アフリカ・ケニアにあるサンブル国立保護区に滞在してきました。
ほぼ毎日ゲームドライブ(サファリドライブ)に参加し、サバンナで生きる動物たちを毎日5時間も追い続け、思ったこと、感じたことをそのまま書いてみたいと思います。
まずは、サファリといえばのアフリカ象から。
サンブル国立保護区は、ナイロビから国内線で1時間ほど北に飛んだところに位置しています。
私たちが訪れた12月~1月は、小雨期が終わり乾期に入ったところ。
川の水が干上がり、全ての動物たちにとって厳しい季節が始まります。
ゲームドライブでは、まずは動物たちにとってのライフライン、ウォーターポイントである川辺に行きます。
残り少ない水を楽しむかのように、象の群れが川の中を歩いていました。
可愛らしい子ゾウ。
全力で水浴び!!ひゃっほーい♪っていう声が聞こえてきそうだ。
子ゾウは好奇心が強く、少しでも目を離すとふらふらと遊びにいってしまう個体もいるそうです。
親からはぐれた子ゾウは、肉食獣にとって恰好の餌食なので、母ゾウたちは目を離しません。
常に、子ゾウがついてきているか確認していました。
ゾウは意外にも段差に弱いようで、大人の象でも、このくらいの段差をのぼるのは一苦労していました。
力比べ。
仲良しで可愛いですね。
メスの象たちは結束力が強く、グループで子育てをするのだそう。
ライオンなどの肉食獣が近づいてくると、大きなラッパのような音を出して、肉食獣を追いやります。
実際威嚇シーンを間近で見たのですが、鳥肌ものでした。
同じ地球にこんな場所があるなんて、奇跡のように感じる。
アフリカでは、とにかく日々感動してばかりでした。
水の一滴さえ、葉っぱ一枚さえ奇跡と感じられる(実際に奇跡なんだけれど)、人間としての原点にかえるというか、大切なことに気が付くというか・・・
ただただ心がシンプルになるんです。
象がサバンナを歩く、それだけで感動する世界がアフリカには存在しているのでした。
続き→アフリカを見渡す 『サバンナの中で朝食』
前回→アフリカのサバンナで朝ご飯を食べていたら、野生のキリンが歩いて行くとか
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