デラックスビーチバンガローでの荷解きが終わり、ウェルカムスイーツを食べた後は、バトラーから提案を受けた「フヴァフェンフシツアー」へ行くことにしました。
15時からお願いしたところ、時間ぴったりに待っていてくれた私たちのバトラー。
彼は10年ほど前に、フヴァフェンフシのボートクルーとしてキャリアをスタートし、才能を見出されバトラーに、そして今やバトラーのスーパーバイザーという立場に。
彼は頭が極めて良く、ゲストのことを第一に考えた提案や、私たちのアクティビティ管理もばっちり。話す言葉や内容も非常に丁寧。
話の盛り上げ方が上手だとか、決してそういうタイプではないのですが、とても真面目で親切、物腰柔らかで、とても安心感がある方でした。
夫も相当彼のことが気に入ったようで、万が一彼がフヴァフェンフシ以外のリゾートに行ってしまっても、彼がいるなら行きたいね、とまで言っていました。
別の時に撮った写真ですが、こちらがオーシャンビューのジム。
ワークアウトがはかどりそうな気もしますが、私の場合は海ばかり見ちゃって、結局集中できなそうな気もする・・・。
ジムから少し先にすすむと、スパへ続く桟橋があります。
フヴァフェンフシのスパは2つのタイプがありまして、一つは水上のスパ。
そしてもう一つは、かの有名な・・・・
世界初の水中スパ(Underwater Spa/アンダーウォータースパ)です。
水深約8mに位置するアンダーウォータースパからは、なんとサンゴ礁や魚を見ることができるのです。
施術を受ける時も、体を起こした状態で行ってくれるので、魚を見ながらマッサージを受けられます。
どちらのスパでも施術を受けてきましたが、水中スパが私は特に気に入りました。より詳しい感想は、また次回以降に😊
スパから今度は少し戻りまして、こちらはLonu Veyoという体が浮く塩水プール。
誰でも自由に入ってOKですが、塩分濃度が高いので利用は10分まで、かつ水分をしっかり取るようにと私たちのバトラーが言っていました。
こちらも利用してみたので、詳しい感想はまた今度。
続いては、Lonu Veyoのすぐ隣にある、フヴァフェンフシのアイコンともいえるメインプールです。
風が穏やかな日は、日が沈む頃~サンセットにかけて、このようにプール全体に空が映り込みます。
赤く染まる空とプールも、ばっちり撮れましたので、それもまた今度☺
プールの周りには、ゆったりとしたレイアウトで置かれたデイベッドたち。
いつ来ても、誰もいませんでした。
ちなみにフヴァフェンフシは経営が変わり、今はユニバーサルリゾーツ傘下です。
今やあのミライドゥとは姉妹リゾートで、フヴァフェンフシのおもてなしや従業員スタッフの洗練度なども、全体的に非常に質が高いです。
メインプールの隣には、UMBAR(アンバー)というバー。
デッキ席、半屋外席があり、ここではフヴァフェンフシの特別アフタヌーンティーやとても美味しいスイカジュースを頂きました。
何度も通ったバーなので、こちらもまた追々。
そしてUMBARの地下には、VINUMという地下のワインセラー。
VINUMはモルディブ初の地下ワインセラーで、600種、5000本以上のワインが保管されているそう。
以前いたワインソムリエのイリヤス氏は、クダドゥプライベートアイランドへ行ってしまいましたが、今は別のソムリエがいるそうですよ。
ここでコースディナー&ワインペアリングもできるそう。
こちらは、ボトルを入れると3分で冷やすことのできる機械と言ってた。
ワインは全く飲めないし、こういう機械があるのも知らなかったので、なんだか違う世界に来たみたいでした( ゚Д゚)
地上に戻りまして、UMBARの横にあるのがFogliani’s(フォリアーニ)というレストラン。
ランチのみ空いているレストランですが、ファイヤーオーブンの石窯での焼きピザがもう美味しいのなんのって!!
こちらも詳しくは今後の旅行記で書いていきますが、ピザ生地クリスピー派なら、きっと気に入ると思う。
最近ミライドゥから優秀なシェフを2人呼びよせたそうで、個人的には食事の美味しさは、洋食などはミライドゥと同等。
日本食に限って言えば、ミライドゥ以上に美味しかったです!(ただし、デザートだけは・・・・💦)
そしてFogliani’sの隣には、朝食とディナーがいただけるCELSIUS(セルシウス)
贅沢なことに、屋根がかかった席も、ひんやり気持ちの良いサンドカーペットなのです。
デッキ席もサンドカーペット。
また、パラソルは向きを移動できるタイプで、スタッフが逐一調節してくれるので快適に過ごせます。
さらに少し歩きまして。島の中には、Cardamonというデスティネーションダイニングができるサンケンテーブル。
焼き立てのナン(焼きあがってから1秒!)を初めて食べましたが、言葉を失うほどの美味しさでした。こちらでのデスティネーションダイニングについては、また今度。
大きなスクリーンもあり、映画も見れるそうです。
と、モルディブによくいる小さな鳥が通っていったのですが(↑は別の時に撮った写真)、「あれはディベヒ語で『カンビリ』と言って、モルディブの国鳥です」と教えてくれました。
我が家ではずっと、「あの鳥」で長年呼んでいたので、カンビリという名前が知れて嬉しい!
さて、小道を抜けて、ダイブセンター・FLOATへ向かいます。
ここでフィンやマスクを借りることができ、またSUPやカヤックなどの水上アクティビティもこちらでお願いするようになります。
今回は人生で初めて、SUPに挑戦してみました。が、その話もまた今度。
私たちのバトラーはいつも、さらっと荷物を持ってくれたり、朝食やディナー時のアテンドも、さっと椅子をひいてくれたり、荷物を置く椅子を準備してくれたりと、とてもスマート。
ちなみにフヴァフェンフシは小さな島なので、スタッフの宿舎が一部見えるところがあります。
私は全く気にならなかったのですが、気にする方もいるかもしれないので(?)一応追記。
続いて、「ここはドロップオフへのパッセージがある場所です」と案内されました。
マップで言うと、今いるのがピンク②のパッセージ前。
紫の★が私たちのヴィラで、ヴィラ前にも、もう一つのパッセージピンク①があります。
※シュノーケルスポットは水色線の①と②のみです
オレンジのブイがパッセージの目印。
バトラーは、こちらのパッセージを「Second buoy(二番目のブイ)」、私たちのヴィラ前のパッセージを「First buoy(一番目のブイ)」と呼んでいました。
そして、「セカンドブイから入り、お二人のヴィラ前(ファーストブイ)まで泳ぐのが、カレントに逆らわず行けるので楽です」と。
さらに移動し、
今度はソルトレストラン前にある、パッセージピンク③を案内してくれました。
「一番魚群が多いのは、このレストラン・ソルト前です。そこから右に行くと水上バンガローがあり、そこはサンゴ礁が多いです」
「セカンドブイから入り、カレントに逆らって泳いでもソルトと水上バンガローに行けますが、3日間くらいは風もカレントも強いです。」
「なので、もしソルト前に行くなら、ここから入るのが早いです。ただ、ここにはブロックがあるので、ぶつからないように注意する必要があります」と。
さらに、「4日目から波も風も落ち着く予報なので、明日泳いでみてもし波が強かったら、4日目以降に行く方が楽です」と。
なんと滞在中の天気や風向き、ハイタイドの時間など、データを全て把握していたのですよ!
これはもうお世辞抜きに、案内が完璧です!!!!!!!!
シュノーケリング好きとしては、初日からパッセージ情報だけではなく、波の流れ、風の強さなど・・・これだけの情報をもらえるのは本当に有難い。
これだけでも、なんてゲスト想いなバトラーなのだろう!と感動だったのですが、のちにもっと素晴らしい提案をしてくれました。
と、シュノーケリングの話になってしまいましたが💦戻しまして。
桟橋を歩いた先は、デッキ席が素敵なレストラン・ソルト(ディナー営業)
日本食をアレンジしたお料理が頂けるのですが、驚きのあまりひっくり返るかと思うほど美味しかったです。
ソルトレストランの横には、RAWバーという夕日が見れるバーがあります。海が近くで雰囲気がとても良いです。
さらに横には、ランチを頂けるRAWレストラン。少し高いですが、びっくりするくらい美味しかった・・・
水上バンガロー側に向かいます。
ところで私たちのバトラーの話すテンポは、一方的とかそういうのが一切なく、ちゃんとゲストのペースに合わせ、様子を見ながら話すのがまた高ポイント。
ちゃんと耳を傾けてくれ、適度な間を置いてくれる。
遠くのラグーンに、三角のものが見えました。
あれは何ですか?ときいたら、砂を運ぶポンプを隠すものだそう。機械だと景観を壊すから、これで隠しているみたい。
以前行ったリゾートでは、ビーチに無機質な機械がそのまま置かれているところもありました。
こういったものは仕方のないことですし、どのリゾートも今後は、ブロックやポンプがあるのが当たり前になっていくのかもしれませんね・・・
水上バンガローをぐるっと周った帰り、ちょっとしたサンドバンクがあるのに気が付きました。
ヴィラまで戻ってきました。
フィンなども借りれたし、何よりシュノーケルスポットやルートも知れたし、ツアーをお願いして本当に良かった!!
彼は「今夜は19時~ソルトでのディナーを予約していますね。レストランは少し遠いので、5分前にバギーで迎えにきても良いですか?」と確認してくれました。
後でバギーをお願いしようと思っていたけれど、先回りして提案してくれたのがとっても有難い。
「何かあればいつでもご連絡ください」と言って、私たちのバトラーは去っていきました。
さて、リゾートに着いた日は、私たちにしては珍しくシュノーケリングはせず、プールで遊んだり、海でぷかぷか浮いたりして過ごしました。
シュノーケリングも本当に楽しいけれど、今回はのんびり旅が目的だからね!!と、この時の私たちは思っていたけれど・・・・
フヴァフェンフシのシュノーケリングが楽しくて楽しくて・・・
結局、全身筋肉痛になるほど、泳ぐことになるのです😅
そんなことをまだ知らない私は、今回ビーチヴィラにした最大の目的、ビーチでの砂遊びを楽しみます!
毎日、海の生物を砂で作ると決めているのだ。
初日は、明日シュノーケリングで会えますようにという願いを込め、カメを作りました。
一人でもくもくと砂遊びをする私を見て、最初はただ見ていた夫。「楽しそうだね、頑張ってね」なんて他人事のように見ていたけれど・・・
出来上がった私の作品を撮りながら、「おぉ~!!どこかのご当地キャラ?」と。確かに逆さから見ると、ご当地キャラにいそうなフォルムに見えなくもない・・・・(;´Д`)
「もう少し頭と手を修正した方が、よりカメっぽく見えると思うよ」と、あまりにも自信満々に言うので、任せてみることにしました。
修正された姿(↑)です。確かに、よりカメらしい姿になった!!
ということで、私の砂アート作品・第一弾は「カメ」でした。
いや~、大人になってする砂遊び、思った以上に楽しくてびっくりです。
太陽が低くなっていきます。南側のビーチヴィラは風もなく、とっても静か。
椰子の木とモルディブの空。
夕日がソルトレストランの方へ沈んでいきました。
さて、着いた初日のディナーはソルトを予約してもらっているのですが、迎えにきてくれた私たちのバトラーが、とても素晴らしい提案をしてくれ、急遽違うプランとなりました。
続き→砂浜でタイ料理ディナー
前回→デラックスビーチバンガロー宿泊記
コメント
Miaさん こんにちは。
バトラーさんー、ご主人様の、「彼が別のリゾートに行っても、そのリゾートに行きたい」とおっしゃったその一言でも、わかりますね。
Miaさんご夫妻がスノーケリング好きなのも、把握した上で、ポイントやカレント、タイド、天気予報なども調べた上で、知らせてくれてるのですね。
こちらから、聞かなくても、教えてくれる、スマートな対応ですね。
この後にも、Miaさんご夫妻が、感動する、心に残るおもてなしをしてくださるのでしょう。ステキ。
Miaさんのおっしゃってたお砂遊びは、こういうことだったのですね!
カメさんに見えますよーMiaさんのは小亀かな。かわいいです。
ちょっとだけ、ジョアリビーングのアートレッスンを思い出しました 笑
お写真を、見る限り、見晴らしも良さそうですが、近くに気になるものがないWのようなポツンと系でしょうか?
NBさん、こんにちは。
私たちがシュノーケリングが好きというのも、ヴィラリクエストの際に予約デスクへ伝えたのみだったので、ゲストの好みや情報が全てまとめられ、バトラーへ引き継がれているのだなぁと本当に驚きました。
ひゃっ、カメに見えますか!?嬉しいです!!ありがとうございます⁎ᵕᴗᵕ⁎
確かに、ジョアリビーイングの例のアートレッスンの雰囲気(流れ)を思い出します。笑
やはり夫の方が手先が器用なので、次の日からもちゃっかり手伝ってもらいました。
さて、南側ビーチヴィラからの景色ですが、2.5kmほどの距離に、これから人工島のリゾートが建つらしく、砂が盛られたところが1カ所ありました・・・。
あとは夜になると、遥か遥か遠くに、ほぼ見えないくらいではありますが少しだけ光がぼんやりと見えた気もします。
南側は、今の時点ではほぼポツンと系ですが、南西側には巨大な人工リゾートが建ち、ソルトレストランやオーシャンバンガローの一部からはギラギラの光が見えました。
最近は人工島のリゾート建設も多く、もうこれ以上はやめて~!と勝手ながら思ってしまいます・・・߹ω߹
Mia 様
単なる定番のアイランドガイドツアーと思いきや、滞在の総集編がごとくイベントのハイライトもあって、すでに楽しませていただいてます。
バトラーの素晴らしい対応、これでまだ序章のようですので、楽しみです。
写真はもちろん、情報の整理も大変かと思います。Mia様の無理のないペースでのアップ、引き続き楽しみにしております!
ルト様、こんにちは。
私も同じく、定番のツアーを想像していたので、思った以上のシュノーケリング情報なども知れて、とても有難かったです。
私たちのバトラーと我が家の相性が良かったのもあるかと思いますが、彼のゲスト想い&情報がまとまっている様子は、モルディブ以外のリゾートでもなかなか会えないほどのバトラーだな、と個人的には思いました。
ありがとうございます。
こちらこそ、引き続きよろしくお願いします⁎ᵕᴗᵕ⁎