まだ朝の早い時間帯に、コモドナショナルパークへやってきました
ちなみにコモドドラゴンに会えるのは、通常1~2頭が普通だそうですが、果たして私は何頭のコモドドラゴンに会えたのでしょうか!?
さて、コモド島のナショナルパークへ入るには、1人425,000インドネシアルピア(現金)がかかります。これはツアー代とは別で、当日支払う必要があります。
※申込みしたプライベートツアー会社(オーシャンアカデミー)についてはこちら、周ったルートについてはこちらをどうぞ
ガイドの方に入場料を渡し、私たちはゲートの外でのんびりと待ちます(支払いが住むまでゲート内には入れません)
あぁ~、素晴らしいお天気で有難いなぁ~と、ふと歩いてきた方向を振り向いたら、
え??(;´・ω・)?
なんかテクテクと歩いているんですけれど(しかもゲートの外でナショナルパーク内ですらない)
へ~、大きなトカゲもいるんだな~?と思っていたら、
後ろから、登録を済ませてくれたガイドの方が興奮気味に走ってきて「あれっ!コモドドラゴンの子供です!とっても珍しいです!!」と教えてくれました。
コモドドラゴンって、トレッキングをしないと見れないと思っていたので、それはもうびっくりしました。
赤ちゃんコモドドラゴンがなぜあまり見れないかというと、大人のコモドドラゴンに食べられてしまうため、3~5才くらいまで木の上で過ごすからだそうです。
ガイドの方が「子供のコモドドラゴンを見れるのは本当に珍しいです!」と、しきりに仰ってくださったので、なんだかとても嬉しくなりました😊
「では、入口まで向かいましょう」と、歩き始めようとした瞬間、
えっ?(二度目)
なんか、お店の裏側に陣取っているのですけれども・・・・。「まだトレッキングすら初めていないのに、すごいです。この個体もまだまだ若いドラゴンです」と、ガイドの方が教えてくれました。
トレッキング前の一般エリアにも、稀にコモドドラゴンがあらわれることもあるらしいので、特に小さなお子様と行かれる場合は、絶対に目を離さないように気をつけてくださいね!
それにしても、若い個体とはいえ迫力がすごいです。
「まだトレッキングしてないのに、もう2頭も見れましたね。朝の涼しい時間帯だからだと思います」と仰っていました。
さぁ、では改めまして!トレッキングコースの入口まで向かいましょう!!
「入口は、木の看板のうしろに・・・・・」(。´・ω・)????(三度目)
なんと、先ほどよりもさらに大きな個体です。ガイドの方は「普通は5分で3頭も見れません!」と仰っていました。早朝効果おそるべし。
さっきの子供ドラゴンは、テクテクという歩き方でしたが、大人の個体はドスッドスッという重量感。現れるだけで、空気がぴりっと変わる感じ。
こうして舌を出している時は要注意。
こうすることにより、数キロ先にいる獲物や空気中の血液の匂いなどが分かるそうです。なので出血のある怪我をされている方は、コモド島に入るのをあまり推奨されないのだそうです。
さぁ!既に盛りだくさんですが、まだトレッキングは始まっていませぬ。今度こそ、入口へと
!?!?向かう途中で、なんと4頭目があらわれました!でもこの子は後ろ姿だけ。
さっきの3頭目がけっこうな大きさに対し、この子はまだ小さめ。コモドドラゴンは縄張り争いもあるため、小さな個体は逃げていくこともあるそうですよ
開始(まだトレッキングさえ始まってさえないんだけれど)5分くらいで、既に4頭も見ることができて、私としては「もう大大大大満足です。ありがとうございます!」という気持ちでした。
さぁ、今度こそ!!
いざ公園の入口へ。レンジャーの方と一緒に、橋を渡って公園内に入ります。
コモドドラゴン探しはトレッキングコースを、レンジャーとツアーガイドの2名と一緒に歩きます。
それぞれ30分、1時間のトレッキングコースがあり、私たちはもう4頭も会えたので、30分コースにすることにしました。この日、私たちのレンジャーとしてついてくれたのは、コモド村出身の方。
子供の頃からコモドドラゴンと共存してきたのだそうで、幼い頃に彼の友人がドラゴンに襲われた話や、共存の難しさ、大切さなど沢山教えてくれました。
トレッキングは平坦な道がほとんどでしたが、途中急な斜面もありましたので、トレッキングシューズがあると安心。
この黄色の鳥はオウム。インドネシア語でカカトゥアと呼ばれています。人間の言葉も話すようで、時々面白い声で鳴いていました。
さて、5分ほど進むと、レンジャーの方とガイドの方が小さな声ながらも興奮気味に話し始めました。
最初、岩や木の色と同系でよく分からなかったのですが、なんとコモドドラゴンが2頭!!
このコモドドラゴンは交尾中なのだそうです。これも滅多に見れないのだそう。
というのも、コモドドラゴンは単為生殖ができるため、交尾中の番を見れるのは珍しいとガイドの方が教えてくれました。
ちなみにコモドドラゴンは、唾液に60以上のバクテリアを保有していると言われ、中には血液の凝固を阻害する毒素もあるそう(なので、コモド国立公園内には血清が置いてある)
噛まれた獲物は血が止まらず、最終的には死に至ります。そのため、コモドドラゴンは自分の身体より大きな獲物をも狙うのだそうです。
とても大きな個体で、すごい迫力でした!
既に6頭、しかも珍しいと言われるコモドドラゴンの子供や交尾中の番も見れて、もう心から大満足です😊
が、
なんと7頭目があらわれました!
ガイドの方もレンジャーの方も、「こんなにコモドドラゴンに会えるゲストは滅多にいないです」と仰っていました。
嬉しい、嬉しいけれども!!この後にマンタツアーも行く予定なので・・・・なんかもうこの日の「大物と会える運」を使いきっちゃうような気が・・ぶつぶつぶつ
レンジャーの方によると「これはオス」頭のあげ方とか、大きさで判断するそうです。
コモドドラゴンのあくび。
鋭い爪。コモドドラゴンの食事は1カ月に1回ほど。同じ島には、彼らの食料となるシカや豚が住んでいるのです。
綺麗なシカさん。コモドドラゴンも生きているので仕方ないのだけれど、このシカさんがずっと無事でいてくれますように、と思ってしまいました。
ウォーターポイントには蝶々が。
コモドドラゴン探しは、動物にとってもライフラインとなるウォーターポイント周りを探します。しかし、この日はどのドラゴンもウォーターポイントにはいませんでした。
30分のトレッキングを終える頃、なんと、8頭目のドラゴンの後ろ姿が見れました😊
ということで、今回はトレッキング開始前に4頭のコモドドラゴン、トレッキング中に4頭と、合計8頭のコモドドラゴンに出会うことができましたよ。
レンジャーの方、ガイドの方のおかげです!
先ほど4頭のコモドドラゴンに出会えたエリアに戻ると、もう既にドラゴンたちは1頭もいませんでした。
前述のとおり、通常は1~2頭くらい見れるのが普通だそう。ガイドの方もレンジャーの方も、リゾートスタッフでさえ「そんなレアな経験をするゲストは聞いたことがない」と言っていたので、とても幸運だったのだと思います。
が案の定、この後のマンタツアーでは空振りになります(それが私です💦)
美しい景色。インドネシアにますます魅了される最近。
この後は、ボートで約20分先にある「タカマカサル」へと向かいます。シュノーケリングをしながら、砂州に上陸するのです。
続き→タカマカサルでのシュノーケリング(予定)
前回→ピンクビーチでシュノーケリング
コメント
Miaさん こんにちは!
わー!!!
赤ちゃん、こども、若者、おとなまで8頭のコモドドラゴンに会えたなんて、すごすぎます。
おとなドラゴンは、やっぱり迫力が違いますね。舌を出してる様子や、毒を持っていることなどを聞くと、余計に怖く感じます。
Miaさんの写真とご説明で、ダーウィンが来た(NHK)を1番組見たような満足感です 笑
この後のマンタは、空振りに終わったのは残念ですが、コモド島に行って、ドラゴンに会えずに終わるよりは、ちょっと納得感があるような。。
ランカウイの金のおサルちゃんと、コモドのブラックマンタは、今後の課題で、また行く楽しみになりますね〜
NBさん、こんにちは。
まさかのドキュメンタリー番組ですか!
いえいえいえいえ、いくらなんでも褒めすぎです~、えへへへ(*´з`)ありがとうございます。ちゃっかり嬉しいです(こそっ)
コモドドラゴンは毒を持つうえに、時速20キロ近くで走ることもできるそうです。
対しレンジャーの方が持つのは木の棒で、万が一の場合はコモドドラゴンの弱点の首を抑えるそうですが・・やはり大人のドラゴンと出会うと怖かったです。とても刺激的な体験でした。
NBさんが仰るとおり、よくよく考えてみたら、コモドドラゴンを探しに行き、出会えていなかったら、とっても落ち込んでいたと思います。
今回会えなかったからこそ、次回の楽しみが増えたと前向きに考えることにします。金色の赤ちゃんサルもいつかきっと!