コモド国立公園アイランドホッピング 『プライベートツアー選び』

コモド国立公園

コモド国立公園へ行くには、共有のツアーかプライベートツアーのどちらかを利用し、ボートで行くようになります。

 

私たちは、

  1. 混むところは人の少ない時間帯に
  2. シュノーケリングをメインで楽しみたい

という理由から、今回はプライベートツアーを申込みました。

 

 

(1) コモド国立公園

コモド国立公園とは、コモド島、リンチャ島、パダール島、他26の複数の島々からなる世界遺産で、コモドドラゴン、カラフルなサンゴ礁、魚群、カメ、マンタなど様々な海洋生物が生息している場所です。

 

海の透明度も抜群です!

 

 

ちなみに、ご存じでしたか?

 

実はバリ島とロンボク島の間には「ウォレス線」という目に見えない壁(生物の分布境界線)があり、魚や一部の鳥たちでさえ、そのウォレス線を超えないのだそうです。不思議ですよね。

 

そんなわけで、ジャワ島、ビンタン島、バタム島、バリ島は行ったことがあるけれど、ウォレス線の東側のインドネシアに行くのは今回が初めてなのです!

 

 

定番コース

コモド国立公園でのアイランドホッピング定番コースは、

  1. パダール島(トレッキングで山の上から絶景を見る)
  2. コモド島 or リンチャ島(コモドドラゴン生息地)
  3. ピンクビーチ
  4. タカマカサル島(ピンクの砂州に上陸)
  5. マンタポイント
  6. カナワ島(シュノーケリングポイント)

という感じ。※1~3のみというツアーもあります。

 

 

プライベート・共有ツアーの違い

プライベートツアー

ボートを貸し切り、自分が行きたいところのみ行ってもらえます。多くのツアー会社が、最初はパダール島に行っている間に、ピンクビーチやコモド島など行けるので人が少ない時間帯に行けるのが◎

 

デメリットとしては、共有ツアーに比べてどうしても高額になってしまうこと。

 

 

共有のツアー

行ける場所や順番が決まっているため、自分が行きたいところへ行ってくれる業者を選べばOK。ホテルを通してや日系のツアー会社、ローカルツアーなど、たくさんあるので、好きな物を選ぶと◎

 

デメリットとしては、行きたい場所以外が組み込まれている場合があること。

 

 

(2) プライベートツアー業者

見積りを依頼したのは、

  • オーシャンアカデミー(日系)
  • サラトラベル(日系)
  • コモドラグジュアリー(現地会社)
  • アヤナ(リゾート)

です。

 

オーシャンアカデミー、サラトラベル、コモドラグジュアリーはだいたい14~18万円くらい(終日ツアー&ボート一隻を貸切)でした。アヤナは50万円ほどの見積もりだったので今回は諦めました💦

 

ちなみにオーシャンアカデミーとサラトラベルは日系なだけあり、返信が早くて的確、何が含まれているのかなど案内もとても分かりやすかったです。

 

 

(3) オーシャンアカデミーに決めた理由

今回オーシャンアカデミーに決めた理由は、

  1. 自社ボート(スピードボート)であること
  2. シュノーケリングやダイビングに強い
  3. 緊急救命トレーニングを受けたスタッフがいること

の3つです。

 

 

スピードボートの強み

コモド国立公園へは、ラブアンバジョというフローレス島にある街からボートで行くのですが、中にはローカルボートで行くツアーもあります。

 

ローカルボートの場合、ラブアンバジョからコモド国立公園へは2~3時間ほどかかってしまうのに対し、スピードボートだと1時間。往復を考えるとかなりの時間の節約になります。

 

 

コモド国立公園の海

前述のとおり、今回は海でのアクティビティ(シュノーケリング)メインとすることを決め、事前にリサーチしたところ、コモド国立公園の海は場所によっては潮の流れが強い、早いところがあるという情報がありました。

 

またシュノーケリングについて問い合わせたところ、「当日の海の状況によって、行く場所を判断」という頼もしい回答が来たのも高ポイントでした。

 

実際に行ってみて、確かにカレントがかなり強いところも1カ所あり、海に慣れたガイドの方がすぐに戻るように合図してくれたのも、かなり安心感がありました。緊急救命トレーニングの訓練を受けたスタッフがいるというのも安心ポイントでした。

 

 

私が周ったルート

私たちはパダール島でのトレッキングを外し、そのかわりにシュノーケリングをメインで楽しみました。周ったルートや順番は↓です。

 

訪れたところは★がついている黒文字のところ。

  1. ピンクビーチ上陸シュノーケリング
  2. コモド島(コモドドラゴン探し)
  3. タカマカサルでシュノーケリング(珊瑚&魚・カレントが強い)
  4. タカマカサルに上陸(ピンクの砂州)
  5. マンタポイントでシュノーケリング
  6. マワンで絶景ランチ
  7. シアバ島でシュノーケリング(珊瑚&魚)
  8. セバヨール島でシュノーケリング(魚群)

※グレー文字のカナワ島は、桟橋が現在修理中とのことで行くのを見送りました

 

コモド国立公園プライベートツアーへ出発!
以前、コモド国立公園アイランドホッピング業者選び(こちら)で書きましたとおり、私たちはオーシャンアカデミーのプライベートツアーを申込み、シュノーケリングメインでの行程を組んでもらいました。訪れたのは全部で8カ所😊訪れたところは★がついている...

 

 

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コメント

  1. 恵次 より:

    Miaさん。こんにちは。

    Miaさんのブログを見ていると、コモドに行きたくて仕方なくなります。

    以前にお話ししたと思いますが、私は行きたい所は、色々な手段で調べますが、YouTubeにしても、ブログにしても、参考になるものはあまりなくて…。
    (あくまで私観です。ユーチューバーさん、ブロガーさん、ごめんなさい。)
    でも、Miaさんのブログは、詳しく、痒いところに手が届くといいますか…本当に参考になるし、嬉しいです。

    私もシュノーケリングとビーチをゆっくりと楽しみたいので、もし行ったら、プライベートツアー一択になると思います。(せわしないのは苦手です。)
    料金の14万〜18万は、1人当たりですか?それとも、一隻チャーターの料金ですか?

    コモドドラゴンさんは…、私の苦手なあの方達の大親分なので、もし行っても、ボートから降りないと思います。….ブルブル、ガタガタ(笑

    とても綺麗な海で、珊瑚も凄いですね。
    いやー、たまらないです。
    これも以前にお話ししましたが、宮古島の八重干瀬がまさに、こんな感じでした。
    ポイントがその時の海況によって違って、ガイドさんが先に海に入って、カレントのチェックをしてました。
    あまりカレントが強いとポイントを移動したり、浮き輪で引っ張っていってくれてました。
    とても安心してシュノーケリング出来ましたよ。
    ちなみに、この時私は人生で初めてウエットスーツを着てみました。
    少し、水が冷たいと思いますから、ウエットスーツを着ますか?って言われて着てみましたが、暖かったです。
    浮いてしまうので、ウエイトを付けなければ、潜れませんが、日焼けや怪我の防止には、いいなぁと思いました。

    また、次回のブログが楽しみです!
    いや、行きたくなってしまうのでやめて下さい(笑
    でも、是非見たいです。
    って、どっちなんだ!?(笑

    • Mia Mia より:

      恵次さん、こんにちは。

      そんなに褒めてくださって、ありがとうございます。とっても嬉しいです(*^^*)

      コモドはとっても良かったですよ~。
      バリのゆっくりとした感じがお好きでしたら、フローレス島も好きになると思います。

      バリに比べるとまだまだ観光地化はされていませんが、その分島自体がとってものどかで、火山灰やミネラルによりコーヒーも風味があり独特の美味しさなのだそうです。

      八重干瀬、以前教えてくださったところですよね(確か、恵次さんが、ツアーで一緒だった女性にフィンをねだられた?ところだったような?)

      でもやっぱり日本ってすごいですよね。沖縄には珊瑚やら魚群やらがあり、冬はスイスやカナダにも負けず劣らずと言われる上質な雪も。残りの行きたい国に行ったら、あとはもうひたすら日本旅行を楽しみたいくらいです。

      さて、コモド国立公園周遊プライベートツアーは、オーシャンアカデミーはボート一隻チャーターの金額です(IDR18,000,000/18名まで)

      サラトラベルは、2名だと一人当たりUSD450という料金体系でした。どちらも朝7時くらいに出発し、15時頃に戻ってくるツアーで、行き先は自由です。

      あの方たちの親分!・・・・大親分!!笑
      まぁ確かに、もし私にとってのあのお方の100倍くらいの大きさのがいたら・・・・ムリです。

      ちなみにコモドドラゴンは、一定数見に行かないという方もいるそうです。特に血の匂いに敏感なので、怪我をしている方はコモド島に入らない方が良いとも。実際に近くで見ましたが、すごい迫力、まさに恐竜でした。

      次回のブログが楽しみなような、やめてほしいような、ですか。笑
      ふふふっ、では毎日10記事くらい書きましょうかね。

  2. ルト より:

    Miaさん

    ウォレス線、初めて聞いて調べてみました。
    近いのに生態系が完全に分離してるなんて、不思議ですね。
    コモドドラゴン、、、肉食、獰猛、毒ととても怖い生物なんですね。まさに大親分ですねwでもハラハラします。
    モルディブ、沖縄以外にも、綺麗な海があるなんて、知りませんでした。珊瑚が生き生きしててすごいですね。
    Miaさんのブログは、モルディブ以外もいろんな発見があって本当に面白いです。私も更新楽しみにしてます。

    • Mia Mia より:

      ルトさん、おはようございます。

      ウォレス線、興味深いですよね。
      私は初めて知った時は、一瞬フェイク情報?と思いましたが、本当に存在する線(壁)と知りびっくりしました。

      まさに大親分ですよね。笑
      強力な毒をもっているので、噛まれてしまうと血がとまらなくなるそうです。そのため、コモド国立公園内はレンジャーと一緒でしか入れなく、また血清もちゃんと用意されているとのことでした。

      世界は広いですよね。
      私もインドネシアの珊瑚がこんなに生き生きとしているだなんて、本当に驚きました!

      こちらこそ、いつもありがとうございます(*’ω’*)