2017年12月~2018年1月にかけて、アフリカのケニアへ行ってきました。
少しでもアフリカ・サバンナリゾートの素晴らしさが伝わるよう、せっかくなので旅行記のまとめ記事を作りたいと思います。
(1) ケニアにあるサバンナリゾートとは?
ケニアにあるサバンナといえば、有名なのはマサイマラ国立保護区、アンボセリ国立公園・・・などです。
国立公園とは?
サファリパークのように動物が飼育されているわけではなく、野生の世界そのままが広がっている場所なのです。
なので、リゾートから一歩出たらライオンなどの肉食獣とも出くわす・・・という場所。
サバンナの中のリゾート
そんな国立公園保護区の中に、色々なリゾートがあるわけなのですが、そのリゾートもピンキリです。
一泊数万もかからないようなキャンプロッジもあれば、一泊30万以上する高級リゾートも。
リゾートのスタイルもそれぞれ異なり、例えば川の近くに建っているリゾートだったり、崖の上からサバンナを見渡せるリゾートだったり。
キリンが訪れるリゾートだったり・・・広大なサバンナには、それぞれ工夫の凝らしたリゾートが多々あるのです。
サンブル国立保護区
私たちが訪れたのはナイロビから北へ、セスナで1時間ほど飛んだ場所にあるサンブル国立保護区です。
サンブル国立保護区には、他の国立公園ではなかなか見れない、サンブル5という動物たちがいます。

リゾート選びでこだわったこと
私たちは、
- その地域らしい絶景が自室から見れる
- 風が感じられるテラス
- プライベート感
- 素敵なインフィニティプールがある
などを重要視し、色々考慮した結果、サルニサンブルというリゾートを選びました。
食事について
実はケニアのリゾートでは、お食事の時に他のゲストと一緒のテーブルで、色々お話して仲良くなりましょう!というリゾートが多いんです。
私は、食事は知らない人とよりやっぱり家族で食べたい、できればお部屋からサバンナを見ながら食べたいな、と思いまして。
その全てがかなうSARUNIに滞在することに決めました。
(2) ケニアへのアクセスについて
日本からナイロビ(ケニア)へのアクセスですが、2018年時点では直行便がなく、中東系エアラインやヨーロッパなどからの乗り継ぎが一般的です。
しかも、日本からケニアのサバンナリゾートはとても遠いです。ナイロビについたら到着、ではありません。
- ジョモケニャッタ国際空港に到着
- →国内線のウィルソン空港へ移動(車で30分~数時間)
- →ウィルソン空港から国立保護区へセスナ
という、恐ろしく長い時間をかけてしか、サバンナへはたどり着けないのです・・・!
カタール航空・バンコク⇔ドーハ搭乗記↓

(3) 国際空港→国内線空港までの移動
マサイマラやサンブルまでのリゾートへは国内線セスナで移動となります。
しかし、厄介なことに国内線のウィルソン空港は、ジョモ・ケニヤッタ国際空港から18キロほど離れた場所に位置しているのです。
国際線⇔国内線の空港間移動は車での移動となり、道がすいていれば20分ちょっと、渋滞時は数時間以上かかってしまうんです。
国際線⇔国内線の空港間移動
- リゾートに手配依頼
- タクシー
- DoDo Worldさん(割高だけれど一番安心で確実)
のどれかになります。
私たちは、DoDo Worldさんにお願いしました。
なぜDoDo World?
慣れない国、しかも治安に心配のある国での車移動は、日本人の方がいらっしゃる会社に手配をお願いしたかったのです。
DoDO Worldさんは、日本語での問い合わせもOKですし、フライト出発時間等、色々相談にのってくれたり、レスポンスも早く安心です。
ナイロビといえば治安が悪い・怖いイメージもあるかと思います。
今回、ナイロビの市内を車で移動したのみですが、見た限りはそこまで治安の悪さは感じず、次回からはナイロビの1泊も良いかな、と思えたほどでした。
<2019年追記>先日、ナイロビでのテロがありました。行かれる方は、十分に注意してください。


(4) サルニサンブルリゾート(Saruni Samburu)
この写真に写っている2階建てのヴィラ、全てが私たちのヴィラです。
2階部分がリビング&テラス、1階がベッド&バスルームになっています。
どちらの階にもテラスがついており、そこから毎日動物を眺めることができました。
贅沢にも、このリビングが全て私たちのヴィラです。
テラスからライオン、象、プンバ、バブーン・・・・たくさんの動物が見れました。
水を探して何十キロも歩いて行く動物たち、命がけで生きている動物を目の当たりにし、毎日涙してしまうくらい。
これは外にあるシャワー。ここももちろんプライベート空間です。

(5) サバンナのアクティビティはどんなことができる?
アフリカといえば、ゲームドライブ(サファリドライブ)。
ほとんどのリゾートでは、一日2回のゲームドライブが宿泊費用に含まれているかと思います。
サルニサンブル(SARUNI Samburu)リゾートでも朝に1回、夜に1回ゲームドライブが基本。
しかしSARUNIリゾートはサービスレベルが素晴らしく、好きな時間や、レアな動物が出たという情報があれば、すぐにドライブに連れて行ってくれたりしました。
象がサバンナを歩く景色。こんな景色が目の前で見れるなんて、贅沢だと思いませんか?
アフリカのサバンナを訪れると、人生の価値観が変わるよ、と以前友人に言われたのですが、本当でした。
ここでしか味わえない地球の本来の姿、日々いただいている命、日々目を背けている犠牲、色々なことを考えさせられました。
夕暮れに佇むレオパードとか。見ているとただ無言になっちゃう。
そして思い出すと、なんだかとても寂しい気持ちになる。
もう会えないだろう動物たち、「生きている」というのをすごく実感した場所でした。
すごくレアな赤ちゃんチーターも見れたり。
日本からアフリカのサバンナは遠いし、人気リゾート行先にはまだなっていないかと思います。
だからなのか、やはり客層もアメリカ、ヨーロッパからの人たちがほとんどでした。
さて、アフリカ・サバンナリゾートでのもう一つのアクティビティといえば、サバンナの大地での朝食・ランチです。
朝ご飯を食べていたら、目の前をキリンが歩いて行くとかすごい!



(6) まとめ
アフリカのサバンナは本当に遠いですが、今までの旅行先で一番満足度が高く、行ってよかったと心から思える場所です。
毎日動物を眺め、豪華なヴィラで絶景を見ながらくつろぐ。
SARUNIはプライベート感もばっちり、大自然の中なので小さな虫(光に集まる虫)はいますが、ハエ・蚊などは一切いなく快適でした。
都市型ホテルより自然リゾート滞在が好きな方、夜景を見るより鳥とか眺めているのが好き、という方はきっとアフリカリゾートも好きになるかと思います。
自然・動物の強さにただただ毎日圧倒される世界、本当におすすめです。
Saruni Samburu…not far, still a world away.
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