ジョアリビーイングモルディブ2日目の夜。スパを終えた後は(→スパの様子はこちら)、予約してもらった鉄板焼きディナーへと向かいます。
今回はハーフボードでの滞在だったのですが、鉄板焼きは別料金。
でもモルディブよくあるあるのエンタメ的な鉄板焼きではなく、ジョアリビーイングではちゃんとしたシェフがお料理してくれ、今まで訪れたリゾートでの鉄板焼きで一番気に入りました。
一日目のシーフードディナー@SUについては→こちら
既にジョアリビーイングモルディブ旅行記で何回か書きましたが、バトラーのナッビィはこうして(↑)常にレストランまでアテンドしてくれます。
レストランスタッフにちゃんと引き渡してから、毎回去って行くんです。
それが私としてはとってもすごいな、と思ったし、ブログでも写真と共に紹介したいと思ったので、2日目からは毎回ちゃんと写真を撮るようにしました☺
毎日何度も会いにきてくれるし、f2fだとささいなことも聞けるし、遠慮しがちなこともあちらから提案してくれて、本当に素晴らしいバトラーさんでした。
ジョアリビーイングモルディブの鉄板焼きは、ビーチサイドにあります。明るい時間はこんな感じ↑
席からはGate Zeroが見えます。
なんかこうやってみると煌々と光っているように見えるのですが、写真の問題であって・・・( ;∀;)実際はもっと落ち着いたライトアップです。
天井にはファンがついていて快適。
完全プライベート制です。
ジョアリビーイングモルディブでは、ランチやディナー時にハウスウォーター(無料)を頼めますし、最初にスタッフから説明があります。
1日目の夜に、水にはこだわりがないのでハウスウォーターでと指定したところ、その後は一度たりともこちらから言う必要なく、ランチの時もディナー時も、全スタッフがハウスウォーターを必ず持ってきてくれました。
ナッビィはここまで案内してくれ、後はレストランスタッフがバッグを置く椅子も用意してくれました。
そして驚いたのが、「スパはいかがでしたか?」とレストランスタッフにきかれたこと!レストランスタッフが、私たちが今日受けたアクティビティを把握しているってすごいです!!
こちらはスターターのサーモン。
今回はシーフードコース、お肉のコースとそれぞれお願いしました。
スターターを食べ終わる頃に、シェフのエンダーさんがやってきました。
軽く挨拶した後、「今日はティーテイスティングを受けたと聞いています。いかがでしたか?」と。先ほどのレストランスタッフはスパについてきいてくれ、エンダーさんはティーテイスティングと、なんだか連携プレーがすごい!
エンダーさんはとっても明るい方で、インドネシアのビンタン島出身、鉄板焼き歴約20年と言っていました。
ちなみにビンタン島は、シンガポールからフェリーで1時間ほどで行けるリゾート島で、東京からの感覚だとパスポート持って箱根やディズニーランドに行く感じ。
12年前は、今より気力も体力も有り余ってたので・・・土日でビンタン島とかよく行っていました。しかし今はもう・・・土日じゃ疲れるし、でも2泊とかで行くところでもないし、と足が遠のいてます。
でもエンダーさんとお話して、今のビンタン島は素敵なリゾート(ザ・サンチャヤ)もできたし、また近々行ってみたいなぁなんて思ったりも。
前菜はお肉コースだと『カモのタタキ』
シーフードのコースだと『マグロのサラダ』すごく美味しかったです。
次が味噌汁。これがまた美味しくて!
私は今まで、海外のリゾートで味噌汁を美味しいと思ったことがありませんでした。出汁がきいてなかったり、味噌が??だったり濃かったりばかりで・・・。
しかし、ジョアリビーイングのお味噌汁はとっても美味しかったです。
あまりにも他のリゾートと味が違うのでエンダーさんに聞いてみたところ、ジョアリビーイングでは味噌が自家製で、出汁もちゃんととっているそう!
モルディブで自家製の味噌って初めて聞きました。なんと、ミシュラン掲載日本食レストランの日本人シェフから、直々に教えてもらい修業を積んだ方が、味噌をリゾートで作っているそうです。
こちらはシーフードコースのお味噌汁。
出汁も味噌もとっても美味しかったのですが、更にこの後にひじきなんかも出てきて、まぁもう質の高さにびっくりでした。
エンダーさんは、サーモンと鶏肉を焼いていきます。歴20年とのことで、焼き方ももちろんちゃんとしていて、すごい安心感!
こちらがサーモン。
皮はパリパリに焼くかなども全部聞いてくれました。サイドディッシュがめかぶ、エリンギ、ピクルスと組み合わせも良き。ちょこん、とあるしめじについては後で書きます。
サイドの盛り付け方なども、非常にバランスが良いです。
こちらはチキンです。そしてちょん、と置いてあるしめじは、実は麹を使ったピクルス!
ジョアリビーイングモルディブでは消化を助けるために『ピクルス』が、鉄板焼きと共に出されるんです。
しかもピクルスと言っても、いわゆる洋食のよくあるピクルスじゃなくて、塩麹を使った自家製ピクルスなんですよ。隅々まで工夫があってとっても良いです。
卵を焼いて行くエンダーさん。
ほたて、キングプラウン、和牛も焼かれていきます。
こちらの和牛は、鹿児島牛と言っていた記憶が。あれ?宮崎だったかな・・・記憶が曖昧ですが、南の方でした。ちなみに和牛はマーブリングスコア9で、とろける美味しさ。
和牛もちゃんと焼き野菜、ピクルスと共に。そして、右上に見える黒いのはなんと、ひじき!!
こちらはエグゼクティブシェフ・リチャードのこだわりで、日本食レストランで修業を積んだリチャードが、こういった和の食材も取り入れているんだって。
後日、リチャードとはたくさん話し、プライベートでキッチンツアーなどもしてくれたので、彼の食へのこだわりやホスピタリティの高さについては、また今後書いていきたいと思います。
ホタテとキングプラウン。どれもとっても美味しくて、本当に心から満足しました。
そしてさらに驚いたのは!
こちらのフライドライス。
フライドライスが美味しいのは当たり前なんだけれど、ジョアリビーイングモルディブのフライドライスは本当に美味しい!何か味が深くて・・・香ばしい。
エンダーさんに聞いてみたら、「隠し味でみそだまり」を使っています。と。
海外のレストランで、日本人ではないシェフの方から「みそだまり」という言葉を聞いてびっくりしたし、味噌も手作り、ピクルスも塩麹を使ったものだったりと、なんかすごい!
今までモルディブの鉄板焼きは、日本の食文化を楽しむというより、雰囲気とエンターテイメント的なところばかりでした(←でもそれもまた好き)
しかし、お金をとるならクオリティの高いものを、というジョアリビーイングモルディブの姿勢や、離島でもできる日本の食文化を取り入れているところが、素直にすごいと思いました。
お口直しのソルベは、みかん。和みます。
デザートはチーズケーキ。すごく美味しい!離島にいるとは思えません。
夫が食べていたデザートは、写真を撮り忘れてしまいましたが、柚子のソルベで大変美味しかったそうです。
今回はコース料理でお願いしましたが、最初から最後まで全て美味しくて、エンダーさんとのおしゃべりもとっても楽しかったです。こんなに満足した鉄板焼きは、海外では初めてです!
鉄板焼きを出るころに、バトラーのナッビィにバギーをお願いしたら、”I am here, whenever you are ready”と来ました。鉄板焼きは終わるタイミングが分かるから、もう既に待っていてくれたみたい。
小さなことかもしれませんが、こういったところにすごく感動しちゃいます。
2日目の夜のスイーツ。次の日の朝に食べました😉
続き→オーシャンサラの前のシュノーケリング
前回→ジョアリビーイングのスパ
コメント
みそだまりには驚きました!! ジョアリ・ビーイング素晴らしいですね。
サーモンの皮のパリッと焼き、それもフレンチのディッシュのごとく意味深く美しい盛り付け! キングブラウンの焼きも、甲殻部分すら生かすところなんか、まさに食材ラブのお仕事ですね。
おっとご挨拶が遅れました。Miaさんのクダドゥやミライドゥの記事が大好きで、それ以来もずーっと愛読しておりました。ご挨拶が今になりましたが、Miaさんの目線がとっても魅力的で同感する部分が多く、記事内の語りかけも大好きです。
滞在中にアンテナに引っかかる部分も共通しているのにもにんまりしておりました。毎日、こちらのサイトに感動と発見を頂いておりました。
その影響は大きくて、モルディブ12回目の滞在にジョアリ・ビーイングとミラドゥの2島滞在を決め(来年雨季の滞在ですが)現在手配進行中のmikoと申します。
仕事も旅も共に夫婦で〇〇年。年に一度、やっとオフが取れるか取れないかの生活、なのでそのオフを過ごすのには思い切った手段でと決めています。結局モルディブになってしまうのですが、リゾート選びには悩みますね。
気に入ったリゾートのリピート滞在も多いのですが、新しいリゾートとの2島滞在だったり、2週間ほどのオフが取れる時には思い切って3島滞在もしたりしてきました。
コロナ期間中は旅を我慢していましたので実はこの度5年ぶりのモルディブ里帰りになります。来年の旅が実現しモルに到着したら、涙するかもです。
思わずコメントしてしまいました。失礼をお許しください。
ミライドゥは以前から是非滞在したいリゾートでしたし、またジョアリ・ビーイングのコンセプトにもぐっと惹かれていろいろと情報を集めていましたが、Miaさんの滞在がとっても素敵なのにはうっとりさせてもらっていました。
また、モルディブで頂く最近のショー化した鉄板焼きには魅力半減だったのですが、ジョアリ・ビーイングでこんな完成形で供される事には感動してしまいまして・・・
これからも滞在の魅力的なお話、楽しみにしております。宜しくお願いいたします。初コメながら長文にて失礼いたしました。
miko様、初めまして。この度はコメントありがとうございます。
なんと、来年にミライドゥとジョアリビーイングの2島滞在予定ですか!なんて魅力的なのでしょう。とっても羨ましいです!
ミライドゥとジョアリビーイングは近いので、確かにボートでの移動も楽ですし、雨期ならハニファルベイも楽しめるしと、すごく素敵ですね。5年ぶりのモルディブ里帰りとのことで、もう少し先とのことですが、素晴らしいご旅行になることを祈っています!!
そして私のブログに対し、感動と発見だなんて、あわわわわわっとなっちゃいました。ありがとうございます(*´ω`)
キングプラウンの甲殻部分、もう本当に仰る通りです。このような細かいところまで気が付かれるということは、もしかしてmiko様がモルディブリゾートを選ぶ際はお食事重視でしょうか。
サーモンの皮、甲殻部分もちゃんと調理してくれ、そしてみそだまりやひじきを知っている外国人シェフというのは、モルディブリゾートで私は出会ったことないので、本当に感動しました。
ジョアリビーイングは長い旅行記になると思いますが、引き続き読んでくださると嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いします♪
Miaさん、素敵なコメント返しに嬉しく思いました。ありがとうございます。
仰る通りモルディブの魅力のポイントはお食事ももちろんですが、私には実は一番は・・バトラーやスタッフ、そしてゲストと出会うエピソード。これまでに滞在したそれぞれのリゾートで素敵なおもてなしを受けたり、感動したり喜びを感じたりの数々を思い返す度に愛おしさを感じて、やっぱりモルディブへ気持ちが馳せるんです。
あの美しいブルーとホワイトサンド、太陽と共に一日が過ぎていく時間の中でのものですから格別なのです。
Miaさんの記事の端々に共感するのもそんな部分を表現して下さっているからですね。
そしてプラ持ち帰りのアナウンスも素晴らしいと思っています。地球への愛、一人一人の小さな思いやりからですよね。私も心しようと思いました。
そうそう、
ジョアリビーイングとミライドゥは比較的近いかなと思ったのですが、ボート移動では1.5時間はかかるらしく、また環礁をまたぐし潮況も雨季なので荒れ気味ということで、また、スピードボート代も往復3時間以上だと目が飛び出そうな値段になりそうで・・実はマーレ経由になるのです。
移動でほぼ1日が犠牲になりそう(?)ですが、両方のマ-レでのリゾートラウンジ滞在も経験できていいかも、ということで納得しました。
こちらこそ宜しくお願いします。ボリュームのある記事UPは大変でしょうが、毎日楽しみにしています。
またまた長くなり申し訳ありません。
miko様
モルディブリゾート選びのこだわりを教えてくださり、ありがとうございます。スタッフやゲストの方々との出会い、おもてなし、そしてあの特別な空間、モルディブの色・・・・なんだかとっても共感してしまいます。
なんと、ジョアリビーイングとミライドゥは、ボートで1.5時間ですか。びっくりしました。教えてくださってありがとうございます。
確かに色々と考慮すると、マレ経由で行かれた方が安心ですし、何よりジョアリビーイングのラウンジウェルカムドリンクも楽しめますね♪
miko様はきっと今まで、素敵なリゾートで心温まるおもてなしを経験されてきたのですね。モルディブ話をきくのが大好きなので、是非お気軽にコメント頂ければ嬉しいです。
ブログを読んでくださり、ありがとうございます。