北イタリアからのミシュラン3つ星 『Da Vittorio』がすごく良かった! @The Reverie Saigon

海外アフタヌーンティー&食事ザ・レヴェリー

ザ・レベリーサイゴンに新しくオープンした『Da Vittorio(ダ・ヴィットリオ)』へ行ってきました。

 

Da Vittorio本店は北イタリア、ブルザポルトにある歴史あるミシュラン3ツ星レストラン。ホーチミン以外にもスイスや上海などにも展開しています。

 

サービス抜群、日本人のスーシェフの方もいらっしゃり、味ももちろん美味しく最高の時間を過ごすことができました。

 

 

(1) 場所

ホーチミン1区のザ・レヴェリーサイゴンの地下にあります。

 

ドンコイ通りまたはグエンフエ通りのThe Longというレストランから入りると分かりやすいです。

 

 

(2) 雰囲気

中の写真を撮るのを忘れたので、以前こちらがRomeo & Julietというレストランだった時の写真を(↑)

 

もしかしたらどこかリノベはしたのかもしれませんが、R&Jの時と雰囲気はとっても似ていました。

 

 

こちらもR&Jの時の写真ですが、このようなブース席もあったので、こちらの席をお願いしました。

 

 

ベトナムのミシュランについて

北イタリアの本店はミシュラン3つ星、しかも一番最初に星を獲得したのが、1978年とのこと!

 

そんな歴史あるイタリアのレストランですが、ホーチミン支店はまだミシュランガイドで紹介されているだけのようです。

 

とはいえ、最近ベトナムの多くのレストランがミシュランガイドに載ったり、一つ星をとっているレストランも出てきているので、時間とともにもしかしたら・・・?

 

 

 

ちなみにホーチミンで1つ星をとったのは『Anan saigon』だそう。

 

ガイド掲載は、Da Vittorioと同じレベリーに入っているThe Royal Pavilion(→こちら)やVietnam House、The Monkey Gallery Dining、Octoなどなど。

 

私はミシュランでお店を決めるというのはほぼないのですが、ミシュランに載る=あぁベトナムも着々と経済発展してきているんだなぁ、なんて感じます。

 

 

(3) お料理

今回は、お肉のコース料理をお願いしました。

 

シミ一つない、真っ白なテーブルクロス。そして最初に、レストランマネージャーのロベルト氏からの挨拶がありました。

 

 

お酒は苦手なので、1杯だけ。

 

飲みやすいお酒を聞いてみたら、ロベルト氏自ら色々と紹介してくれました。アペリティーヴォは、飲み口の優しいロゼワインで。

 

 

レストランにはモクテルメニューも豊富にあり、お料理に合いそうなあっさりしたものをお願いしました。

 

 

まずはアンティパストから。中にフォアグラとチェリージャムが入っていて、外はココナッツでコーティングされているもの。

 

普段フォアグラは好んで食べないのですが、ココナッツの風味が脂っこさを消してくれて、すごく美味しくてびっくりしました。

 

 

アンティパストの続きでこれは・・・キノコ・・・の形をした、なんだったかな。忘れてしまったのですが、とにかく全部美味しかったです。

 

見た目もすごく凝っていて、面白い!

 

 

アンチョビと、クリーム状の・・・何だったかな。メモにはとにかく美味しかったと残っているし、記憶でも美味しかったのだけは覚えています。

 

 

続いての前菜はニュージーランドラムのタルタル。

 

私、生ものが苦手になってしまったのですが、思い切って食べてみたらすごく美味しくてびっくりしました。

 

 

 

以前はゆっけもお刺身も、お寿司とかなんでもOKだったのに。

 

今でもお寿司やお刺身は大好きなのに、「さぁお寿司を頑張って食べますよ~!」と、勇気(?)を出さないと食べれないようになってしまいました。

 

まぁ、そんな私の話は置いておいて。

 

 

ポテトとマッシュルームのスープ、黒トリュフのせ。ミニセイボリーのクロワッサン。

 

 

ふわっふわのフォカッチャはオリーブオイルが効いていて、外はカリっと。20個くらいは食べれそうな美味しさ。

 

グリッシーニにも程よいかたさで食べやすい。

 

 

プリモ・ピアットはイベリコ豚。雲丹ソースがまた美味しくて!

 

こちらのレストランのエグゼクティブシェフはこの日お休みとのことで、スーシェフのニシカワさんという日本人の方がご挨拶に来てくれました。

 

 

 

イタリアの本店にいらっしゃったとのことで、お料理も丁寧に説明してくれ、お話するテンポとか会話の内容がとてもプロフェッショナル。

 

色んなお話をしてくれつつ、こちらの好みとかも聞いてくれて、(あぁ50年もの歴史あるレストラン、しかもミシュラン3つ星にいた方ってこんなにすごいんだ!)なんて思いました。

 

すごく洗練されているのに、とっても居心地が良いんです。

 

 

セコンド・ピアットは牛のほほ肉。

 

 

続いてはラビオリカルボナーラ。美味!!

 

 

もうこのあたりでお腹いっぱいなのですが、ここでエプロンが登場。

 

刺繍入りとは、さすがです。

 

 

エプロンの次は、こんなコンロが運ばれてきました。

 

私、イタリアンのちゃんとしたコース料理ってほとんど行ったことがないのですが、以前のR&Jの時もこんなエンターテイメントがあって、目でも楽しめて好きです。

 

本場イタリアでも、こんな凝った演出が多いのかな?

 

 

ニシカワさんが自ら、目の前でお料理を仕上げてくださいます。

 

 

出来上がりましたのは、50年以上続くレシピだそうで3種類のトマトを使った「ヴィットリオスタイルのパッケリパスタ」です。

 

トマトはイタリアから種を取り寄せ、ダラットで育てているそう。

 

空気を入れるように混ぜることで、オレンジ色のクリーミーなソースが出来上がるんだって!

 

 

パッケリという大きな輪のパスタは輸入で、実はお肉よりコストがかかっているのだそうです。

 

 

こちらのパンをソースにつけていただくのですが、パンもとにかく美味しくて感動してしまいました。

 

 

さて、これであとはデザートかななんて思っていたら、和牛ビーフが出てきました!

 

R&Jの時も思いましたが、すごい量です。

 

 

お待ちかねのドルチェは、見た目も綺麗で、全部美味しかったです。

 

更に!

 

 

私のお誕生日ということをなぜか把握していてくれて、こんなサプライズまでも♡

 

レベリー側と連携して誕生日が分かったのかな?

 

スタッフの皆さんびっくりするくらい優しくて、コース合間のお話とか、お水を注いでくれるタイミングも、こういったサプライズも本当に全て嬉しかったです。

 

 

続いて(まだ続くのかい!って思いました?)チョコレートや焼き菓子、パイなどのお菓子。

 

パイ(夫が持っているもの)は、目の前でクリームを詰めてくれるから、生地はさくっとしたまま食べれて美味しいの!

 

 

続いて最後のデザートが、アイスのように見えるけれど、中はしっとりしたクリームを冷やしたもの。

 

もうどれも本当に美味しくて、スタッフの方たちとの会話も何もかも、本当に素晴らしい時間でした。

 

 

(4) 感想

レストランを去る際は、わざわざレストランマネージャーのロベルト氏がエレベーターまで見送りに来てくださりました。

 

その後、ニシカワさんもお忙しいだろうにわざわざ来てくださりました。本当に有難いです。

 

 

 

よく思い出してみれば、他のゲストにも同じくお見送りしている場面があって、なんて素晴らしいんだろう!と思いました。

 

お料理が素晴らしいのはもちろんのこと、それよりもホスピタリティ、おもてなしが素晴らしいと個人的には思います。

 

 

 

レストランなので2時間くらいしかいなかったのに、まるでリゾートに滞在したかのような満足感。

 

そのくらいどのスタッフもプロフェッショナルなのに気さくで、色んなお話をしてくれたり、もちろんこちらのお話もきいてくれたりと、ホスピタリティが高いです。

 

本当に素晴らしいお店がホーチミンに出来たんだな、羨ましいなと思いました。

 

 

コース種類・金額

こちらではコース料理とアラカルトがあります。アラカルトメニューや、コース内容について詳しくはレストランHPをどうぞ。

 

コース料理

  • テイスティングメニュー: VND3,588,000++
  • Passioni carnali: VND3,988,000++
  • ベジタリアン: VND3,288,000++

※上記は一人の金額、またドリンク代は別です

 

 

今回はお肉メインのコース料理(Passioni carnali)を頼んでみましたが、どれもとっても美味しかったのですが、かなり量が多かったので、次回行く機会があればアラカルトが良いかななんて思ったり。

 

でもコースならではの楽しさもあるので、迷うところ。

 

 

予約について

レストランHPのReserve a tableから予約できます。※右上のBook Nowはホテル宿泊予約なので注意!

 

高級店の位置づけになるので、予約は事前にした方が良いと思います。

 

 

ドレスコード

ドレスコードはスマート~エレガントが良いと思います。男性は襟付きのポロシャツかロングシャツ、ロングパンツ、女性はドレスアップしている方も中にはいました。

 

かと言って、ギチギチとした居心地の悪さや気取った感じなどは全くなく。

 

スタッフの皆さんはとてもプロフェッショナルで洗練されていて、なのに気さく。こういうのが本当のラグジュアリーだなぁと感じました。

 

 

 

シンガポールでも素晴らしいレストランは沢山ありますが、正直このレベルのホスピタリティは、ミシュランの星付きレストランでさえなかなか出会ったことがないです。

 

今まで訪れたレストランの中で(シンガポールだけではなく)、一番素晴らしいホスピタリティだと思いました。そのくらい洗練されていました。

 

 

食後は

レストランを出た後は、なんだか余韻を感じたくてロビーの外をお散歩。

 

 

ここだけ別世界。

 

 

クリスマスとかもしかして、ツリーが飾られたりするのかな?

 

 

さて、お部屋まで戻ります。

 

 

レベリーのターンダウンでは、毎晩炎のスクリーンが。

 

 

ベッドサイドにはコップとお水、そしてチョコレート。

 

明日はジムに走りに行こう!と思いながら寝ました。

 

続き→中華コース料理
前回→新しくなったレベリーアフタヌーンティー

 

 

後書き

スタバって一度行くと、なんだか次の新作が気になってまた行ってしまいます。

 

シンガポールでは新作、『ドラゴンフルーツを使ったドリンク』が出てたので飲んでみました(ものすごく微妙でした)

 

 

こちらは、Honeycomb Salted Caramel Frappuccino®

 

こちらはとっても美味しかったです。

 

 

さて、今週はVNLのWeek3@フィリピン!

 

日本はFinalラウンド進出がほぼ決まっていますが、何位で通過するかによって対戦相手も変わるし、今週は中国、オランダ、イタリア、ポーランド!!と後半が強豪との戦い。

 

今週も全力で応援したいと思います!!

 

コメント