ずっと気になっていたタイ国際航空のエアバスの新型A350-900(A359)に乗ることができました。
(1) レイアウト
タイ国際航空のA350-900(A359)ロイヤルシルククラス(ビジネスクラス)のアブレストは1-2-1です。
しかし、席によって隣が近かったりもするので、座席選びには注意が必要。
注意点とおすすめの席
真ん中の2席は、
- 隣が近い座席(11、14、16~など)
- 真ん中にテーブルがあり、離れている席(12、15~など)
の2種類がありますので、選ぶときは注意が必要です。
2人旅なら、隣が近い座席がおすすめ。
近い2席だと、この距離なので話しやすい。
1人旅ならもちろん窓側が一番ベストですが、もし全部埋まってしまっていたら、2人席の離れたシート側を選ぶと、よりプライバシー感があってよいかと思います。
(2) 座席
座席幅は約51センチ、フルフラットにした際のベッドサイズは186センチだそうです(Seatguruより)
サイドテーブルも広く、とても使い勝手が良いです。
私たちは2人・隣が近い席を選びました。
最近のビジネスクラスはどのエアラインも1-2-1なので、二人旅で隣に座ろうとすると、必然的に真ん中の席になりますよね。
スクリーン&足元。
隣が家族、友人だったら良いけれど、知らない人だとちょっと近すぎるなぁという印象。寝相悪いと隣の人蹴ってしまうかも?
同じエアバスでも、カタール、エティハド航空は全席、一人旅に対応しているな、と思います。
ちらっと右側を。
少しだけスタッガード配列になっているのでプライベート感もそこそこあり。
座席の後ろ側にライト。
座席横、下の方にイヤホン差込口、さらに下にはユニバーサルコンセント。
シートコントローラー。ここで先ほどのライトも調整できます。
スイッチを探し回らなくて良いから便利。
リモコン。
足元。
なんだか汚らしい感じに映っていますが、写真の問題であり、実際は清潔でした。
収納については特にスペースはなく、座席横にポケットがあるくらい。
このくらいの大きさのポーチが、
余裕で入ります。
ハネムーンシートの間にも、お互いの間を隔てるプライバシースクリーンがありました。
が、先ほどの写真の通り足元がだいぶ近いので・・・
一人なら窓側か、お互い離れた配列の真ん中席が良いかと思います。
テーブル。このカチッとタイプが好きです。
座席の横とかから、よいしょっと持ち上げる重いタイプのテーブルは指とか挟んでしまう。そして挟むたびに、またやってしまったと落ち込む。
アメニティ&ブランケット
こちらがブランケット。
片方が綿っぽい素材なので、静電気がおきなくて良いです。
ヘッドセット。
アメニティのポーチとスリッパ。
最近はいらないものは使わずに返すようにしています。少しでも資源の無駄が減ることを願って。
タイらしい、ナラヤのポーチでした。青っぽい紫と白のポーチ。幅は10センチ程度。
私の友人でナラヤ好きな子がいるので、今回のアメニティはいただきました。
中はアイマスク、耳栓、歯ブラシ、リップケアなどの基本的なものだったそうです。
こういうのも、ポーチだけ配って、中身は欲しい人だけってなれば良いなぁ。ただ捨てられるだけの耳栓とかアイマスクが可哀そうだし、資源の無駄も減らせると思うのです。
セーフティーインストラクションビデオはなんだか、とってもフェアリーな感じになっていました。
ついつい見入ってしまう。
ターキッシュエアラインズのビデオはザックキングさんとのコラボで、こちらも面白かったです。
大事なセーフティーインストラクションビデオ、こうやって工夫されているのはみんなも見るし、良いですよね。
私としてはいつかJALかANAに、久石譲さんの音楽に合わせた日本美のセーフティービデオを作って欲しい。
(3) 機内食(羽田→バンコク)
ウェルカムシャンパン。
TG661便(羽田→バンコク)は深夜便のため夕飯は出なく、朝食のみです。
希望者にだけナッツ&軽食が配られますが、これじゃ足りないな、という方はラウンジでしっかり食べておくと良いかと思います。
朝食。
私の経験と好みにもよりますが、タイ国際航空は、
- 朝食なら洋食
- ランチ・ディナーならタイ料理
が美味しいな、と思います。
今回は朝食のみ出る便だったので洋食を選んだところ、アタリでした。
そしてタイ国際航空のクロワッサンは本当に美味しい。
機内のクロワッサンで、よくここまでさっくさくのを出せるな~と感心するほど。
こちらは夫が食べたタイ風おかゆ&卵焼き。味はまぁまぁだったそうで、洋食にすれば良かったと言っていました。
繰り返しますが、朝ご飯は洋食、ランチ&ディナーはタイ料理が一番美味しいです←私としては。
余談ですが、夕飯が機内で出ないことを知っていたので、羽田のラウンジではやっぱりラーメンを食べました。
今までずっとラーメンを食べていたけれど、夫が食べていたそばを食べたら、そばもなかなかに美味しかった。蕎麦と言って良いのか分からない味だけれど、あのふわっとしたそば料理、好きです。
(4) 余談
今回のシンガポールへの帰国では、片道ずつの予約だったため直行便が高く、タイ国際航空を使いました。
直行便の方がもちろん楽ですが、タイ国際航空に限っては
- スパでのマッサージがつくこと
- 機内食がアジアの航空会社ではけっこう美味しいこと
もあり、トランスファーでもほとんどストレスがありません。
バンコクのスパラウンジでマッサージ
ロイヤルシルクラウンジを出て、1分ほど歩いたところ(コンコースD)にあるラウンジ。
タイ国際航空ビジネスクラス以上利用で、このスパラウンジでマッサージを無料で受けることができます。
このサービスが大好きで、シンガポールからバンコクへ行く際は、タイ国際航空を利用するほど(安いからという理由もある)
ロイヤルシルクラウンジに比べ、フード&ドリンクの種類も少ないですが、
ほっこり落ち着くラウンジです。
ビジネスクラス利用で30分マッサージが無料(首肩かフットのどちらか)です。
といいつつ、空いていると人によっては60分とかしてくれるんです。タイって本当素敵な人たちが多くて、好き。
ここのお茶とドライフルーツが美味しい。
ロイヤルシルクラウンジは混んでいるけれど、ここは比較的すいている気がします。
B777(バンコク→シンガポール)
バンコクからシンガポールはB777の機材でした。これは2018年1月に搭乗記を書いているので、今回はさらっと。
B777はフルフラットになりませんが、短距離線なので問題なく快適なフライトでした。
ぱかっと開けるとリモコン。
コンセント周り。ユニバーサルコンセントがあるので便利。
タイ料理を頼みました。美味しい!
これは夫が頼んでいた洋食のチキンだったはず。
ご飯を美味しそうに撮るコツ=低い位置から撮るってあったので試してみたんだけれど、なんか違う気がする。
タイ国際航空は、こういうサイドメニューにも力を抜かないので、いつも全てぺろっと食べれます。
焼きバナナ&クリームでこれもまた美味でした。タイ国際航空はサービスも良いし、機内食も美味しい。
個人的な感想ですが、タイ国際航空ほど機内食が美味しいと感じるのは、なかなかなく、食事だけで言えば、私の中でかなり上位にランクインするエアラインでもあります。
何よりラウンジでのスパサービスもついているので、私としてはすごくオススメ。
ビジネスクラス利用以上だと、チェックインも出入国もビジネスクラス専用のカウンターで、とってもスムーズです。
バンコクのシルバークリスラウンジ情報↓
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