ジョアリビーイングモルディブでは、ティーマスターやティーソムリエからの『Tea Tasting』というレッスンを受けることができます。
有料とはなりますが、USD65++/1人と現実的な金額のアクティビティだし、私はお茶をほぼ毎日飲むくらい好きなので、レッスンを受けてみることにしました。
ジャドゥガー(バトラー)のナッビィのお迎えでMojo Barまで。
ナッビィは事前に予約しているアクティビティの際は、必ず迎えにきてくれますし、アクティビティが終わる頃にも何を言わずとも待機してくれています。
終わる時間のよめない朝食、ランチ、バー、ディナーの時は別ですが、アクティビティに参加した際は、終わるたびにわざわざ連絡しなくても良いので大変助かりました。
島の中をバギーで走っている写真。なんとなく、臨場感をお届けしてみたくて😉
ティーテイスティングを受けるのは、Mojo barの中にあるSAI Loungeというところ。
ここには様々な茶葉が置いてあって、緑茶、紅茶などはもちろん、プーアル、ウーロン、白茶、マサラ、ハーブ・・・色々とそろっています。抹茶や煎茶もありました。
本日の参加者は、私たちと、イギリスから来たという女性の合計3人で、教えてくれるのはポリーナさんというロシアから来た先生。
ティーマスターの資格を持った方です。
お茶の淹れ方だけではなく、お茶の栽培についてなども知識が豊富で、色んな質問をしてもちゃんと答えてくれるすごい方!!
かなりの種類の茶葉がある中で、今回先生がセレクトしてくれた4つは、
- ジャスミン(花茶)
- WHITE CUI MIN(白茶)
- DA HONG PAO(ウーロン)
- HIMSHIKHAR(紅茶)
です。
ジャスミン
ジャスミンティーと一言で言っても3種類に分けられて、
- 人工的に香りづけをしているもの
- お花付きのもの(苦みがある)
- ジャスミンの葉(高級)
があるんだって。知らなかった!
私はずっと、ジャスミン茶=お花付きと思ってました。
(自宅で淹れると苦いのに、中華レストランで飲むと苦みのない不思議なお茶、きっと淹れ方が難しいんだ~)くらいに思ってたけれど、そもそも種類が違うと知ってびっくり。
ジャスミンの若葉のみを摘み、お花と一緒に置いて長時間香りづけをするという・・・気の遠くなりそうなプロセスを経たものが、3のジャスミンの茶葉。
テキパキとお茶を淹れて、飲み方もちゃんと教えてくれて、口に含んでみたら・・・一口目が甘い!びっくり!!( ゚Д゚)
そしてジャスミンの香りが広がって、最後にあの独特のアロマが鼻を抜けていきます。すごく美味しくて、和菓子が欲しくなりました。
苦みも全然なくて、中華レストランで飲むジャスミン茶より美味しかった。
白茶『WHITE CUI MIN』
2つ目は、中国の青山 QINGSHANという地域で栽培されている白茶。全て手摘みで、春のみにハーヴェストされたものだそう。
栽培頻度を無理やりあげるために薬品をまいて、2~3年で畑をダメにしてしまうところも世界中にある中、この地域でははるか昔から厳しいルールを守ってきたんだって。
でも笑ってしまったのが、ティーガーデンの外に落ちた茶葉を拾いにくる外部の人たちがいて、それをWHITE CUI MINと偽って(まぁ産地は一緒なんだけれど笑)売っている人たちもいる、と😅
標高約750mで栽培されている茶葉で、3~4月のみに葉が開いていないものだけ摘む。とっても希少ですが、そうすることでフルーティーなアロマが楽しめるそう。
WHITE CUI MINはすごくあっさりしていて、苦みも一切なくて美味しかったです。今回試した4つの中で、一番好き。
DA HONG PAO(ウーロン)
3つ目は、福建省の武夷山というところで栽培されている『Da Hong Pao』というウーロン茶。
こちらは1杯目は飲まず、2杯目から飲むそうです。
こちらはウーロン茶の中に独特な薬のような味がして、いわゆる日本で一般的に楽しめるウーロン茶とは全く異なり、びっくりしました。
ミネラルが強い水を飲んだ後みたいに、あまり私の好みではなかったです。
HIMSHIKHAR
そして最後が、ネパールからの紅茶『HIMSHIKHAR』です。
高山でとれる茶葉とのことで、生命力が強いため香りも強いお茶なんです、と教えてくれました。
と、ここで。突然バトラーのナッビィが現れました。
Tea Tastingは16時~で45分のレッスン。なので17時~スパをいれていたのですが、あっという間に時間が経っていたようで!
「少しだけ失礼します。17時~のスパですが、17時半に変えておきます」と。最初、そんなに時間がたっていたことに気が付かなくて、わざわざ迎えにも来てくれて、すごく気の利く優しいバトラーで本当に助かりました。
話をTea Tastingに戻しまして。こちらの紅茶はチョコレートの香りが少ししました。
味はかなり強めで、好みが分かれそうな味。個人的には蜂蜜とミルクと煮詰めて飲んでみたいな、と思う紅茶でした。
以上4つのTea Tastingを終え、それぞれのお茶の淹れ方やお茶の知識、他の茶葉の種類なんかも見せてもらったりして、イギリス人のゲストともお茶の話で盛り上がったり、とっても楽しい時間でした。
ところで、先生におすすめのお茶をきいてみたところ、こちらの2品を紹介されました。
「ミルキー」と「タイスティッキーライス」というどちらもウーロン茶です。香りがもうすごく良い・・・!こちらはSai Loungeでも飲めるとのこと。
後日どちらも試してみましたが、タイスティッキーライスウーロンがすごく美味しかったです。詳しくは次回以降に書いていきたいと思います。
さて、先生にお礼を伝え、次へのスパへと向かいます。
バトラーのナッビィが見えないところで待機してくれていて、そのままバギーでスパまで連れてってくれました。自分たちでバトラーに連絡しなくて良いので、本当にスムーズ。
この日は17時~スパ、18時半~鉄板焼きと予約をお願いしていましたが、Tea Tastingが思ったより長引き30分後ろにずれてしまいました。
バトラーのナッビィに、「スパが終わるのが18時半過ぎるので、鉄板焼きを19時~に変更できるか確認してもらえますか?」と聞いたら、「大丈夫です。もう19時~に変更しています」と!
こういう気遣いを、リゾートなら当然なんて、海外では決して当たり前ではなく。
ナッビィは帰国の際のHealth Declarationなんかも、何も言わずに登録しててくれたり、予約したアクティビティのバギー送迎も毎日、何も言わなくても。
荷物持ち(ヴィラ~バギーまでの短い距離でさえ)、レストラン・バー・アクティビティへのアテンドなど、本当に優しくて気の利く方に出会えてとても幸運でした。
続き→ジョアリビーイングモルディブのスパ
前回→Arekaでサウナとジャグジー
コメント
Miaさま
少し、ご無沙汰していました。
ディガリに行って来ました。
4年振りのモルディブ、わかってはいたものの、フルレの空港周辺が、あまりに開発がすすんでいたこと。
モルディブの大統領が、親中派のモルディブになった後であったこと、その事についてスタッフ(1人ですが)に話を聞いて、なんかさみしいというか、悲しいというか、この先のモルディブが不安になってきてしまい、複雑な気持ちで帰ってきてしまいました。
この、10年位感じていたことですが、リゾートの豪華さ、新しさ、食事など、以前に比べたら、洗練され、格段に良くなっていると思いましたが、リゾートでも、スタッフもひとなっこく、レストランなどでの会話が楽しく、それが私の一番の想い出になっていたのですが、そういうのは、かなり少なくなりました。
ここまで、リゾートが乱立されると、そうなってしまうのでしょうか。
ディガリでは、私はプール付きビーチヴィラだったのですが、プール付きビーチヴィラのある中でも、西側よりにアサインされ、ビーチ前も広く、スノーケリングにも行き帰りしやすく、良かったです。
懸念していた、うるささですが、ヴィラの外(屋外洗面所)
に出た時に、西側バーの音が少し聞こえてきただけで、そんなには気にはなりませんでした。
東側に近い方は、たぶん、バーでの催しや、映画をやっているようだったので、聞こえてくるかもしれませんね。
食事は、バフェのメインレストランの他、グリルレストラン、インド、モルディブ、レバノンなど料理がいただけるレストラン、インターナショナル料理のレストラン4つがあり、選択肢があったのは、よかったです。
私のヴィラから、ジョアリ ビーイングが見えたのですよー
ちょっと、特徴的なメインジェッティ?の屋根と、Miaさんが滞在されたヴィラと、オープンサラでしたっけ?恐らくそちらが見えました!
東側です!
あー、また、違った素敵な時間が流れているのだなーって、思って、眺めていましたよ。
それにしても、モルディブでの、サウナや、お茶のお教室なんて、とても贅沢な過ごし方ですね。
さすが、リゾートの達人です。
ジョアリ ビーイングのホスピタリティは、最高ですね。バトラーは、もちろんハウスキーパー、その他スタッフも、全員、すばらしすぎます。
ホスピタリティー、ハード面、食事、ハウスリーフ、が揃っているリゾートって、なかなかないと思います。
リピート決定ですか?
続きの旅行記、楽しみにしてます!
NB様、モルディブからおかえりなさい!ディガリに行かれたのですね。お魚にはたくさん会えましたか?
ディガリのリゾートマップをよく見てみたのですが、仰る通りプール付きビーチヴィラ側はすごく良さそうですね。普段水上ヴィラばかりを考慮してしまうので、プール付きビーチヴィラの立地は盲点でした。教えて頂きありがとうございます。
音の情報についてもありがとうございます。ビーチヴィラだと木々もありますし、良い音消しになりそうですね。静かに過ごせたようで、良かったです。
モルディブの大統領は、私も複雑な思いです。債務漬けにされスリランカのようにならなければ良いな・・・と。一時的に雇用は増えても、その後のリスクが大きすぎますよね・・・。
モルディブでは今、リゾート乱立でスタッフの入れ替わりが激しく、良い接客がしたいという志の高い方は、高給の外資系に流れていっているみたいです。
とはいえ、外資系と言ってもリッツ、セントレジス、ウォルドルフなどの、厳しいマニュアルがあるリゾートだと、現場裁量や自由時間が少なく、以前のモルディブリゾートであったような穏やかな会話をしたり、温かみのある独自のサービス提供というのが、あまりできないと聞きました。
もしかしたらモルディブ人の本来の良さが発揮できるリゾートが、少なくなってきているのかなぁなんて勝手に思ってます。
ジョアリビーイングが見えましたか!メインジェティの屋根、かなり特徴的ですよね。笑
ジョアリビーイングはエグゼクティブシェフやF&Bマネージャーが変わらない限り、リピートしたいです。ヴィラの使いにくさや、垂直の階段のあがりにくさはあるのですが、そんなのどうでもいい!と思えるくらいのサービスでした。
ブログ読んでくださり、ありがとうございます♪
Miaさま
お返事ありがとうございます。
話を聞いたスタッフ曰く、前大統領の時は、橋桁1本しかできなかった。
スリランカのように債務漬けにならないか?聞いたら、島をあげているから、問題ないと。いや、その島が問題なんですけど。。と心の中で思いましたが、余計なことは言いませんでした。
スリランカやアフリカのような事態になっていても、わからないのですね。
インフラ建てることが、何より生活の向上、国の繁栄に繋がるということなんですね。
それを聞いたあと、そのような政治的な話をしてしまったことを後悔してしまいました。私としては、とても心配していたので、つい話してしまったのですが。
反省です。
ディガリのビーチヴィラ、ディガリの中でしたら、おすすめです。
景観も、前は、離れて、ジョアリ ビーイングや、リーティーファル(たぶん)ですし、私が行った時期は、逆側の南側より、波が静かでした。
ただ、海からあがって、バスルームに行くには、お部屋を通り抜けなければならない。導線は悪いです。
ヴィラ同士は、くっついていますが、木々で高く壁のようになっているので、横には見えません。デッキでの話し声は少し聞こえます。
スノーケリングするには、ビーチから入ると、砂砂になるので、水上ヴィラから出入りする方がいいですよねー
ラー環礁は初めてだったのですが、新しいリゾートがたくさんできている印象を持っていましたが、こんなにも多いとは。。と思いました。
また、長くなってしまいました。モルディブ談義はつきません。ごめんなさい。
NB様
お気持ちすごく分かります。
島をあげているから、って・・・汗。他国の状況を知っているからこそ、しかも大好きなモルディブだからこそ心配してしまいますよね・・・5年、10年後にどうなってしまうのか、考えても仕方ないとは分かりつつ、私も心配しています。
ディガリのシュノーケリング情報ありがとうございます♪
実は私たちが訪れた際も、北側の波がとっても落ち着いていて非常に珍しいなと思ったんです。
オーシャンスタッフの方にきいた話なのですが、通常北~西側は波が強いリゾートが多いらしいのですが、ディガリはどの季節でも、比較的北も南も泳ぎやすいらしいです。
仰る通り、ビーチエントリーは砂だらけになりますね!でもモルディブにいるとそれさえも嬉しく感じてしまう私です。笑
モルディブ談義、大好きなので大歓迎です!むしろディガリの情報も教えてくださったり、こちらがありがとうございます。