ノーチラスモルディブ旅行記の途中ですが、『ゴッホ展・イマーシブエクスペリエンス』があまりにも良かったのと、こちらが期間限定(10月まで)なので、先に書いておきたいと思います。
※イマーシブエクスペリエンスというのが正式名称ですが、イメージしやすいよう『デジタル エキシビション』というワードをタイトルで使っています。
(1) イマーシブエクスペリエンスとは
テクノロジーを駆使し、映像・音楽などよりリアルに、その世界観に入り込める没入型体験のことです。
・・・・と言われても、私は実際に行ってみるまで全くイメージができなかったので、写真を↓
こんなふうにお部屋全体に様々な映像が映し出されるため、より臨場感のある体験ができるのが、『イマーシブエクスペリエンス』だそう。
今まで絵画といえば、美術館で静かに眺めるものというのが当たり前でした。
しかしイマーシブエクスペリエンスでは、前後ろ、左右、下・・・と色んなところに様々なデジタルイメージが流れて来て、まぁとにかくすごい!
(2) 場所
Van Gogh : The Immersive Experienceは現在、リゾートワールドセントーサで開催されています。
3月にシンガポールに上陸~10月15日までの予定だそう(HPによる情報)
リゾートワールドセントーサまでは、色々な行き方がありますが私は楽で便利な車を(怠け者なので・・・)
既定のドロップオフポイントで降り(↑)、すぐ左側にCasinoサインがあるので、そこを入ればすぐです。
目印の看板。
Janice WongのCafe Terraceも併設されていて、こちらはチケット料金なしで誰でも入れます。素敵なチョコレートなどが売ってます😊
(3) チケット購入方法
チケットカウンターも一応ありましたが、かなり人気で土日祝日は特にチケットがとりにくいと思うので、事前にネットで購入した方が確実です。
チケットはオフィシャルHPのTicketsまたはBook Nowからとれます。Feverが代理店のようで、そこから私は購入しました。
チケット種類
チケットは3種類あります。また、
- 在住者と観光客では金額が異なる
- 曜日によっても金額が異なる
ので注意。
どんなチケットが合っているか、体験したいことで分けると、
- VR体験はせず、エキシビションだけで良い方→普通チケット
- VR体験もしたい→VIPチケット
が一番お得かな思いました。詳しくは↓
チケット①:普通チケット
- $26~(在住者)
- $35~(観光客)
- VR体験なし
- 予約時間のみ入場可
チケット②:VIPチケット
- $38~(在住者)
- $47~(観光客)
- 優先VR体験あり
- 予約時間のみ入場可
- ポスタープレゼント
チケット③:Premium VIPチケット
- $41.80~(在住者)
- $51.70~(観光客)
- 優先VR体験あり
- 営業時間中なら何時でも入場可(※)
- ポスタープレゼント
※Premium VIPの何時でも入場可というのは、フリーパスという意味ではなく、一度出たらもう入れません!
なので、実はあまり意味がないかもと思いました。次の注意点で詳しく説明します。
注意点
結論から書くと、Premium VIPかVIPで迷っている方は、VIP&朝の時間スタートのチケットをとるのが良いかと思います。
Premium VIPの注意点
- Flex entry→一日中出入り可能なのかと思いきや、なんと1回出たら再入場不可!
- VR体験→1回のみ(VIPチケットと一緒)
- 入場→普通・VIPチケットの方と同じ時間帯に入場
①のFlex entryとは、予約した日の営業時間中ならばいつでも入れる、というぱっと見は素敵な特典なのですが・・・実はこのエキシビションは朝一が空いていて、午後からは混むらしいのです。
すると必然的に朝一に行こうってなりますよね。すると、
- Premium VIPで予約→空いている朝の10時に入場
- VIPで10時のチケットを予約→同じく朝の10時に入場可能
と結局同じ。
なのでわざわざ高いPremiumにする必要はなかったかな・・・と私は思いました。
VR体験の優先、ポスターも、Premium VIPでもVIPでもどちらも付きますし、せめてPremiumだと何回も入場できるとか、VR体験が何度もできるとかなら良かったんだけれど。
※ちなみに、お子さん用のチケット金額は、オフィシャルHPをご参考にどうぞ!
チケット交換は不要
チケットをネットで購入すると、QRコードがメールで送られてきますので、それを見せればOK。
観光客の方でネットワークがないという方は、スクリーンショットを取っておくと良いかと思います。当日、購入したチケット種類のレーンに並べばOKです。
VIPだとこんなカードとホルダーがもらえ、首にかけさせられます。
これがあると、VRの体験を並ばずにできるという、いわゆるファストパス的なもの。
では、ここからはエキシビションの写真を載せますので、楽しみをとっておきたいわ、という方は読み飛ばしてくださいね~。
(4) いざイマーシブエクスペリエンスへ!
臨場感がすごい!とか、完全没入型とか、いったいどんな世界が待ってるんだろ~とドキドキしながら入ったら、最初はデジタルのセルフポートレートで、意外にも普通でほっ。
10歳くらいのお子さんたちが、「彼のセルフィ―がたくさんあるね。」と言っていた回廊。
ゴッホと言えばのひまわりのオブジェがあり、このあたりまでは「ふーん、意外にも普通かな」なんて思っていました。
暗いお部屋では、ゴッホの作品が、
ひまわりの作品も多々。
さらに奥の方に進むと、分厚い遮光カーテンで仕切られたお部屋があり、何気なく入ってみたら!
鮮やかなお花が全面に映し出されています。
英語の説明と共に、デジタル画像は次々とイメージを変えていくのですが、その鮮やかさとか迫力がすごかったです。
ゴッホは浮世絵に影響を受けた画家の一人。
エキシビション内には、浮世絵とゴッホの作品を比べるストーリー解説もあり、大変勉強になりました。
これから行ってみるという方もいるかもしれないので、写真は一部だけ、またこれ以上の詳しい解説は載せないでおきます。
一番のメインのお部屋には、たくさんの椅子やソファが置いてあり、寝そべりながら全面に映し出される作品を楽しめました。
カラスのいる麦畑。
写真は載せれませんが、VRではこんな世界観が360°広がり、あたりまえですが360°なので空にも映像が映し出されます。
見上げるとカラスが飛んで行ったり、夜のカフェテラスの世界も360°見れたりと、本当に素敵!
ゴッホには、世界がこんな風に見えていたんですよね。
星月夜。
メインのお部屋は2階部分にも行けるようになっていて、上から眺めるのもまた素敵でした。
エキシビション+VR体験で、ささっと見るなら1時間程度。
じっくり見たり、映像の中でのんびりしたいという方は、2~3時間は見ておくと良いかと思います。
写真だと止まっていますが、実際は映像が動くので迫力があります。
とはいえ、画像がチカチカしたりするのが苦手な方、車酔いしやすい方はあまりおすすめしないかも。
こちらは、人が歩いた後、床にひまわりの映像が映し出されるところ。
すごく面白くて、まるで子供のように遊んでしまった・・・!
私が訪れたのは朝一の時間帯だったので、そこまで混まずにゆったりと色んな作品を見れました。
360°ゴッホの世界!『VR体験』
こちらがVR体験ができるブースです。
くるくる回る椅子に座って、VRゴーグルをかけます。360度視界は完全にバーチャルになるので、酔いやすい方や体調の優れない方、閉所恐怖症の方は避けた方が良いです。
また持病のある方も、場合によってはお断りされるという注意書きもありました。
映像は約11分で、椅子に座ってくるりと周ると360度違った映像が見れます。
VRの映像は見せることはできませんが、360°ゴッホの世界の中に入り込み、彼の軌跡をたどるというとても素晴らしい体験でした。
が、私はVRがあまり得意でないようで、少し酔ってしまいました。でも映像や体験自体は本当に素晴らしかったです!
後書き:コーヒーフィルター
1月の日本帰国で買ってきた、話題のセラミックコーヒーフィルター(ペーパーフィルター不要)
紙フィルターでは遮断してしまうらしいコーヒーのうまみ成分をとおし、同時に雑味は除去してくれるんだって!
正直味の違いはそこまで分からないのだけれど、ペーパーフィルターの使い捨てもいらないし、お手入れも楽で重宝してます。
本当、日本ってなんでもかんでもアイデア商品が多くてすごいよね。
海外では輸入物のどんな良いものを試しに買っても、日用品については正直、ほとんどの分野で圧倒的に日本のスーパーで買えるものの方が使いやすい(と私は思っている)
サランラップ、ティッシュ、調味料のボトル・開けやすさとか、牛乳パックとか、豆乳の注ぎやすさ、歯ブラシとか。
そうそう、この間帰国した時、クリニカProのしなる歯ブラシというのを使ってみて、あまりの使いやすさに感動して1年分買ってきてしまったよ!
と、コーヒーフィルターの話が歯ブラシになってしまったので、今日はここまで。
今日も読んでくださって、ありがとうございます!皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください😊
コメント