モルディブのクダドゥプライベートアイランドの海でシュノーケリング中、魚群に360度囲まれる体験をしました。
前半↓
イトマキエイの群れに会えた興奮が冷めないうちに、今度は海全体がキラキラと光り始めました。
アテンドしてくれたダイブスタッフ、スティーブも両手をあげて、WOWというジェスチャーをしてて。
ものすごい量の、クマザサハナムロの群れ(だよね?)があわただしくやってきました。
何かから逃げてきたような雰囲気で、もしかしてイルカか!?と周りを探すものの見つけられず。
太陽の光に青く光り、ものすごく綺麗です。最初、自分の前だけ見ていたけれど、
後ろも、右も左も、私を中心として(😉)、魚たちがぐるぐると一斉に泳いで行きます。
気がついたら360度囲まれていて、これ、下から見たらトルネードみたいに見えるやつじゃ・・・?なんて思いました。
ものすごい群れなのが分かりますか。
お次はハナタカサゴかな??あまり見分けがつきません。。
ハウスリーフでここまでの魚群が見れるなんて、クダドゥがますます好きになってしまいます。
実は、同じ時期に23泊滞在していたゲストがいるのですが、あまりにもクダドゥの海が(お部屋も)気に入りすぎて、1年後の予約まで全額支払いしたって言ってました。
羨ましいなぁ。ってクダドゥに23泊って・・・・
魚群が過ぎ去った後は、再び穏やかな海に。
珊瑚のそばでは、イエローバックフュージュラーたちも。
シュノーケラーにとってクダドゥは、けっこう良いリーフなんじゃないかな、と思います。
以前訪れたミライドゥよりも魚影が濃いですし、ハウスリーフに定評のあるカンドゥルよりも魚群は多く感じました。
ただこれは、時期にもよるとは思うのでご参考程度に。
お次は、ヨスジフエダイの群れ。これもなかなかの量!!
少し深いところにいるので、近づいての写真はとれませんでした。
シマハギさんとパウダーブルーさん。
ほのぼのだな~と思いつつ、何かいないかなとドロップオフ側を見たら、
カスミアジの大群が・・・!写真に写ってないのも含めると、30匹くらいいました。
カスミアジって、7匹とかで集まっているのは見たことあるけれど、こんな大群は初めて。
こんなに群れるんだね!?
カスミアジ様たちが通るぞー!という声が聞こえてきそうな。
これだけカスミアジがいれば、小魚たちもそれはざわつくのが分かる気がする。
といいつつ、また別の日に小魚たちがざわついていたのですが、その時はイルカの群れが出ていたんです。
なので、カスミアジだろうな~と思い込まず、海では目を凝らして観察するのが良いかと!
少し泳いで、ザ・リトリートを超えたあたりまできました。
ここだけゆったり時が流れるふぐさん。
私にはトゲがあるのよ、これるものなら来てみなさい、という余裕の(?)後ろ姿です。
ザ・リトリートの前あたりは視界が悪く、あまり良く見えませんが、魚たちがけっこういました。
これは、ハナタカサゴかな?
クダドゥのハウスリーフは、島を1周できるようになっているのと、ドロップオフがビーチから比較的近いので、とても泳ぎいやすいです。
島を泳いで一周できるのって、本当に楽しい。
来年は違うリゾートを予約したのですが、クダドゥはいつかまた必ず行きたいなぁ。
ジェティ側に近づいてきました。クダドゥは客室15部屋のみで、すべて水上レジデンスです。
ビーチレジデンスはないので、気軽にビーチを歩けます。
ムスリム女性は自室のヴィラでも、ビーチを他の男性ゲストが通る可能性もあるため、水着で過ごすとかができませんからね・・・
建設したてとは思えないほど、珊瑚の状態も良いです。
去年訪れたとあるモルディブリゾートは、建設のダメージがひどく珊瑚は壊滅状態、海の中に自転車とか落ちていてびっくりしました。
以前シンガポールで開催された、モルディブのリゾート開発イベントに参加した時に、企業(リゾート)が珊瑚保護にどこまでお金をかけているか、というトピックを発表している人がいました。
プラゴミ問題もですが、建設時の珊瑚へのダメージ、
- 珊瑚保護のため、部屋数を減らすのか
- お金をかけ珊瑚を移動して建てるのか
- 気にせず珊瑚を壊して建てるリゾートなのか
なども、考えて欲しい課題だと言っていました。
モルディブが好きならば、利用する側も賢くならないといけませんね。
さて、ジェティが見えてきました。ここを超えたところであがります。
視界が悪く、ちょっと怖い。
イソマグロ、イトマキエイ、魚群と盛沢山だったね、ありがとうとスティーブに言うと、
「実は今朝、イトマキエイがリーフにいるっていう情報をアディヒコ(私たちのバトラー)からきいていたんだ。」と!
「最終目撃はジェティ2側だったから、そっち側にいるだろうと思って。」と。
だから、レジデンス10の前から入ったんだ~、と納得。
それにしても、いかにゲストが楽しめるかと、スタッフ全員で考えてくれているんだね。嬉しいなぁ。
クダドゥプライベートアイランドでの滞在も、もう後半です。
この後、メインレストランでお昼ご飯を食べたのですが、そこでイリヤス氏(ワインソムリエ)に出会い、今日の夕飯はどうするかきかれました。
「今日はお部屋で食べようと思っているけど、何かおすすめありますか?」ときいたところ、「シャトーブリアンがあるから、是非いかがですか?」と。
さすがにこれは追加料金がかかるのかな、と思いきや、これもAAAプランに入っているそうで・・・嬉しいびっくり。
ということで、この日のディナーはシャトーブリアンをお願いしたのですが、エグゼクティブシェフがわざわざお部屋まで来て、お肉をカットしてくれるというサービスまで!
これは、私たちが特別とかじゃなく、クダドゥの、「ゲストに喜んでもらう姿勢」がとにかく徹底しているのです。
ここまで自由に過ごすことができ、時間の制約も一切ないリゾートは、本当に素晴らしいなと思いました。
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