アブダビ&ギリシャを訪れた際に利用したエティハド航空。日本⇔アブダビの機材は往路復路ともにB789でした。
エティハドA380搭乗記は↓をどうぞ
(1) 座席
789のアブレストは1-2-1のスタッガード配列。こう見ると個室っぽく見えるのですが、
パーテーションの幅が狭いので、実はそこまでおこもり感はないです。
横を見るとこんな感じで、タイミング悪く窓の景色を見てしまうと、隣の人と確実に目が合ってしまいます。
パリ線で利用したA380の方が、配列やプライバシー感については、さらに配慮がある作りでした。
真ん中の座席は、間のパーテーションをあげれば、二人旅、一人旅どちらにも対応できる作り。
スクリーンも、A380と同じ広さ。高さもちょうどよく、目も疲れにくいです。
このライトが素敵で気に入りました。
足元も広々。足元にもパーテーションがあるので、お互いぶつからなくて良いです。
サイドテーブルも広く便利。タッチパネル式コントローラーも使いやすい。反応も良し。
(2) 機内食
これは、日本→アブダビのみの路線で提供されたウェルカムドリンク。
メロンか何かのスムージーなのですが、すごく美味しかったです。帰りも頼もうと思いましたがなく残念。
日本→アブダビ路線のみらしい。
エティハド航空では、デザートワインが3種類ほどありました。お酒が苦手な私にとっては、とても嬉しい!
コース料理は前菜、メインから、それぞれ一つずつ選びます。
往路の機内食(東京→アブダビ)
前菜のサーモン。
見た目は美味しそうだけれど、味は普通です。エティハド航空に限らず、中東系のエアラインはどれも味付けが濃いなぁと感じます。
メインは和食にしてみましたがちょっと・・・・中東系エアラインで日本食を頼むのはやめようと思った。
日本発の機内食(和食)でこれなので・・・無難に洋食やAsianフードが正解かもしれません。
夫が頼んでいたチキンのカブサ。美味しかったそうです。
エティハド航空で印象に残っているのは、頼めるスイーツが豊富だったこと。特に写真(↑)の右にあるバクラヴァがとっても美味しい。
バクラヴァとは、葉っぱのような薄さの生地を何枚も重ねたフィロという生地に、ナッツ類をはさんで焼き上げるスイーツで、トルコが起源と言われています。
2016年・ギリシャで初めて食べてからお気に入り。
チーズ&フルーツ。
デザートはなんだったかな?ベリーかラズベリーのようなケーキでした。ここまでが東京→アブダビの機内食。
復路の機内食(アブダビ→東京)
帰りの機内食。やってみたかったライト&シャンパン。
前菜は往路路線と同じく、選ぶことが可能です。夫が頼んでいたディル風味の海老のポーチ。美味しかったそう。
私は、トマト&レモングラスのスープです。とてもしょっぱかった。
メインは4種類ほどから選べます。私は鮭のソテーを。あっさりしていて美味。
チキン。独特な味付けだったそう。
機内食は正直、食べてみないと分からないこともあるし、ほとんどの航空会社は1~2月でメニューを変えてくるので、機内食のレビューはご参考程度にどうぞ。
短距離、中距離線は機内食を食べないことも多いですが、ロングホールだとどうしてもお腹が空きますよね。
軽食も充実しているので、軽く食べたい時なんかに有難い。
アブダビ→東京のスイーツは抹茶のケーキ。中にレモングラスのゼリーが入っていてさっぱり。
トーフィー&バタースコッチソース(チョコケーキのようなもの)
チーズ&フルーツ、デザートは全般的に美味しかったので、エティハド航空に乗るならオススメです。
エティハド航空はスイーツが豊富なのも嬉しかったです。
(3) 収納・アメニティ
ちなみに、B789の収納はA380と変わりなし。ポーチ3個いれても余裕の収納力。
手元に収納があるって、本当に素晴らしいと思います。
エティハド航空で提供されるブランケット。ふわふわでなめらかな手触り。
乾燥した機内でも静電気がおきない、とても素晴らしいブランケットでした。
アメニティのポーチは、LUXE、中身は歯ブラシ、ハンドクリーム、リップバームなど。
旅行にポーチはかかせないし、けっこう消耗品なので、気に入ったポーチはいただきます。
けれど、特に惹かれないポーチは触らずに返します。その方がエコだと思うし、使わないポーチを部屋に置いておいても仕方ないので。
(4) 成田でのラウンジ・エティハド航空の感想
成田空港でのラウンジについて
エティハド航空は成田出発になり、利用できるラウンジはトラベラウンジというところ(2017年時点情報)
エティハド航空ビジネスクラス利用者は、食べ物なども全て無料で利用でき、ドリンク、食べ物もまぁまぁありますが、いわゆるANAやJALラウンジのような食べ物があるわけではりません。
おにぎりや軽食がほとんどなのと、トイレがラウンジになく、外(共有エリア)を利用するようになるので、ラウンジでのんびりしてから出発するというより、30分もいれば十分という感じ。
むしろ、専用のお手洗いがない時点で、わざわざラウンジに行かなくてもいいかも?くらいです。
感想
エティハド航空は機内も清潔、サービスも割と安定しているので、個人的には、また乗りたいエアラインです。
ただ、同じ中東系エアラインのエミレーツ、カタールと比べるともう少し・・・という感じは否めません。
例えば、これは私たちの時がたまたまかもしれませんが、アブダビでの優先搭乗やグループ分け搭乗がなく、しかも搭乗口が1つのみ。
エコノミー、ビジネス、ファースト全く関係なく、一つの搭乗口から乗るという・・・なので全員、搭乗までにものすごく時間がかかりました。
何より驚いたのは、普通は最初に優先搭乗となる小さい子供連れの方を後回しにしていること。
荷物をかかえ、お子さんも一緒なゲストを、10分以上立たせて搭乗させるのはさすがに・・・。
「今からでも、子供連れの方から乗せるかヘルプしてあげたらどうですか?」と聞いても、両手あげて我関せず、というポーズ。
中東なので下手に強く言ってトラブルになるのも怖いので、そのまま搭乗しました。
ヨーロッパのマイナー都市に行くには、中東系エアラインはけっこう便利ですが、同じような金額だったら、エティハド航空よりカタール航空が私としてはオススメです。
(5) プレミアムストップオーバー
余談ですが、エティハド航空のビジネスクラス以上を利用すると、プレミアムストップオーバーというサービス(無料でアブダビのホテルに1泊)が利用できます。
選べるホテルは、シャングリ・ラ、エミレーツパレスホテル、アナンタラ イースタン マングローブズ ホテル&スパ、ジュメイラ、リッツカールトン、セントレジスなど。
※詳しくはエティハドHPにあります
私たちは、アブダビ滞在の最後の1泊のみ、プレミアムストップオーバーを利用し、市内のシャングリ・ラを利用しました。
お部屋のアップグレードや、空港送迎、帰りも17時まで無料でレイトチェックアウトしてくれたりと、とても親切。
ビュッフェ形式ではありますが、ちゃんと朝食付きでしたし、エティハド航空ビジネスクラス以上を利用するなら、是非おすすめしたいサービスです。
コメント
JALのA350-1000のビジネスクラスも乗ってほしいです。
ANAさん
まさしく、乗ってみたいです!!
もしかして、ANAさんはもうA350-1000にご搭乗済みですか?
今のところ北米と欧州路線のみ、シンガポール在住なので、なかなかまだまだ利用機会はなさそうです~。