アフリカ、ケニアにあるサンブル国立保護区にて、レオパードにも会うことができました。
サンブル国立保護区では、ほぼ毎日ゲームドライブに出かけたうち、レオパードに会えたのは2回のみ。
サバンナのどの動物たちも美しいけれど、レオパードの見事なヒョウ柄もやっぱり綺麗です。
サバンナに住む肉食獣(ライオン、レオパード、チーター)の力関係は、
ライオン>レオパード>チーター
同じ肉食獣同士、獲物に対しての競合を減らすために、見かけると殺し合うこともあるのだそうです。
レオパードは高い所を好むそうで、確かにほとんどの個体が木の上や岩の上にいました。
ある日の夕暮れ前、木の上に佇むレオパードを発見。
車のエンジンを切って観察。綺麗だなぁ、優雅だなぁと思っていたら、
目が合ってドキッ。
ライオンと目があった時も思ったけれど、やっぱり肉食獣に見つめられると心臓を鷲掴みにされる感じがする。
あっちは私という人間を見ているわけじゃなくて、車を見ているんだろうけれど。
私、アフリカのサバンナに来るまでは、ライオンとか肉食獣に殺される動物たちがかわいそうと勝手に思っていたのです。
でも彼らも生きているわけで、決して見栄とか娯楽のために殺しているわけじゃないんですよね。
人間のほうがよほど命を無駄にしているのに、都合の悪いところは気が付かないふりはダメだなぁと思いました。
帰り際、レオパードにお別れを言うため振り返ったら、夕日をバックにレオパードが撮れました。
なんて絵になる姿!!
私たちが去ろうとしたら、体の向きを変えて・・・・こっちを見てくれた気がする!
本当もう、アフリカでは何度はっと息をのんだことか。
二度と会えないだろう動物たち、そして二度と訪れない一瞬に、毎日感動して泣いてばかりでした。
今まで訪れたどんな国よりも強く印象に残った滞在でした。
続き→アフリカでピクニック
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