春の侘桜へ訪れてきました。今回宿泊したのは和室『黎明』です。
以前滞在した、別のお部屋については↓
(1) チェックインと春の和菓子
秋→冬と訪れ、今回は春の再訪。
春のウェルカムスイーツは、桜を使った和菓子でした🌸
(2) 和室『黎明』
侘桜では、
- ダイニング付き和洋室
- 和洋室
- 和室
の3種類お部屋があり、全室に半露天風呂が付いています。
今回は宿泊したのは、ピンクで●をしたお部屋『黎明』で、和室です。
- 冬は青色の●→直武(ダイニング付き和洋室)
- 秋はオレンジ色の●→東雲(和洋室)
と滞在しています。
余談ですが、私はどんなに好きになったリゾートでも、(いつか再訪したい)とは思うものの、そのいつかは5年とか10年後の話のことが多く、結局新しいところに行ってみたい!という性格なのですが、
でも侘桜だけは、わざわざ飛行機に乗ってでも来たい!と思うほどお気に入りです。
宿の周りは自然だけで静か。かつJRの駅からもタクシーで15分ほど、何より近くに武家屋敷があったり、と本当に好きなポイントが沢山つまった場所!
和室
では、黎明のお部屋です。
玄関などについては、今までに滞在したお部屋とほぼ同じなので割愛し、和室の様子から。
相変わらず素晴らしくメンテナンス、清掃された畳と、かなり綺麗好きな私から見ても、文句ひとつつけようのない清潔なお部屋。
隅々まで清掃されている安心感。
見ないけれどテレビやテレビ台。
そうそう。ずっとパウダールーム(もしくは鏡台)があったらなぁと書いていましたが、黎明のお部屋にはこんな鏡が置いてありました!!
もしかしたら、以前宿泊した東雲や直武にもあったのかもしれませんが、今回初めて気が付きました。
私はシンク周りにお化粧品を置いたりするのが嫌なので(ポーチとか濡れるのが嫌で)、この鏡は大変有難かったです。
バーエリアにはお水やポット類。
大好きなもろこし。毎回同じものですが、私は「地元のものを使う」というコンセプトが好きなので、特に気になりません。
ビールとお茶は飲み放題。中には、生もろこし。
これが本当に美味しくて。美味しいお食事の前に、ついぱくぱくと食べてしまいます。
寝室
続いて寝室です。
今回ベッドのある和洋室が全部空いてなくて、仕方なく和室にしたのですが、お布団がそれはもうふっかふかで寝やすくて、ベッドで寝ているのと何も変わらない寝心地でした!
私は実は、硬い床やマットレスの上で寝ると背中が痛くなってしまうので、今までずっと和室を避けていましたが、お部屋の作りとか動線とか、和室が一番好みだなと思いました。
反対側から見た図。
机もあって、スマホやちょっとした私物を置くのに重宝したスペース。
足元には小さいですがリビングがあり、外の景色を楽しめるようになっています。
クローゼット&洗面所
クローゼットの中です。どこもかしこも清潔。
ホットマンのバスローブ。
コットン&リップル地っぽいパジャマは寝心地最高。
館内着の浴衣、靴下。こちらでレストランとかも行ってOKです。
セーフティーももちろん完備。
かごバッグとスリッパ。あとはファブリーズなんかも置いていて、さすが日本だなぁという感じ。
こちらがシンクです。
シンクはどのお部屋も違った蛇口で、毎回(次はどんなのかな~)と楽しいです。
便利なタオルウォーマー。
資源の無駄になっちゃうので使わないけれど、アメニティ類です。
メイク落とし、洗顔フォーム、化粧水、クリームが入ったナリスのキット。
お手洗いはもちろん、シンクとかとは離れたところにあって◎
半露天風呂
こちらが『黎明』の半露天風呂です。
洗い場とお風呂の間には仕切りがあるので、とっても使いやすい。
半露天風呂です。
冬に来た時は、さすがに寒いなと思ったけれど、秋、春はとっても心地よいです。
テラスへ続く扉を開けるとこんな感じ。
テラス
続いてテラスです。
春はテラスの居心地がよく、お風呂→テラス→ドリンク→畳→お風呂のループが最高でした。
秋、冬は寒かったので、いれて1~5分ほどでした。
秋は紅葉、冬は雪、春は少しずつ芽吹いてきてる木々が綺麗です。
きっと夏も・・・と思って、実は夏にもまた日本帰国&侘桜再訪を予定してたのですが、ケロケロなく奴が春~夏は出ると知り諦めました。
でもケロ太郎たちなんて平気よ!という方にとっては、夏は新緑でまた違った良さが楽しめそう。
テラスの居心地もまた素晴らしく。秋に雨が降った時も、寒いけれど雨音がすごく良かったんです。
この人里離れた感が好き。
春はテラスの居心地が良くて、調子にのって裸足でウロウロしてたら、人生で初めてブヨに刺されるという体験をしました。
強烈な痒みに本当にびっくりしたけれど、侘桜のスタッフの方たちが色々と心配してくださり、ほっこりする出来事もありましたので、それはまた別の機会に書きたいと思います。
(3) お食事
今回は2泊したので、それぞれ毎日違うメニューを楽しめました。
1泊目の夕食『秋田牛味噌幽庵焼き』
お食事処は全て半個室仕様です。お隣の声は多少聞こえてきますが、人の目が気にならない作りなのが好きです。
ダイニング付き和洋室に滞在すると、お部屋食になります↓
お酒は得意ではないのですが、温泉、和食とくるとなんだか日本酒を飲んでみたい気分になって。
飲みやすいという春限定のお酒『一白水成』を頼んでみました。ほんの少しだけにしてもらって、ちびちびと2人でシェア。甘めで飲みやすかった気がします。
では、ここからは例のごとく全て美味しかったので、御品書きだけを載せていきたいと思います。
『座附』新百合根むうす、白海老、百合根、豌豆(エンドウ豆のこと)
『前菜』生雲丹、しらす、墨イカ、鯛煮凝り、姫サザエ、白アスパラ
本当に!
どれも毎回美味しい!
『御造り』真鯛、湯葉こんにゃく(これがまたすごく美味しい)
お刺身は最近ちょっと苦手になってしまったので、夫に全部あげました。でも湯葉こんにゃくが毎回美味しくて、私にとってはお刺身よりご馳走です。
『焼物』秋田牛味噌幽庵焼き、蒸し春野菜
こちらのメインが本当に美味しかった。今回は2泊したのですが(2泊目はお食事内容が変わる)、次の日もこれが食べたいんですけれど!というくらい美味しかったです。
春の野菜はどれも甘くて美味しくて、どうやったらこんな味になるんだろう?って毎回不思議に思う。
『強肴』香鍋、金目鯛
優しいほっこりした出汁と、山菜の香りが春らしくて美味しかった。
『御食事』桜海老の蒸籠御飯、留め椀、香の物
『水菓子』はわらび餅でした。どれもとっても美味しかったです。
1泊目の朝食
この時、実はちょっとしたことがありまして😳
私が個室に入った瞬間、それはもう小さな小さなケロ太郎(1センチもないくらい)が、窓際の床に鎮座してたんです。(ちなみにケロ太郎とは、ケロケロなく奴のことで、私は本当の名称が言えないほど怖くて嫌いなのだ!だからもしコメントして下さる方がいれば、決してその名前は出さないでケロさんとか、ケロ太郎と書いてね!本当の名称書いたらコメント承認できませんよー。)
もちろん私は(ひぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぅぅぅっ!?!?)っと、声にならない悲鳴をあげて、不自然に部屋から逃げました。
普通なら「〇〇〇がいます」って言えるんだろうけれど、私はその名称が怖くて言えません。しかも大きさが本当に小さくて、普通なら見えないくらいのチョコボールみたいな小ささ(それでも私は怖い)
やっとのことで「あ、あ、あれ、、、奴がいる!」と夫に伝え、夫とスタッフの方が目を凝らして見つけてくれて、無事に部屋からご退出してもらったのでした。
レストラン近くに星見台(外)に繋がる扉があるので、誰かがドアを開けた時に中に入ってきたのだと思います。
対応してくださった男性スタッフと、苦手なものって、見つけてしまいますよねという話になり。「私はヘビが苦手なのですぐ見つけてしまうんですよ。」と仰っていて、
本当に!まさしく!不思議と苦手なものって、なぜか見つけてしまうんだよね・・・と不思議に思いました。
と、朝食とは全く関係のないお話なのですが、これが次の日の朝のほっこりストーリーに繋がるので、一応書いておきました。
話を戻しまして。秋、冬とはまた違う春の景色を眺めながらの朝食です。
お酢と豆乳のドリンク。これ本当に好き。
美味しい和朝食で朝からほっこり。
でもいぶりがっことかお漬物は全部食べると、ちょっと塩分とりすぎになるかな、と思ったので少し残してしまいました。
油ののった美味しいお魚。
ピカピカのあきたこまち。でも私の写真撮り方のセンスがいまいちで、本来の光り輝きが映し切れていない!
お米が本当に美味しくて、全て残さず美味しくいただきました(いつものごとく)
食後のデザート。
2泊目の夕食『大平山ポークヒレ』
2泊目のディナーでも、調子に乗って日本酒をオーダーしました。
日本酒を頼むと、このようにおちょこを沢山持ってきてくださり、この中から一つ気に行ったのを選べるようになっているんです。
侘桜なので、桜のおちょこを。オーダーした日本酒は、昨日と同じ『一白水成』です。
鮑、雲丹などの茶碗蒸し。この後に前菜があったのですが、写真が見当たらなくて・・・撮り忘れてしまったようです。
御造り。
太平山ボークヒレ松の実味噌焼き。
桜鯛酒蒸し。
御食事は炙り北寄貝の蒸籠御飯でした!
季節の果物と豆乳プリン。どれもいつものごとく、とっても美味しかったです。
2泊目の朝食
2泊目の朝食です。
お部屋に案内してくださったのが、1泊目の朝食時に私が慌てたケロケロ騒動を解決してくださった男性スタッフの方で、お部屋に入る前に、
「今日は大丈夫ですよ。」とお部屋の中を自らちゃんと確認してくださって・・・なんて優しいんだろう!とほっこりしました😊
お馴染みの豆乳+お酢。
ピカピカもちもちのあきたこまち。
ほっこりとした和朝食。
と、朝食中に夫が突然むせてしまい、咳をし始めました。(お水をもらおう)とスタッフの方を呼ぼうとしたら、すかさずコンコンとドアのノック音が!
なんと!こちらからお水をお願いする前に、「咳をされていたのでお持ちしました」と持ってきてくれたのです。
しかも、いつも私たちが常温のお水をお願いしているのも把握してくれているようで・・・何も言わずに常温のお水を持ってきてくれるという素晴らしい対応。
すごいな~、本当に良いお宿だな~と感動しました。
デザートも美味しくいただきました。
(4) 感想
今回で3回目の訪問でしたが、相変わらず侘桜の清潔さ、調度品の質の高さ、スタッフの方々のおもてなしはもちろん、何より和室の寝心地がすごく良いことが大発見でした。
和室=畳の上で寝るなので、どうしても背中とか痛くなっちゃうかな・・・と心配でしたが、ベッドで寝るのとなんら変わりなく。
何より全部畳というのが、やっぱりすごくほっこりするし、木や畳の香りがすごく良かったです。
次回訪れるなら、きっとまた和室を選ぶと思います、というくらい気に入りました。
相変わらず素晴らしい、昔話に出てきそうな景色。
角館武家屋敷の桜はほとんど散ってしまっていたのですが、侘桜は山里にあるだけあり、少し桜が残ってくれていました。
続き→香月でアクセサリーを購入
前回→角館で食べ歩き
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