいるサメは逃げるのに、向かってくるなんて珍しい!

 

 

よく見ると、深い所にも。

 

 

2匹のサメがすれ違う。

 

 

右奥の方にも。

 

 

せめて、ドロップオフまで4秒とかすぐなら、何かあればヴィラに戻れるし安心なんだけれど。

 

浜辺が遠いと、やっぱり怖いですよね。

 

 

サメの後は、カメさんが現れました。

 

 

近づきすぎると怖がらせてしまうので、ズームでぱしゃり。

 

 

元気に逞しく、長生きしてね!

 

 

顔をあげると、ライトハウスが見えました。

 

女性は「ありがとう」みたいなしぐさをして、ビーチへとあがっていきました。

 

 

体力的にも余裕があるし、そういえば、この辺りにシップレック(沈没船)があるらしいので、探してみることにしました。

 

砂浜が近いので視界が悪く、見つけるのに苦労したけれど、

 

 

発見。

 

うん?ちょっと予想と違ったかな。

 

ということで、たくさんのサメやカメも見れたし、シップレックも見つけることができたので、海からあがることにしました。

 

スパの予約をいれているので、シャワーを浴びて水分補給。

 

歩いてスパまで向かいます!

 

続き→バロスのスパ
前回→ヤシの木に囲まれたバーで夏の一休み

 

 

ライオンも怖いよ!↓

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