フヴァフェンフシに到着した日のディナーは、ソルトというレストランを事前に予約していました。
ビーチヴィラからソルトは遠いので、18時55分にバトラーがバギーで迎えにきてくれることになっています。
せっかくなのでヴィラの外の写真でも撮ってようと、18時50分くらいにヴィラを出たら、もう既に待機してくれていました。
ところでソルトレストランは、海の側のデッキ席(↑)が楽しめるレストランなのですが・・・・
バギーへ乗ると私たちのバトラーは、「先ほどからソルト側の風が強くなってしまい、現時点では風よけをおろし、室内利用のみとなっています」と。
続いて「その代わりに今日は、セルシウス横のビーチにテーブルをセットし、シンガーによる生演奏を用意しています。もしお二人が希望なら、今からでもディナー場所を変更できます」と提案してくれました。
バトラーからのこういう情報と提案は、本当に有難いです。
こういったきめ細かいところまで注意が向くバトラーは、モルディブ以外の海外リゾート・ホテルでも、なかなか出会ったことがありません。
また提案の仕方も、どちらを選んでもOKと感じる話し方だし、バギーもすごくゆっくり走らせてくれたりして、動作が非常に丁寧なのも◎
ということで。
景色重視&室内より屋外席が好きな私たちとしては、提案してもらったビーチディナーへ!
私たちのバトラーは席までアテンドし、椅子をひいてくれ、バッグを置く椅子まで持ってきてくれました。
そして「明日はカルダモンディナー、明後日はキャンドルライトディナーを予約していますね。3日後には風が落ち着いてくる予報ですが、念のため4日後の夜にソルトの予約をいれましょうか?」と。
どの日にディナーの予定を入れていて、どの日があいているか、かつ風が落ち着く日まで考慮して予定を組んでくれました。本当に有難いです。
彼は、ユマというレストランスタッフを紹介してくれ、去って行きました。
ほてった足にひんやりとした砂浜がとっても気持ちが良く、波の音を邪魔しない静かな生演奏も素敵。
テーブルがゆったりと置かれているのも、なんとも嬉しい。こちらを選んで正解だった!!
ちなみに、時期にもよるのかもしれませんが、フヴァフェンフシの客層は欧米人がほとんどでした。
と言っても、「みんなどこにいるの?」というほど誰とも会わず、朝食でさえ見かけたのは毎朝ほぼ0組、多い時で2組だけ。Saltのディナーも完全貸切だった日も。
熱々のパンが運ばれてきました。サイドにはオリーブペーストと、オリーブオイル。
サーブについてくれたのは、紹介されたユマという男性スタッフです。
ビーチサイドでのディナーは、セルシウスのメニューからオーダーします。「この○○は少し辛めですが、辛さの調節は希望ですか?」など、逐一、丁寧に確認してくれました。
私はいつものスイカジュース、夫はマンゴースムージー。
GMのノエルが席まで来てくれて、「今夜はディナーの場所を変更されたのですね」と話しかけてくれました。何か困ったことや問題がないかをさらっと確認し、「楽しい夜を!」と、次のテーブルへ。
ノエルは朝食でも各テーブルを周り、全てのゲストに話かけていましたよ。
お料理を待っている間、突然『サギさんのステージ on 茅葺き屋根』が始まりました。
颯爽と、華麗に羽ばたいて登場し、
光に照らされ、「きりっ」
なんだか本当にステージ上にいるみたい。
あっち見たり、こっち見たり。
屋根の上を歩いてみたり、と色々なポーズを決めてくれたサギさんでした。
さて、この日はタイ料理の気分だったので、前菜にタイビーフサラダを。
牛肉が柔らかくて、ポメロも酸味が少なく、程よい甘みのしゃきしゃきで美味しかった。量も多いので、2人でシェアでちょうど良いです。
私はガパオライスを。
味付けの方向としては美味しいのですが、これだけは、かなりしょっぱいなぁと思いました。
しかし、別の日にセルシウスでディナーを食べた時や、朝食は総じて美味しかったです。もしかしたら、ガパオライスだけ間違って2回味付けしちゃったのかも・・・?
夫はパッタイを。こちらは味が濃いなどもなく、美味しかったそうです。
ディナーを終えると、ユマさんが「バトラーを呼びましょうか?」ときいてくれましたが、レストランから自分たちのヴィラは歩いて20秒なので断りました。
でも結局バスルームにちょっと大きなクモが出て、私たちのバトラーに電話をしたらなんと!1分もたたないうちに自らかけつけてくれ、すぐに退治してくれました。
遅くに申し訳ないけれど・・・・でも本当に助かりました!!
こんなのが毎日出たらどうしよう・・・と心配していたのですが、これ以降はクモどころか、虫1匹出ず、実にのびのびとビーチヴィラを堪能しました😊
気を取り直して。ターンダウンで置かれていた夜のクッキー。
次の日の朝に、ほぼ全て私のお腹の中に消えました(*´з`)
続き→フヴァフェンフシの朝食
前回→バトラーとフヴァフェンフシを散策
コメント
Miaさん こんにちは。
調べたうえでの気の利かせた提案、それでいて押し付けがましくなくて、良いですねー。
こんな優秀なバトラーに担当していただいたら、他の人だと物足りなくなってしまうかもしれませんね。ご主人さまのおっしゃった意味がわかります。
アウトサイドでのディナー、私も好きです。
少しひんやりした砂を足で遊んだりして。
空には星が輝いて、サギさんにスポットライトが当たってるような屋根の上の舞台、波の音を消さない程度の生演奏も良いですー
アウトサイドは、風が強い時は、避けたいし、バトラーさんの提案は、○でしたね。
前記事のコメントですが、南側に人工リゾート島が造られるのですね。残念です。
人工的には造ってほしくない、勝手ながら私もそう思ってしまいます。
NBさん、こんにちは。
本当に、日本では普通のことでも、海外ではなかなか、ここまで気が利く方は珍しいなぁと思います。
私たちのバトラーに出会えたことが、今回のフヴァフェンフシの旅で一番幸運なことでした。
NBさんもやはり、外でのディナーがお好きなのですね~˶•ᴗ•˶
ひんやりとした砂に足をうずめたり、椰子の木、風などの自然が感じられるのがモルディブの良さですよね。星空も見えたらもう言うことなしです!
人工島は海の流れも変えてしまうし、そういったリゾートに限って派手でライトも眩しかったりする気がします・・・私の思い込みかもしれませんが(;´Д`)
いくら雇用が増えるとはいえ、モルディブにはもう少しナチュラルなリゾートばかりだと良いなぁと思っちゃいます。