ジョアリのラウンジから移動し(→前回の旅行記はこちら)
水上飛行機の搭乗を待ちます。
同じ水上飛行機に乗るのは、ジョアリとジョアリビーイングに向かうゲストのみで、直行便のチャーター機とのことでした。
ストップオーバーがないので楽で有難いです。
水上飛行機の中でどうぞ、とエビアンのお水が配られました。
いよいよ搭乗です!ジョアリはTMA(Trans Maldivian)を利用のよう。
マレからJoaliのあるラア環礁は、水上飛行機で約35分。
これは、デュシタニかな?
バア環礁(ミライドゥ、フォーシーズンズ、アミラ、デュシタニ、ノーチラスなどがあるところ)から、更に北上していきます。
水上飛行機はジョアリビーイングに着水しました。
写真をとれなかったのですが、お出迎えに14名ほどのスタッフがいてびっくり!!
帰りは10名でお見送りしてくれたのですが、この時もまたプチサプライズがあったので、帰りの時の写真と一緒にまた詳しく書きたいと思います。
さて、一番先頭にはGMの方が待っていてくれて、降りた瞬間すぐに“Welcome to Joali Being, Ms. Mia”と名前呼びです。
ジョアリビーイングにでは、ラウンジで「どのように名前を呼ばれたいか」「ネームプレートをどう表記するか(これは今後また詳しく書きます)」というのを確認されます。
Sir Nameで呼ばれたい方もいれば、下の名前でOKという方、ロシアの富豪(プライベートジェット&スーパーヨットで来るレベルの方)は、Big Bossと呼べ、とか色んな人がいるんだって!
そしてそれは滞在中、どこに行っても徹底されています。
ラウンジで話したことがちゃんとリゾート側に伝わっていて、しかも降りた瞬間名前呼びってことは、ちゃんとすべてのゲストの顔も認識してるってことですよね。本当にすごいです。
もうこの時点で、素晴らしいリゾートだなと思ったけれど、滞在中はこれをまた軽く超えてくるような出来事の連続で・・・本当に帰るのが寂しかったです( ;∀;)
ついてすぐに冷たいおしぼりと、ウェルカムドリンク。
ここで初めて、Jadugar(ジャドゥガー=ディベヒ語でマジシャンという意味で、ジョアリビーイングでのバトラーのこと)ナッビィと挨拶。
すぐにヴィラに行きますか?それとも島の案内をしますか?と確認してくれて、せっかくなので島の案内をお願いしました。
バギーの座り心地が、大変良いです。
ナッビィは以前、クダドゥプライベートアイランドのオープニングにいたとのこと。2019年にクダドゥに行った際、私たちのバトラーだったアディヒコを知ってる?と聞いたら、知っています、と。
アディヒコはウォルドルフアストリアへ、ナッビィはジョアリビーイングに転職したんだって。二人ともとても綺麗な英語を話すので納得です。
島の中を案内してもらっている途中、ジョアリビーイングのコンセプトについても簡潔に教えてくれました。
ジョアリビーイングのコンセプト
ジョアリビーイングはウェルネスに特化したリゾートですが、
- 自然の生態系を大切にする
- 体にいれるもの(食)にこだわる
というのが徹底されています。
例えば「本来のモルディブの島の生態系」
実はモルディブのほとんどの島に、野生のネコやニワトリが元から生息しているんだって。
知っていましたか!?私はモルディブ11回目で初めて知りました💦
しかし、ほとんどのリゾートは開発の際、猫や鶏を全て駆除したり(ゲストのために・・・)、他の島に移動させられているんだって。
すぐには生態系に影響はでないかもしれませんが、長い目で見たら、島のネズミは増えますし、当然虫なども増えるしバランスが悪くなりますよね。それを殺すために殺虫剤をまいたりして、すると今度は植物や土が弱って・・・と。
しかしジョアリビーイングのオーナーは、人体に影響のあるものなら例外なものの、こういった自然の生態系に変化を加えるのは良くない、「モルディブの生態系を壊さない」というコンセプトでジョアリビーイングを作ったのだそう。
なので、ジョアリビーイングのリゾートには元から島に住んでいるネコがいるんです!ニワトリももちろんいましたし、カメの保護区もあります。
ネコは、いわゆる日本にいるような猫じゃなくて、もう野生の猫そのもの。
もしかしたらたくさん写真撮ったりできるかな~♪なんて夢見てましたが、警戒心が強くてとても近づけない雰囲気でした。
古くから残る木々もそのまま。
建設の時に、多くのリゾートはコスト削減のために木やココナッツの木など伐採するそうですが、ジョアリビーイングではものすごいコストをかけ、多くのココナッツの木を移植したそうですよ。
リゾート内は木々やお花にあふれていて、本当に素敵でした。これはまた今後、たくさん写真を載せていきたいと思います。
食へのこだわり
ジョアリビーイングのお食事もドリンクも、本当に!!美味しかったです。
私が今まで訪れたモルディブリゾートや他国のリゾートとは別次元の美味しさで、シンガポールの有名なレストラン(ミシュラン含め)に全く引けを取らないレベル。
しかも今回はハーフボードのオファーだったのも、ものすごく有難かったです。
朝食の質ももちろん、ランチ、ディナーと全ての完成度が高く妥協なし。
たとえば、味噌汁や漬物ひとつにしても、自分たちで作った味噌や糠漬けを出してくれます。ものすごく美味しいフライドライスがあって疑問に思ってたら、「実はみそだまりを使いました」と!
モルディブで外国人シェフから、「みそだまり」とか普通きかないよね・・・?
ジョアリビーイングのエグゼクティブシェフ、リチャードはキッチンのこだわり、アイスや出来立てのマフィンなんかを食べるツアーなんてのも開催してくれたり、とっても親切!
ジョアリビーイングでは、クロワッサンなど以外にはバターや白砂糖は使われていません。クロワッサンやデニッシュだけはバターを入れないと美味しくない、いま色々と開発していると言っていました。
今回は7泊だったのですが、レストランメニューだけだと飽きると思うので・・・と2回も特別なディナーもアレンジしてくれました。
これもまた今後の旅行記で詳しく書いていきます。
実際ジョアリビーイングはイベントで、海外のミシュランスターシェフなどもInviteしたりしているので、時期があえばまたそれも楽しそうですよね。
ハウスリーフ
さて、気になる(?)ハウスリーフですが、やはり珊瑚もちゃんと守られて建設されていました。
マリンバイオロジストの方のレッスンを受けたのですが、ジョアリビーイングは魚の個体数が多いそうです。なぜかは分からないけれど、色んな種類の魚が集まっているリーフだと言っていました。
※対し、ジョアリの方はハウスリーフはあまり良くないそうです。ハウスリーフが良いのは私たちが今回訪れたジョアリビーイングの方です。
珍しい珊瑚もあり、魚の種類も多かったです。
魚群がたくさんいるポイントが数か所あり、あとは色んな個体がちらほらと珊瑚や岩場の陰に住んでいるタイプのハウスリーフ。
ただし、カレントの向きが独特なのと、季節的なものなのか透明度は低い日が多かったです。
透明度がもっと高ければ、色んな魚が見れたのになぁ・・・というのだけは残念だったポイント。ですがこれはもう仕方ないですね。
さて、島の案内をしてもらった後は、
緑あふれる島の中を通り、
私たちのヴィラへと向かいます!今回は、とある位置のヴィラ狙いで「GRAND OCEAN POOL VILLA」に泊まってみました。
隣のヴィラがない場所で、すごく静かだしシュノーケリングポイントもすぐで、ものすごく!もう本当にとっても気に入りました。
続き→グランドオーシャンプールヴィラ
前回→ジョアリのラウンジ
コメント
Miaさま
ジョアリ ビーイングの、コンセプト、素敵ですね。
Miaさんの考え方、精神にも、ぴったりのように、思いました。
ごめんなさい。Miaさんを、よく知っているわけでもないですが、ブログを読んでいるだけですが、勝手にそう思いました。
私、ニワトリが苦手なのですが、同じ部屋に2人きりでなければ、なんとか大丈夫です。
ウェルネスについては、身体に入れるものから、本格的ですね。
お砂糖やバターまで、使用を最低限にしているのですね。
アルコールも、基本なしですか?
リゾートで、すごいですー
ハウスリーフも、良いようで、すごく群れてますね。群れ、好きです。
今後のスノーケリング情報も楽しみです。
今回はビーチヴィラにされたのですね。Miaさん、水上が多かったように思いましたので、今回選んだ理由も含め、リポートも、楽しみです。
私は、水上も好きですが、ビーチも好きで、今までで、ビーチの方が多いです。
余談ですが、BIG BOSSと呼んでと、日ハムの新庄監督が、監督就任時に言ってましたよ(笑)
私も、近々、4年ぶりに、モルディブを訪れます。
Miaさんもいらっしゃったことのあるリゾートです。
Miaさんが、再訪はないとおっしゃっていたことが気になり、初めは候補に入れていなかったのですが、ハウスリーフもそこそこ良さそうなので、気づいたら決めてました(笑)
ホスピタリティ良し、お食事良し、ハウスリーフ良し、ハード面良しのジョアリ ビーイングの旅行記を拝読したら、ますます、行きたくなりそうです!
引き続き、楽しみにしています。
NB様、こんばんは。
なんと、モルディブに行かれるのですね!!気がついたら決めていたということは、惹かれるものがあったのだと想像します。そういうフィーリングって、とても大事ですよね。
私が訪れた時とは確実に色々と変わっているはずですので、もう目一杯、是非たくさん楽しんできてくださいませ。また思い出と感想を教えて頂けたら嬉しいです♪
そしてご想像のとおり、ジョアリビーイングのコンセプトは本当に好きです。多少の不便さより自然を大事にしたいというのが、自分の考えに近いななんて思いました。
アルコールは基本的にメニューに載っていないのですが、オーダーも可能です。そしてお部屋にはなぜかウェルカムシャンパンがありびっくりしました。笑
ニワトリと同じ部屋は私も無理ですー( ;∀;)
ジョアリビーイングのニワトリは2羽くらいしかいなくて、バトラーいわく「前は5羽くらいいたんですけれどね」と言っていて、まさかネコに・・・??なんて勝手に想像しちゃいました。
最後の写真、確かにビーチヴィラみたいに見えますね。
でも実は水上ヴィラなんです。特殊なところに建っていて、桟橋の先には2部屋しかないという、すごく静かなヴィラでした。
モルディブへの出発はもうすぐでしょうか。お天気に恵まれ、お魚さんにもたくさん会えるようお祈りしています!