2023年にリノベーションが完了し、全てが新しくなったフヴァフェンフシへ行ってきました。
ジェンマレの車から降りた瞬間、フヴァフェンフシのマレラウンジスタッフ、ファフドさんからMeet&Greetがあり、空港内にあるリゾートラウンジへ向かいます。
ラウンジにてパスポートを預け、チェックイン完了。
そしてファフドさんは出会った瞬間からMr&Mrsとサーネーム呼び、そして私たちが今回モルディブ13回目ということも把握してくれていました。
フヴァフェンフシでは滞在前に提出するライフプランナー的なものもないし、この時は、なぜ13回目のモルディブだと知っているのだろう?と不思議に思いました。
が、実は・・・・余談になりますが、フヴァフェンフシを予約した際、ホテル⇔リゾートの移動を私が理解していないと心配されたのか、予約デスクがとても細かい説明をメールでくれたのです。
それで、(今回でモルディブは13回目だから、移動については分かっているので大丈夫ですよ、ありがとう)と送ったところ、それがリゾートスタッフ内でも共有されていた訳です。
ふと書いたことが、しっかり共有されているのが素晴らしいなと思いました。
さて、ファフドさんはおしぼりやお水を持ってきてくれ、私たちの名前の呼び方(ファーストネーム、サーネーム希望)についても聞かれました。
そしてそれも、リゾートに着く頃には、バトラー、レストランスタッフ、スパスタッフと全て共有されていました。
彼は2008年からフヴァフェンフシで働いているとのことで、古参スタッフの一人なのだそう。
グラスがダブルウォールなので、結露がなくて◎
WiFiもQRコードを読み取るだけですぐに接続完了、かつボートでもそのまま使えて非常に便利でした。
ラウンジ内には、軽食があり自由にいただくことができます。
ファフドさんが最初に、「10分ほどで出発できます。」と言っていた通り、文字通りすぐに出発となりました。
今日は波が少し高いため、リゾートまではスピードボートで40分程度かかるとのこと。しっかり酔い止めを飲んでおきました!
フヴァフェンフシのスピードボートへ。
リノベーション後に合わせて新しくしたのだと思いますが、中はまさに新品。
クッションからカーペット、ソファまでどこもピカピカです。
キャプテンと、クルー2人、合計3名で私たちをフヴァフェンフシまで運んでくれます。
冷えたココナッツウォーターがとても美味しかった!
遠くなっていくマレ。
ボートクルーの皆さんがとっても親切で、あれは○○です、あれは△△です、と教えてくれたり、私たちが酔っていないかとか、こまめにチェックしてくれていました。
あの盛り砂は、人工島を作るのだそう。
本来なかった場所に無理やり人工島を作ることで、海のカレントを変えてしまい、特にウミガメを初め海の生物にとって悪影響を及ぼすそうです。
それをきくと、モルディブの自然やカメ好きとしては、人工島リゾートや無理な拡張をしているリゾートには、行く気がなくなってしまうなぁ。
先頭に座っているのは、フヴァフェンフシに戻るスタッフ2名です。
同じソファに座ったら良いのになぁと思うのですが、このあたりもフヴァフェンフシは徹底的に線引きをしているようでした。
詳しくは今後色々と書いていきますが、フヴァフェンフシはおもてなしに対する考え方が、まるで日本のように徹底しているなと思いました。
40分経つ頃、やっとフヴァフェンフシが見えてきました!
フヴァフェンフシのタイムゾーンはマレと一緒なので、時間の調整も不要。私はリゾートタイムの良さをあまり感じず、混乱がない同じタイムゾーンの方が好きです。
桟橋の右側にいる2名がGMとリゾートマネジャー、左にいるのは私たちのバトラーです。
こちらも詳しく書いていきますが、私たちのバトラーはもう本当に素晴らしい方で・・・・彼のことでまるまる一記事は書ける!!というほどお世話になりました。
モルディブ以外のリゾートで出会ったバトラーの中でも、最上位に入るほどです!
- JWマリオットフーコックでお世話になったトリン(→こちら)
- オマーンのアナンタラジャバルアフダルでお世話になったジョアミ(→こちら)
- アフリカ・Saruniリゾートのサイモン(→こちら)
- そしてフヴァフェンフシのバトラー
サプライズをくれたりとか、そういった派手さがあるわけではないのですが(むしろこれでサプライズがあったら、ダントツ1位になっていたかも)
実直で非常に頭が良く、優しさであふれ、1言えば10理解してくれ、さらに私たちが気が付きさえしない提案をくれる、そんな方でした。
と、私たちのバトラーのことになるともう色々と書きたくて仕方がなくなってしまうので、今はぐっとこらえます。
ボートを降りると、GMのノエルたちやバトラーが出迎えてくれました。
最初は、(3人での出迎えのリゾートなのだな~)なんて一瞬思ったのですが・・・歩いて行くと、おしぼりをくれる方、シャンパンをくれる方、と次から次にスタッフが待ってくれているのが分かりました。
ウェルカムシャンパンで乾杯!
とここで。シャンパンではなく、砂を見てみてください。綺麗に模様が整えられているのが分かりますでしょうか?
これはなんと、ボートを降りた瞬間からずーーーーーっとこのように整えられていて、足跡が一つもないのです!
あまりにもびっくりして、フットプリントが全くないねと言ったら、”It’s all for you😊”とGMのノエルが言っていました。
非常にきめ細やかで素敵なおもてなしに感動しつつ、バトラーに連れられ、ヴィラまで向かいます。
今回はなんと!!かなり久しぶりのビーチヴィラです。
そしてビーチヴィラへ続く道も、足跡一つなく整えられていました。毎朝朝食から戻った際も、必ずこのように整えられていましたよ。
私たちのバトラーはヴィラの中をとても効率よく、かなり丁寧に説明してくれました。アンパッキングの手伝いも申し出てくれましたが、自分たちでするので断ります。
ところで今回は8泊のプランで、その中には下記特典が含まれています。
- サンセットクルーズ
- アフタヌーンティー
- フローティングブレックファースト
着いてから予約すればいいや~と思い、スパやデスティネーションダイニング以外は、事前に予約を一切していませんでした。
しかし、バトラーがなんと、
「フローティングブレックファーストはこの日の朝が晴れそうなので○日に、サンセットクルーズは、この日の夕方の風が落ち着き、雲もなさそうなので○日に」と全て予約してくれていました。
ただ予約してくれるだけでも有難いのに、細かい天気や風の状況まで確認して予約してくれるだなんて、なんて素晴らしい!
ちなみに、フローティングブレックファーストだけ、彼の提案より早めにお願いしちゃったのですが・・・・ご覧のとおり(↑)雲が多かったです。
私たちのバトラーが最初に予約してくれた日はまさに青天で、そのままにしておけば良かったね~と後悔しました(;´Д`)
ちなみに、サンセットクルーズやアフタヌーンティー、その他のガイドシュノーケリングなど、私たちのバトラーが提案してくれたものは、まさに本当に完ぺきなタイミングでした。が詳しくはまた今後😊
そして彼は、「アンパッキングが落ち着いた後、よろしければアイランドツアーもします」と言ってくれ、後ほど連絡することにしました。
続き→デラックスビーチバンガロー宿泊記
前回→ジェンマレ『エグゼクティブルーム』
後書き:今回のリゾート選び
の前に!!!!
男子バレーがバレーボールネーションズリーグで、銀メダル!!!!!!!おめでとうございます、ありがとうございます、おめでとうございます~~~~😭😭😭😭
寝不足だし、まだ頭が追い付いていないので、銀色のメダルについてはまた今度書きたいと思います!!!!
さてさて。今回のリゾート選びは、3つの条件でリゾートを探しました。
①「ハウスリーフがそこそこある」、②「ビーチヴィラが素敵なところ」、③「おもてなしが期待できそうなところ」です。
ハウスリーフについては・・・今年の初めはWモルディブに訪れ、とことんシュノーケリングを楽しみ、逆に楽しみすぎて体が疲れたので、「今回はもう少しのんびり過ごす」というのが主目的でした。
結局、フヴァフェンフシのハウスリーフはクダドゥに匹敵するほどの魚群で、珍しく体調を崩すくらい、泳いでしまったのだけれど(;´Д`)
ビーチヴィラについては・・・実は昨年、ブロガー繋がりの友人が、ビーチヴィラでの砂遊びの写真をプライベートで送ってくださって😊それを見て私も砂遊びがしたい!という気持ちがむくむくと。
さらにコメント欄を通しても、ビーチヴィラの良さを再認識するうちに、これはもうビーチヴィラに泊まるしかない!いやむしろ泊まりたい!!と。
ビーチヴィラ絶対でリゾートを探しました。
そして候補にあがったのは、フヴァフェンフシ、ミライドゥ、ソネバジャニ、ジョアリ、ジョアリビーイングです。
まずジョアリ系列が大本命でしたが(昨年のジョアリビーイングが素晴らしかったので)、ビーチヴィラの金額が・・・・あらまぁこれはムリ~~で今年は見送り( ;∀;)ノ サヨナラマタイツカ~
ミライドゥは予約デスクとの相性が合わずなのか、リピーターなのになぜかウェブサイトより高い金額を案内され・・・多分、今は行くタイミングじゃないのかも?と思い今年は見送り。
ソネバジャニは、最近の口コミが、他の同クラスリゾートと比べると低評価が多く気になる。またビーチヴィラの藻が多いという口コミもあり。最近、ソネバフシからかなり評判の良いGMが来たようなので、もう少し様子を見ようとなりました。
そして候補に残ったのがフヴァフェンフシです。
昨年リノベーションが完了したばかりなので新しい、ビーチバンガローにはフロントとバックヤードにそれぞれプールが2つもあって素敵!
ハウスリーフもだいぶ前の情報しかないけれど、今回はシュノーケリングよりのんびり旅が目的なので良し。
そして最後に気になったのが、トリップアドバイザーやGoogle、ホテル予約サイトなどでの低評価の多さです。
おもてなしについて・・・口コミについては、低評価がついているタイミングや、GMやマネジメントに体制変更があったのかなどをチェックしました(´ー`)細かい奴って思うでしょう?
かなり大雑把にまとめると、GMのノエルがいた2011年までは良い口コミが多かったのに対し、彼が去って数年間はそこそこの評価→悪い口コミが少しずつ増えていく(もちろん良い口コミもたくさんあり)
そして、ノエルが戻ってきて少し経った2020年以降は、ほとんどが良い口コミへと戻っているという感じでした。
あくまでデータ上の数字ですが、口コミでもノエルに対してお礼を述べているゲストが多かったので、これは大丈夫そうだな、と。
しかもウェブサイトのオファーで、色々とついてくる特典(フヴァフェンフシアフタヌーンティー、スパークリングワイン付きのフローティングブレックファースト、ロマンティックターンダウンなどなど)もあり、これだー!!!!と思い予約しました。
途中、フヴァのシステム障害で連絡がつかなくなった時があり、少し心配したのですが、結果、メールでふと書いた内容さえ事細かにシェアされていて、無用な心配でした。
ということで、だいぶ長々と書いてしまい、もはや旅行記の終わりですか?のようなボリュームと雰囲気になってしまいましたが(リゾートを気に入った時の私あるある)、次回やっと、ヴィラのご紹介です!
ここまで読んでくださった皆さま、ありがとうございます😊
コメント
Miaさん こんにちは~
まずは、バレー日本男子、ネーションズリーグ銀メダルおめでとうございます~
そして、こんな、ボリューム満点の記事に私もテンション上がってしまいました!
賢しこすぎるバトラーさん、
ゲストが初めて足跡をつけるよう整えられた砂の道。
到着日だけでなく、毎朝食の帰り道もですか!びっくりです。
毎朝毎夕のビーチのお掃除隊や、島内の道をいつもお掃除してくださってるだけでも、ありがたいなあと思っていましたが、まるで常に赤い絨毯を敷くように、それを砂の模様を作ってやっているところが素敵で、ゲストも特別感を感じますよねー
そして、Miaさんの島選びをする時のリサーチ力が素晴らしくて、ここまで調べて、もし失敗したとしても、それは運で、仕方ないとさえ思えそうです。かなり大雑把に決める私としては、見習いたいです!
Miaさんのお久しぶりのビーチヴィラ滞在も興味深くて、楽しみです。
NBさん、こんばんは。
男子バレー!本当にすごかったです!!おかげでこの数日大号泣&寝不足で、目がしょぼしょぼしてます߹ω߹
歩く道の砂までちゃんと整えてくれるだなんて、あまり海外では見ない、まるで日本をお手本にしたおもてなしみたいだなと思いました。
バトラーがそれぞれ模様を考えるそうで、私たちのバトラーは、「僕はあまりアートなどが得意ではないので、このようなシンプルなものにしています」と言っていました。とても謙虚な方です。
リゾート選びは考えすぎて、頭でっかちになってしまうことも( ;∀;)でも仰るとおり、そこまで調べてダメだった場合は、まぁ仕方がないか~と諦めがつくのですよね。
と言いつつ、良いオファーを見つけると、深く考えずに飛びつくことも多いです。笑
フヴァフェンフシのビーチヴィラ、一点を除いてはとっても快適でした˶•ᴗ•˶
こんにちわ
Mia様の今回の選択肢まさしくいま私も同じでビックリいたしました。
私もジョアリのビーチを一瞬考えたのですが金額が素晴らしくて(笑)
あとトリップアドバイザーへの書き込みへの催促がある、大陸系多い(大陸向けオファーがおおかったのか?)というのもあり見送りました。
ソネバジャニは藻が多く魚はそんなに。
なのでミライドゥかフヴァフェンフシの2択で悩み中でした。
うちの夫は泳げずビーチヴィラ1択レストランとお部屋のハード重視なのでミライドゥになりそうなのですが、シュノーケリング目当てのわたしはMia様のブログを見せてアピールしようかと考えております(笑)
素晴らしいバトラーさんにお会いできてよかったですね!
こういってはなんですが南国でしっかりしてるスタッフさんは本当に少なく貴重だと思います。
Rui様、こんばんは。
なんと!Rui様も同じ選択肢で悩まれているのですね。
そして私もトリップアドバイザーの口コミ、言語(人種)もやはりチェックしますし、勝手ながら親近感を感じてしまいました。
ミライドゥかフヴァフェンフシ、どちらも素敵なリゾートで悩みますね~!
ではアピール材料の一つとして、最初のシュノーケリング記事を書く際は、魚の写真をたくさん載せてみたいと思います。笑
ちなみにまだブログでは書いていないのですが、フヴァフェンフシのバトラーたちはミライドゥへ研修へいくそうです(しっかり者のバトラーも、ミライドゥで研修を受けたと言っていました)
なので、ユニバーサルリゾーツ的には、熟練のスタッフがそろっているのはミライドゥという位置づけなのかな、と思いました。
ミライドゥのトリップアドバイザーの口コミも、1000件以上ついて★1~3がほとんどないというのも、見る度に驚きます。
リゾート選びに悩むのも、楽しい時間ですね⁎ᵕᴗᵕ⁎