新しくオープンしたモルディブのリゾート、クダドゥモルディブ プライベートアイランド(Kudadoo Maldives Private Island)。
マレから水上飛行機で約45分、ラヴィヤニ環礁に位置する新リゾートへ行ってきました。
※詳しい旅行記、おすすめの食事、シュノーケリングエリアについては、旅行記&感想にまとめています。
旅行記を最初からじっくり読むという方は、こちら。
クダドゥは全室310平米以上、プライベートプール付きのレジデンスとなり、部屋数は全部で15部屋のみ。
ビーチレジデンスはなく、すべて水上レジデンスです。
レジデンスを含め、リゾートのデザインはNY在住日本人の建築家、Yuji Yamazaki氏によるもの。
私、建築に対しての知識とか全くないのですが、クダドゥのレジデンスは本当に素晴らしく過ごしやすくて、海外でこんな過ごしやすいヴィラがあるなんて!と心底驚きました。
3泊程度の短い滞在なら、ストレスのないリゾートは多々あっても、5泊以上となるとここがこうだったらな・・・なんて思ったりしますが、それが全くない。
今まで長く滞在したリゾートの中だけではなく、1~3泊などの短期滞在リゾート、ホテルも含め、一番過ごし良いです。
テラスからシャワールームへ直接アクセスできる通路。
バスルームの上からは風が入り、床は木という・・・これ、日本人にはとても嬉しい。
泡ぶろとか入った後、シャワールームまで歩く時、タイルだと滑ったりべとべとになるけれど、クダドゥのお風呂は全て石とウッドフロア。
まるで日本の高級旅館のような雰囲気。
風が入ってくる吹き抜けから、波の音がきこえてきたり。
海外のお風呂って、やっぱり長くいるには不向きだったり、日本のお風呂が一番落ち着くなぁなんて最終的には思うんです。
しかし、1週間滞在したクダドゥでは全くそんなストレスも感じず。正直、我が家より過ごしよくて困る・・・
プライベートプールも広く、朝~夕方まで快適に泳げます。
レジデンスとは反対側にある、Retreat(リトリート)。
ここにメインレストラン、バー、スパ、プレイエリア、プールなどがそろっています。
ここもまた木の香りが良く・・・・どこもデザインが素敵で、Yuji Yamazaki氏の大ファンになってしまいそう。←
スパはリトリートの2階にあるため、プライバシーもしっかりしています。
モルディブ初のヒマラヤンソルトルーム。
パキスタンだったかな?から取り寄せたソルトだそうで、ここで一度、呼吸のエクササイズ(ストレス解消、デトックス効果に良いのだそう)をうけました。
さて、クダドゥは実は、crown&champaというフラワリも経営しているところがマネジメントを行なっています。
私は以前、モルディブのセントレジスで散々な目にあってから、モルディブのリゾート選びでは、口コミ、ブログをじっくり見るようになりました。
情報量が少なかったり、アフィリエイト目的のブログではなく、同じリゾートに6泊以上など、長く滞在されている方のブログをいつも参考にしています。
見分け方としては、お部屋の情報だけじゃなくて、朝食、ランチ、夕食、アクティビティの情報が20記事以上と豊富だと、じっくり滞在をされているのが分かるし、色んな情報があって参考になります。
でね、いつも参考にしているブロガーの方がフラワリのサービス、GMについて書かれていて。
クダドゥも同じ会社の経営で同じGM・・・
そのブロガーの方のレビューはすごく参考になるし、私が勝手に絶対的な信頼を置いているため、クダドゥへ行く前はサービスが心配でした。
でも、広々としたレジデンスと、良さそうなハウスリーフにあまりにも心惹かれ・・・・。
もうサービスがボロボロでもいいや、セントレジスと同レベルでも仕方ない。ヴィラとハウスリーフを楽しみに行くんだ!という気持ちで行くことに。
前置きが長くなりましたが、
結果
問題のGMはフラワリに常時いるため、クダドゥへの影響力は今のところなく、むしろクダドゥのマネジメントがかなりしっかりしていて、総合的にとても満足の高い滞在でした。
クダドゥのリゾートマネージャ―はソネバ、ギリランカンフシに15年程いた方で、会うたびに話しかけてくれます。
気取ったところが全くなく、すごく親切で、自らバギーで迎えにきてくれたり。
もう一人のマネージャーの方は、経歴をきくのを忘れてしまったけれど、いつも名前で呼んでくれたり、細かい話を覚えてくれていたり親切、かつとてもプロフェッショナルでした。
F&BのマネージャーはPradeepという方で、フォーシーズンズに12年務めてた人。
フォーシーズンズ丸の内にもいたそう。とかなり頼もしいマネジメントで、皆さんものすごく、本当に親切でした。
エグゼクティブシェフはフランス人、セントレジスボラボラ出身、スーシェフがアミラ出身、モルディブ初のソムリエ、イリヤス氏もアミラを退職し、今はクダドゥにいます。
最近はアミラフシの経営が厳しく、人材の流出が多いと言っていました。
ただやっぱり気になる点はまだあり・・・・
まず①
ラウンジがフラワリと同じスペースにあり、カーテンでクダドゥ専用エリアを区切っているだけ。
マレの空港は今、毎日ルールがころころ変わり、ラウンジスペースがなかなかもらえないと言っていました。
新空港オープンに向けて、ラウンジスペース確保のため調整中だそう。。。
気になる点②
マネジメント陣は頼もしいけれど、クダドゥのスタッフがまだ足りていない。
そのため、ボート、マリンエクスカーションなどはフラワリスタッフが来るのですが・・・たまに、あれっ?という人がきたり。
フラワリに遊びに行っても、ん?となることも。
フラワリについては、いつも参考にしているブロガーの方の情報通りだったので、5.8水中レストランでの食事もしませんでした。
さて、クダドゥのコンセプトはAAA(Anything. Anywhere. Anytime.)といって、滞在中全てのことが宿泊料に含まれます。
これがまたすごくて、
スパ、ダイビング、ガイドシュノーケリング、ボートクルーズ、デスティネーションダイニング、ウォータースポーツ、無人島貸切ディナー、無人島でヨガ、ターコイズラグーン朝食・・・・
とにかく、モルディブで思いつくこと全てが含まれています。
これは何回まで、なんてケチなことは一切なし。
食べ物もロブスター、シャトーブリアンを気前よく用意してくれたり。
レジデンスでダイニングをすると、エグゼクティブシェフがわざわざ・・・
こんなモルディブリゾートは、なかなかないのではないかな、と思いました。
お酒も1本60万以上の数本をのぞき、ワインセラーのお酒が飲み放題。
お部屋のウェルカムドリンクはビール、ワイン他、シャンパンはルイ・ロデレールが2本とテタンジェ1本。
これももちろん、好きなだけ補充してもらえます。
私はお酒があまり飲めないので、ハラルのアイシャルをいつも飲んでいました。
チーズ&生ハムのお部屋。ここも好きなだけ食べ放題です。
ハチミツもトリュフ入りとか色々あって、離島にいるとは思えない贅沢さでした。
ミライドゥのチーズもすごいな、と思ったけれど、はるかに超えてきた。イリヤス氏による、プライベートセッション「チーズ&ワインテイスティング」もしました。
ウェルカムフルーツも豪華で綺麗。
この他、フィンガーフード、チョコレート、お菓子、瓶入りのドライフルーツ&ナッツ、自家製チップス・・・もあり、これでもか!というほどのウェルカムフードでした。
さて、気になるハウスリーフは・・・・大満足です。まず、島を1周できるリーフの良さと、魚影の濃さ。
魚は色々なところでいつも群れているし、サメ、カメも。
プランクトンがかなり豊富で、魚もたくさん。お部屋からイルカも見れました。
こんな群れが、リーフ内の色んなところにいます。ムレハタタテダイ、ブラックピラミッドが特に多かったかな。
ニモたちも。
そうそう、イソマグロを初めてハウスリーフで見ました。
周りの魚と比べると、すごく大きいのが分かりますか?これには同行してくれたガイドも大興奮でした。
それから、モビュラ(イトマキエイ)の群れもハウスリーフで!これにもガイドが大興奮。
自分で追いかけて行っていました。笑
カスミアジも、こんなに群れるんだっけ?という多さ。
AAAコンセプトのクダドゥはやはり、5泊以上で来る人が多いそうです(じゃないと、アクティビティを楽しみきれない)
あれもやりたい、これもやりたい!と魅力的なアクティビティ、デスティネーションダイニングがたくさんなので、私たちは1週間では足りないくらいでした。
私たちと同じ時期にいたゲストで、23泊していった人がいたと・・・・。23泊って・・・・・!!!!
こういう人たちはプライベートジェット&プライベート水上飛行機なので、ラウンジ問題も関係ないし・・・。
来年の予約もし、既に支払いもしていったそうで。羨ましいなぁ!
部屋数は15室のみ、15歳以下は滞在不可のリゾートなので、とっても静かでした。
ということで。写真を整理し、クダドゥモルディブの旅行記を書いていきたいと思います。
続き→シンガポール→マレ・シンガポール航空ビジネスクラス搭乗記
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