ジョアリビーイング初日の夜は、Flowというレストランの予約を入れてもらいました。
レストランの予約時間少し前にバトラー・ナッビィがヴィラまでやってきて、バギーで送迎してくれました。初日は移動もあって疲れていたので、大変有難いです。
そしてナッビィはどこへ行くにも必ずアテンドしてくれ、毎回荷物も持ってくれます。
レストランへ行く際も必ず中まで一緒に歩き、レストランスタッフに引き継いでから去っていくんです。バトラーさんの中には、席まで一緒に向かいゲストの代わりに注文をしている方もいました。
レストランで放置されるということが絶対ないので、すごい安心感。
メインレストランのFLOWに着きました。
ナッビィはレストランスタッフに私たちを引き渡した後、「夜もお迎えに来ますので、ディナーが終わったら連絡ください」と言って去っていきました。
さて、メインレストランの中は、屋根がある席とテラス席の2種類があります。
そしてこちらのFLOWレストランには『Su』『Plantae』『B’Well』3つのコンセプトのレストランが入っています。
- Su=シーフード
- Plantae=ベジタリアン
- B’Well=お肉料理
となっていて、それぞれキッチンが全く別。これはアレルギー対策も兼ねているのだそう。
こちらがお肉料理を調理する『B’Well』
こちらはベジタリアンの『Plantae』
とこんな風に、使う包丁、まな板、フライパンなどの道具はもちろん、材料なども万が一にでも跳ねないようにと完全に別の部屋でそれぞれ調理されるようになってます。
すごい徹底ぶりです!!
こちらはシーフードの『Su』
シーフードのキッチンにいたシェフが、ベジタリアンのセクションに行くことなどもなく、日ごとに徹底して分けてるそうです。
特にアレルギーは人によっては命にかかわることですから、この姿勢は大変すばらしいと思いました。
Flowレストランのテラス席は、昼間だとこんな感じ。
一番前の席が景色が良いです。そしてここのレストランスタッフがもうまた・・・本当に皆さん親切で、親切で親切すぎました(語彙力が低下してしまうレベルで感動した)
夜の雰囲気。
そして一番前の、景色が非常に良い席に通してもらえました。
何も言わずに、バッグ置き場もさっと持ってきてくれる。
お水はハウスウォーター(無料)か有料のものが良いか、何もきかずに最初からしっかりきいてくれました。やり取りが非常にスムーズです。
私は別に水のこだわりはそこまでないので、ハウスウォーターをお願いしました。
まずはハイビスカスのドリンクです。体のむくみ対策や、疲労回復に良いんだって!
お水もなくなると、さっと注ぎにきてくれる。
この初日にハウスウォーターをお願いしたら、滞在中はそれ以降聞かれることもなく、ランチの時も、他のレストランに行っても必ず毎回ハウスウォーターを出してくれました。
どうやらジョアリビーイングではシステムに逐一顧客情報をアップデートし、レストラン、スパスタッフ、全バトラーがゲストの情報を把握するよう徹底されているようでした。
なので例えば、スパの後にレストランとか行くと、レストランスタッフに「スパはどうでしたか?」なんて聞かれます。すごいです。
さて、この日は『Su』からシーフードメインでディナーを選びました。
もちろん前菜をシーフード、メインはお肉などミックスしてもOKですが、なんか統一したくて。
夫の前菜はホタテ。すごく美味しい!とあまりにも言うので、別の日に食べてみたら本当に美味しかったです。
ところで、ジョアリビーイングではパンはリクエスト制(無料)です。
これは廃棄されるパンの量が、他のモルディブリゾートでも問題になってるくらい多いからなのだそう。
リクエストすれば好きな分だけもらえてフードロスにもならないし、すごく良いですよね。いらないものをどーん!と出されて残すのがいつも嫌な気持ちだったので、この姿勢も非常に好きです。
私は魚の炭火焼き。香ばしくて美味しくて、離島で食べているお食事とは思えません!
しかもこれでUSD53++です(今回はハーフボードでしたので、プラン内ですが一応ご参考に金額まで)
他のハイエンドなリゾートと比べても気持ち少しだけ低めの金額なのに、味はシンガポールの有名なレストランレベルに美味しくてびっくりでした。
これは夫が食べていたロブスター。
ロブスターはUSD150++(これもハーフボードプラン内)でしたが、ジョアリビーイングではロブスターだけではなく和牛(鹿児島)もハーフボードに含まれていました。太っ腹です。
メインの後のお口直しは、ラズベリーのソルベ。
コース料理じゃないのに、こういったソルベもちゃんと出してきてくれるのがすごいと思います。
いつもはデザートとか食べないようにしているんだけれど、ハーフボードなので頼んじゃいました。
私はマサラカラクというチャイを使ったデザートに、ホームメイドアイス。アイスは何種類も手作りで、こだわって作っているそう。
こちらは夫が頼んでいたPEARというデザート。周りはホワイトチョコでコーティングされていて、ヘタの部分も全て食べれます。
中は梨のコンポートとムースで、すごく美味しかったそう。そしてこれでUSD23++なので、かなり現実的な金額ですよね。
ジョアリビーイングには、ミシュラン星付きレストランで修業をしたシェフがいるので、デザートまでもぬかりなく、それなのに現実的な金額というのが好きです。
ところでこちらのカロリーは、490Kcal!!(;´Д`)
メニューに全てカロリー、炭水化物量、プロテイン量、脂質などが細かく書いているので、頼みたいな・・・と思ってもカロリー見た途端ひえっ!てなり、食べ過ぎ予防になりました。
ところで。ディナーが終わった後、バトラーに連絡するのをうっかり忘れて出てきてしまいました。
そしたら入口にマウヴィさんという女性のバトラーがいて、「ヴィラへと戻るのですか?」と聞かれ、ヴィラ番号を伝えたらスマホでさっと情報をチェックし、
「Mr.〇〇, Ms. Miaですね。ナッビィ(私たちのバトラー)を今からでも呼べますが、少し時間がかかるかもしれませんので、私がお送りします。」と。
スマホで情報をチェックしてすぐに私たちを認識してくれ、しかも今回がモルディブ11リゾートめということや、シンガポール在住であることなど全部把握していました。
マウヴィさんは日本が大好きで、いつか旅行に行きたいと、そして着物や浴衣など日本の伝統的なものが好き、とも。ちなみにこの女性のバトラーは、トリップアドバイザーで色んなゲストにべた褒めされている方です。
ヴィラに送ってもらうまでの間でしたが、会話の仕方、テンポなどが非常に心地よく。
4分ほどしか会話しませんでしたが、もし次回ジョアリビーイングに来たら、彼女のために扇子とか日本のプレゼントを持ってこよう!と思えるくらい、なんだかとっても素敵な方でした。
私はけっこう人見知りするし、自分から話しかけたりとかあまりできないので、こういう明るく会話が上手な人にすごく憧れます。
お部屋はとっても綺麗にターンダウンされていました。
ちなみにジョアリビーイングでは、ディナーのデザートなどもカフェインなどは一切使わないそうです(チョコレートが食べたい!という方のためのチョコレート系デザートは別)
これはゲストにゆっくり眠って欲しいという配慮だそう。チョコに見えるものも、キャロブを使っていたりと色々と工夫されていて本当に有難い。
続き→ジョアリビーイングの朝食ビュッフェ
前回→自転車で島を一周
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