ラッフルズホテルによる、色んな国をテーマに世界をめぐるWorld Afternoon tea 。
2022年の夏に開催されていたのは、「シチリア島」をテーマにしたアフタヌーンティーでした。※今はペルーがテーマですよ!
(1) The Grand Lobbyにて
ラッフルズのアフタヌーンティーは今、The Grand Lobbyにて提供されています。
だいぶ前のブログでも書いた通り、10年前はティフィンルームでこちゃっとした印象でしたが、The Grand lobbyもやっぱりこっちゃっとしています。
このようなプライベート感が味わえる席もありますが、ほんの数台しかありません。
たいていは小さなテーブルで、隣のテーブルが近く配置されています。
あまり落ち着く雰囲気ではないですが、逆に言えば気軽にお喋りできるメリットも。
もし、より落ち着いた雰囲気を求めるなら、レジス、フラトンベイ、フラトンホテル、リッツの方が良いかと!
(2) アフタヌーンティーの内容
3段トレーが運ばれてきました。一番下がセイボリー、上段2段はスイーツとなっています。
紅茶はマリアージュフレールで、オレンジペコー(セイロン)、アールグレイ、ルージュオペラ。
緑茶はヴェールプロヴァンス、ジャスミン、カサブランカなどありました。
取り皿は、とっても可愛いデザイン。多分、Safran Parisのかなぁと思いました。
お家でもこんなかわいいお皿を使いたいけれど。私はうっかり落としちゃったりするポンコツなので、怖くて絶対買えません。
さて、一番上の段にあるのが、シチリア島のスイーツ、ブリオッシュ&レモンのグラニータ(シャーベット)です。
サーブの方に、「溶けてしまうので、どうぞ一番最初にこちらのブリオッシュとシャーベットをどうぞ。」と。
ブリオッシュは、パンとマフィンの中間のような生地で、ここにアイスをはさんで食べます。
甘さ控えめのブリオッシュと、冷たいレモンシャーベットがとても良く合い・・・・ませぬ(´з`)←私的には。
レモンシャーベットはすぐ溶け、後にシャーベットをすったべっちゃっとした酸っぱいパンだけが残ります。
えーーーーー・・・・んーーーーー?という味でした。ただただ冷たくて酸っぱくて、体が冷えるし紅茶とも合わなかったよ。
続いては、カッサータ(緑の)と、カンノーリです。
カッサータは、中にスポンジケーキ、チーズが入っていて、マルサラワインも入れています、とのことでした。これは美味しかった。
カンノーリもとっても美味しいのだけれど、生地がかたすぎてまずナイフでは切れず。
手づかみでがぶっと食べるしかないけれど、すると後ろからむにゅっとクリームが出てくるという。ホテルのアフタヌーンティーで食べるには、ちょっと不向きだなと思いました。
家で、口にクリームとかつけながら食べるのに向いてる。
セイボリーは、チーズ・サラミなどが入ったheroサンドイッチや、卵やツナが入ったサンドイッチ。
heroサンドイッチはパンが非常に硬い。色んなところからガチャーン!というナイフがお皿にぶつかる音が・・・笑
これも手で持ってかじるしかなく、やっぱり食べにくい。
そう考えると、私が今まで雰囲気、サービス、食べやすさ、味、全てが完璧だ!と思ったのは、6つ星ホテル、ザ・レヴェリーのアフタヌーンティです。
なんだかレヴェリーの回し者みたいになってますが、本当にここは別格でした。
シグネチャーのスコーンはとっても美味しい。クロテッドクリームとジャムも最高でした。
(3) ドレスコード・予約について
ドレスコード
ドレスコードは厳しいです。
男性は襟付きのシャツ推奨、サンダルはNGです。ハーフパンツは、ランチタイムは一応OKとなっていますが、ロングで行くのが無難だと思います。
女性もショートパンツは避けた方が良いです。ワンピース、ロングパンツが◎
ゴムサンダルのようなものは女性でもNGなので、お気を付けください。
予約について
ラッフルズホテルのHPから予約できます。
いつもけっこう混んでいるので、コロナ後だから空いてるかも・・・と油断せずに、予約して行きましょう。
(4) 感想
ラッフルズの雰囲気は好きです。
がしかし、やはりテーブルのレイアウトはこちゃっとしていて(ティフィンルーム時代と変わらない)、隣のテーブルが近く、あまり落ち着きません。
お料理も美味しいものもあれば、正直これは・・・と思うのもあり。
これで一人SGD88++と、他のシンガポールホテルアフタヌーンティーより割高なので、私としてはおすすめ度はちょっと低めです。
まだブログでは書けていませんが、ここ最近行ったアフタヌーンティーの中では、リッツのRepublicアフタヌーンティーが一番良かったです。
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