ニュージーランド、オークランドから車で約3時間のところにある、ホビット庄。
JRRトールキン作のロードオブザリング、ホビットなどの撮影地にもなったこの憧れの場所へ行ってきました。
原作も読んでいるほどの大ファンな私ですが、やはり実際に訪れてみても大満足な場所でした。
(1) ホビット庄の場所・アクセス方法
前述のとおり、オークランドからは車やバスで行くようになります。
利用したツアー会社
私たちはレンタカー借りたりなどが面倒だったので、ナビアウトドアツアーズの送迎付きツアーをお願いしました。
ナビアウトドアツアーズは日本語でのガイドも提供してくれていますし、英語ガイドより少し遅れて歩けるので写真も撮りやすく、とても良かったです。
送迎込みツアー金額
2023年8月時点でナビアウトドアーズのHPを確認したところ、金額は一人 NZ$350でした(お子様は半額)
(2) 見逃せない、こんな細かいこだわり
ピータージャクソン監督のこだわりがたくさん詰まった場所を意識しながら見ると、より面白いかと思います。
特に原作ファンなら見逃せないポイントも多いです。
このホビット庄では、木や岩が古びた感じを出すために、酢やヨーグルトを塗って酸化させたりしたそうです。
原作ではスモモの木なので、リンゴの木の葉っぱを全部とって、スモモの木の葉っぱをつけたり。
原作に出てくる羊の種類を海外から連れてきたり・・・羊の王国ニュージーランドにいない羊をわざわざ連れてくるとか・・・
監督のこだわりが感じられるし、とにかく全て、細かくJ・R・Rトールキン原作に基づいて作られています。
原作にないものは、ホビット庄に存在するべきではない、という強いピータージャクソン監督の思いがつまった場所。
池の中の生き物さえ、原作通りにするという徹底っぷり。
花、葉っぱ一枚一枚にこだわって作られた場所だなんて、素敵すぎますよね。
生活しているはずの畑、洗濯干し場に、ホビットの足跡がないのはおかしい!ということで。
スタッフが撮影前に何度も行き来し足跡をつけ、「ホビットが住んでいる」感を出したそうです。
広いホビット庄の中からは、中つ国そのものしか見えなく、本当にここに、ホビットが存在しているんじゃないか、とさえ思えてきます。
ホビット庄はまさに、「いるだけで幸せになれる場所」
原作や映画を見たことない方でも、十分に楽しめるんじゃないかなと思いました。
(3) フロドの家から
フロドの家(ビルボの家でもある)
フロドの家は、ホビット庄で一番高い丘、木のふもとにあります。
これを見るだけで、いかにこのホビット村が大きく作られているか分かりますよね。
早速、家の前の看板。これがすぐ分かる方はロードオブザリングのファンですね!
こちら!フロドが貼りつけた場面です。ここにイライジャウッドがいたんだなぁ、と思うと・・・感動で泣けてきます。
フロドの家。
ガンダルフが花火を打ち上げたパーティー会場やグリーンドラゴンが見渡せます。
思わず、ホビットになって住みたいと思ってしまう景色ばかり。
原作を読んでない方でも、映画を見ていない方でも、好きになる場所なんじゃないかなー。
今にも向こうからメリーやピピンが走ってくるんじゃないかと、ドキドキしっぱなしでした。
(4) グリーンドラゴンの中
では、グリーンドラゴンへ向かいましょう。池の向こうに見えるのがグリーンドラゴン。
映画「ホビット」にて、ビルボが市場で買い物をしているシーンが、グリーンドラゴン前で撮影されました。
Green Dragonのサインを追って。
石橋を超えて。
グリーンドラゴンの庭に到着です。
中はこんなふうに、ホビット穴をモデルに作られています。ビルボがドワーフたちと食事をしていそうな雰囲気ですね。
暖炉もあり、ナビアウトドアツアーズにて訪れると、ここでソフトドリンクかアルコールを無料で1杯もらえます。
ちなみにこれは、夕暮れのグリーンドラゴン。
実は、夕方~夜にかけてホビット庄の限定48人ツアーがあるんです。夕方のツアーは人も少なく、またホビット庄のライトアップがとても美しいのです。
ホビット庄があるマタマタは遠いので、私たちは同日に、午前中ツアー、そして夕方からのホビット庄での人数限定ディナーに行きました。
夜の雰囲気がまたすごく良いので、かなりおすすめ。
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