ギリシャ+ドブロブニクをセットで行かれる方も多いと思いますので、ギリシャからドブロブニクへのフライト(アテネトランスファー)について書いてみます。
(1) ザキントスからドブロブニクへのアクセス
ザキントス島(もしくはサントリーニ島)からドブロブニクへ行くのは、1回、もしくは2回のトランスファーが必要となります。
2016年、私たちがエーゲ航空を利用したザキントス→ドブロブニクフライトの場合
- アテネで50分のみのトランスファーか
- アテネで5時間半のトランスファーか
の2つチョイスがありました。
(2) 乗り換え時間(MCT)
50分の乗り換えしかないのは、かなり不安。
かと言って5時間半もアテネの空港で待つには長い。5時間半で市内へ行くにもギリギリで微妙・・・ということで調べてみたところ。
エーゲ航空による規定では、アテネでのMCT(ミニマムコネクティングタイム)は、最低45分必要(スルーチケットの場合)とあり。
つまり、50分の乗り継ぎ時間フライトでも、予約が可能でした。(2016年情報)
私たちはこの50分トランスファーを今回利用してみましたので、
エーゲ航空のレポ、実際にアテネ空港で50分トランスファーは余裕なのか?遅延の時はどうなるのか?など情報を残しておきます。
(3) アテネでの乗り換え時間・50分のフライトを利用してみて
私たちが利用したのは、
- ザキントスを朝の6:45に出発
- アテネで50分の乗り換え→ドブロブニクへ
というフライト(スルーチケット)です。
結果
ザキントス島はとても小さな空港ですが、
- 朝は飛行機の遅延というのがほとんどない(悪天候時を除く)
- スルーチケットなのでアテネでの荷物受け取りがない
ので、アテネ空港で50分トランスファーでも余裕でした。
(4) 注意事項と補足
チケットをとる際の注意事項
- ザキントス→アテネ、アテネ→ドブロブニクが同じ航空会社(アテネ航空)であること
- スルーチケット(一つの予約)
が原則です。
つまり、①ギリシャの離島→アテネ、②アテネ→ドブロブニクの2つのフライトを別予約にした場合はあてはまりません。
スルーチケットでとる必要があります。
スルーチケットの場合の荷物受け取りは?
スルーチケットだと荷物はドブロブニク(最終目的地)での受取です。
アテネで荷物を受けとる必要がないので楽。
ただし、別チケットにした場合は、アテネでの荷物受け取りが必要になるため、乗り継ぎが2時間くらいはないと間に合わないかと。
アテネでの出国審査は必要!
ギリシャ(シェンゲン加盟国)からクロアチア(非シェンゲン加盟国)への移動となるので、アテネにて出国審査が必要となります。
と言っても、アテネの空港自体そこまで広くないし、割と早いスピードでまわしてくれるので、出国→手荷物検査は15分ほどしかかかりませんでした。
つまり、アテネでの乗り換えが50分でも余裕でした。
万が一、最初のフライトが遅延してしまった場合は?
エーゲ航空に問い合わせしたところ、通常の正規料金チケットの場合は、違う時間・日にちの空きがあるフライトに割り当ててくれる、とのこと。
ただしこれは、チケットの種類によって異なる可能性もあるので、もし50分トランスファーフライトの利用を考えている場合は、ちゃんと確認してから予約しましょう。
それでも不安な場合は、5時間半待つフライトにするか、アテネで1泊いれるのも良いかと思います。
(5) 搭乗記
エーゲ航空の短距離線はプロペラ機です。
エーゲ航空の機内。足元はけっこう余裕があります。
これ以外、特筆することもなく(正確に言うと写真を撮り忘れた)
朝ごはんの機内食。プラス、コーヒー、ちょっとしたお菓子もありました。
食べ終わる頃にはもう到着。
この後、アテネで乗り換えをし、買い物も少しだけして、ドブロブニクへ到着です。
コメント